可憐なのに色っぽい美少女！
この美少女に注目
吉川愛『十二人の死にたい子どもたち』
今後ますますの活躍が期待される若手女優の素顔に迫る本企画。今回は映画『十二人の死にたい子どもたち』で金髪ギャル高校生・マイを演じた吉川愛さんを徹底解剖！ 事前に募集したファンからの質問にもお答えいただきました。
PROFILE プロフィール
生年月日：1999年10月28日
出身地：東京都
身長：162cm
血液型：B型
趣味：音楽鑑賞・映画鑑賞
芸歴：5歳のときのコカ・コーラ「爽健美茶」のCMでデビュー。2006年「対岸の彼女」でドラマ初出演。2009年「メイちゃんの執事」、2012年「リーガル・ハイ」、2013年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」など数々の話題作で活躍する。主な映画出演作に2006年『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』、2007年『さくらん』、2008年『映画 クロサギ』『あの空をおぼえてる』、2012年『映画 ひみつのアッコちゃん』、2013年『ルームメイト』、2018年『虹色デイズ』など。現在はドラマ「初めて恋をした日に読む話」に出演中。
PRIVATE 素顔に迫る一問一答
Q：好きな男性のタイプは？
ちゃんとしている人です。たとえば、すごく細かいことですけど、時間を守るとか。私自身、約束の20分前に着くような人なので……時間に遅れるときに連絡しない人はちょっと苦手です。あとは、ごはんを食べるときにちゃんと「いただきます」と言えるとか。そういう基本的な社会性のある人が好きです。
Q：恋愛しているときはどんな感じ？
このまま普段と全然変わらないと思います。メールとかも、私が送りたいときに送って、相手も送りたいときに送るような。連絡を取ることが義務みたいにならない、いい距離感でやっていきたい派です。
Q：結婚願望は？
あります。するとしたら、20代後半かなぁ。28歳とかにしたいです。でも、周囲からは「のんびりしていると、チャンスを逃すぞ」って、よく言われます（笑）。
Q：どんな性格？
友達からは「サバサバしている」「悩みがなさそう」と言われます。天真爛漫（らんまん）、それが一番の長所なのかなと思います。ある意味、今回『十二人の死にたい子どもたち』で演じたマイちゃんと性格が似ているんです。だから、すごく演じやすかったです。短所は面倒くさがり屋で飽き性なところ。「よし、頑張る！」と言っても、一日坊主です。三日も持ちません（笑）。
Q：美容面で気をつけていることは？
肌荒れしやすいので、洗顔後に導入液を使っています。あと、お風呂上がりには、すぐにクリームを塗るように心がけています。マイちゃん役では、地毛を金髪にするため、1日に4回もブリーチしたんです。美容院に9時間くらいこもって。そうしたら、髪が傷んでしまって、たまに何もしなくても、髪の毛が切れて落ちてくるときがあるんです。だから、今はヘアケアを特に大事にしています。マイちゃん役ではジェルネイルもしていたので、爪のケアもしています。「ダメージを戻すぞ！」が今の目標です。
Q：休日の過ごし方は？
最近だと、家にいるときはゲームをするか、犬とのんびり過ごすかです。犬はミニチュア・ピンシャーとトイプードルの2匹を飼っていて、散歩は必ずします。外出するときは、映画館で1日3本、ひとりで映画を観たり、カフェに行ったり、パン屋さんめぐりをしたりしています。
Q：芸能界の友達では誰と仲がいい？
同じ事務所の桜田ひよりちゃんとすごく仲良しです。事務所でレッスンがあった後は、一緒にごはんやカフェに行ったりしています。
Q：好きな映画は？
『バーレスク』が大好きです。クリスティーナ・アギレラが主演のミュージカル映画なんですけど、劇中「クリスチャン ルブタン」のヒールの靴が出てくるんです。それで初めてルブタンの存在を知って、すごく憧れました。自分では、まだルブタンの靴は持っていなくて、ハタチになったときに、ぜったいに履くぞ！ って決めています。靴の前に、この間、初めてルブタンのコスメでリップを買って。すっごくドキドキしながら使っています。容器がすごく可愛くて素敵なんです。
Q：好きなアーティストや俳優は？
セレーナ・ゴメスが大好きです！ たぶん、この世の中で一番好きな人です。もうこれ、熱く語り出すと止まらないので、ちょっと自分を抑えたいんですけど……（笑）。名前も好きですし、歌も好きですし、声のハスキーな感じも好きですし、顔もすごく可愛くて。もう見ているだけで幸せです。いつか会いたいです。男性だと、ジェイソン・ステイサムが好きです。『トランスポーター』と『ワイルド・スピード』シリーズを観て、好きになっちゃいました。声もいいですし、ルックスもかっこいい！
