【ネタバレ注意】とにかくいっぱい!『シュガー・ラッシュ:オンライン』カメオ出演キャラクター
何でもアリのインターネット世界を舞台に、ゲームの世界の住人ヴァネロペとラルフの大冒険を描く『シュガー・ラッシュ:オンライン』。前作『シュガー・ラッシュ』(2013)では、人気ゲームキャラクターたちの友情出演で話題を呼んだ本作ですが、今回はディズニーキャラクターたちが豪華共演。遊び心が詰まった本作のカメオ出演者や映画ネタの一部を作品別にまとめてみました。
ディズニーキャラクターが最も登場するのが、ヴァネロペが劇中で訪れる「OH MY DISNEY.COM」(オー・マイ・ディズニー・ドットコム)です。『アナと雪の女王』の大ヒットソング「レット・イット・ゴー」が鳴り響き、ディズニーキャラが所狭しと動き回るまさに夢の場所ですが、現実でも同名のサイトが存在。英語ですが、こちらもクイズコーナーなど楽しいコンテンツが用意されています。
マーベルキャラクター
まずはベイマックスをはじめ、ディズニー傘下となったマーベルキャラクターたち。サイトに到着したヴァネロペの頭をかすめていくのは、『アベンジャーズ』シリーズでおなじみのアイアンマンです。ユーザーからの質問コーナーでは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のベビー・グルートがユーザーからの質問に答えています。
サイト内の催し物のなかでは、雷神ソーが扱う最強の武器ムジョルニアが展示中。そして何より、サイトを訪れるアバターたちに注目。『ガーディアンズ~』のガモーラなど、さまざまな姿をしたアバターたちのなかに、今年11月に亡くなった、アメコミ界の巨匠スタン・リーさんの姿を見ることができます。
『スター・ウォーズ』キャラクター
「OH MY DISNEY.COM」の空中では、XウィングとTIEファイターがドッグファイトを展開。さらにエントランスには、人気ドロイドのR2-D2が登場。ポップアップ広告違反を犯したヴァネロペを追いかけるのは、警備にあたるストーム・トルーパーたちです。
トルーパーのうちの一人の声を担当しているのは、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でポー・ダメロンをひっ捕らえたトルーパーFN-3181を演じた作曲家マイケル・ジアッキノ。そのほかのトルーパーの声は、監督のリッチ・ムーアを含むスタッフ。また、ディズニープリンセスたちを控室に呼びにくるC-3POの声は、もちろんアンソニー・ダニエルズ本人が演じています。また、ダース・モールの姿をしたアバターにも注目です。
ディズニー/ピクサー映画
「OH MY DISNEY.COM」に到着したヴァネロペは、さっそく『くまのプーさん』のイーヨーに遭遇。さらにエントランスでは、『ウォーリー』の真っ白な最新型ロボット・イヴ、『トイ・ストーリー』のバズ・ライトイヤー、ダンボがユーザーをお出迎え。
きらびやかなエントランスには、ピクサーの電気スタンド・ルクソーJr.をはじめ、『スター・ウォーズ』のデス・スターにミレニアム・ファルコン、『カールじいさんの空飛ぶ家』の家、『アーロと少年』など、さまざまな作品が登場しています。『ファンタジア』のミッキー・マウスも見つけることができますよ!
ヴァネロペがストーム・トルーパーに追われるシーンの背景には、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の展示が。さらに迷い込んだ建物内で彼女は、『ズートピア』のニック、『白雪姫』のグランピー(おこりんぼ)、『ピーター・パン』のティンカー・ベルに『モアナと伝説の海』のヘイヘイに遭遇。このシーンでは、ピーター・パンのシルエットも確認することができます。ちなみに、逃走中のヴァネロペを追うシーンをよく観察していると、建物の壁にピクサー作品でおなじみの番号A113を発見できるかもしれません。
もちろん!ディズニープリンセス
そして何より、奇跡とも言えるカメオ出演が、14人のディズニープリンセスたち。白雪姫にシンデレラ、『アナと雪の女王』のアナとエルサ、『美女と野獣』のベル、『アラジン』のジャスミン、『リトル・マーメイド/人魚姫』のアリエル、『眠れる森の美女』のオーロラ、『ムーラン』のムーラン、『塔の上のラプンツェル』のラプンツェル、『ポカホンタス』のポカホンタス、『モアナと伝説の海』のモアナ、『プリンセスと魔法のキス』のティアナ、『メリダとおそろしの森』のメリダが登場。ヴァネロペと女子会トークを繰り広げる彼女たちは、全員が普段着姿まで披露する大サービス。物語でも大きな役割を果たしていて、カメオ出演に収まらない彼女たちの大活躍にも注目です。
また、劇中でラルフたちが訪れるオークションサイトeBayには、『アラジン』の魔法のランプや『塔の上のラプンツェル』のフライパンが出品されていたり、ディズニー作品以外にも、大人気ゲーム「フォートナイト」が登場したりとイースターエッグが満載。隠し要素を見つけるためにもう一度映画館に行ってみてもいいかもしれませんね!