INTERVIEW インタビュー
Q：芸能界に入ったきっかけを教えてください。
NHK（Eテレ、旧：教育テレビ）の「いないいないばあっ！」という幼児向けの教養番組で、テントウムシとかの衣装を着た小さい子たちが出てくるんです。母があの衣装を私に着せたい！ と思って、芸能界に入れたのが最初です。
Q：これまでの出演作の中で、転機となった作品や、特に心に残っている作品を挙げるとしたら？
たくさんありすぎて、ひとことでは言えないんですけど……。最近では『虹色デイズ』だと思います。恋愛映画は初めてだったんですが、ずっと出演してみたかったんです。それまではクールな役が多かったのに、『虹色デイズ』では、おとなしくて、ちょっと天然な女のコの役、しかもヒロインを経験することができたので、すごく嬉しかったですね。
Q：『十二人の死にたい子どもたち』への出演はどうやって決まりましたか？ また、決まったときの心境は？
私はオーディションで決まりました。いくつかの役のオーディションを受けたのですが、マイちゃん役をやることが多かったので、私にはマイちゃんが向いているのかな？ と思いながら、演じていました。決まったときは、ものすごく嬉しかったです！ 堤幸彦監督の作品に出られる！ ということも、金髪ギャルという役の設定も嬉しかった。ずっと金髪にしてみたかったんです。私の中で、マイちゃんはすごく好きな女のコだったので、彼女を演じられることが嬉しくて。いろいろなことで喜んでいました。
Q：実際に金髪になった自分を見たときの感想はいかがでしたか？
最初に鏡を見たとき「誰!?」って思いました（笑）。金髪にして、カラコン入れて、つけまつげをつけて、水色のアイシャドウをガンガンに入れていたので。撮影中も「私じゃない！」って思いながらモニターを見ていました。人って、ヘアメイクでこんなに変われるんだなと、楽しくてウキウキして。こんな経験ができて、すごく幸せだなぁと思っていました。
Q：マイを演じる上で、心がけたことはありますか？
堤監督に「マイちゃんは明るい女のコですよね」っていう話をしたとき、監督から「確かに他のみんなより明るいし、場を和ませるようなキャラクターだけど、一方で、観客が感じるような疑問をちゃんと口に出して、物語を進行させていく女のコだよ。大事な役割だから、しっかりやってね」って言われたんです。だから、私はそこを重視して演じていました。
Q：【読者質問】新田真剣佑さんとは「マイナビウェディング」のCMで夫婦役で共演されていますが、全く違う形での共演について、二人で何か話しましたか？
「なんか、この間まで夫婦だったのに、面白いね」「まさか死にたい人たちの集いの場で会うとは思わなかったよね」という話をしました。全然違う状況じゃないか！ って（笑）。
Q：【読者質問】キャスト全員が平成生まれ。平成最後に今回の共演者で一番刺激を受けた人は誰ですか？
同じ事務所の杉咲花さんにすごく刺激を受けました。他の共演者の方もみんな本当にすごいんです。控室ではゲームしたり、おやつを一緒に食べたりして、ワチャワチャしているのに、いったんセットに入ると「よーい、スタート！」の声がかかる前から一気にスイッチが入って。でも杉咲さんは、役づくりのため、現場ではあえてみんなと話さないようにしていて。そんな姿にドキッとさせられるものがあって、言葉では表せない衝撃を受けました。演技に関しても大先輩ですし、すごい方だな、さすがだなと思いました。
Q：今後、どういう女優になっていきたいですか？
私の憧れの女優さんは、二階堂ふみさんです。どんな役を演じても、その役にハマっていると思いますし、しかも二階堂さんらしさが出ている。だから私も、どの役をやっても「役にハマっているし、愛ちゃんらしさもあるね」と言われるような演技ができるように頑張ろうと思っています。
取材：石塚圭子 撮影：高野広美
MOVIE INFO インフォメーション
『十二人の死にたい子どもたち』
「天地明察」などの作家・冲方丁のサスペンスを、『トリック』シリーズなどの堤幸彦監督が映画化。集団安楽死をするため廃病院に集まった12人の少年少女が、死体を見つけたことで疑心暗鬼に陥る。キャストは『湯を沸かすほどの熱い愛』などの杉咲花、『OVER DRIVE』に出演した新田真剣佑と北村匠海、『プリンシパル～恋する私はヒロインですか？～』で共演した高杉真宙と黒島結菜ら。
(C) 2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会
映画『十二人の死にたい子どもたち』は公開中
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