「ウォーキング・デッド」シーズン9後半はどうなる!?
いよいよ2月11日にシーズン9後半の放送がスタート! 前半の最終話で、新たな敵“囁く者(ささやくもの※原作ではウィスパラーズ)”が、歩く死者たちの皮を被った人間たちだという、驚愕の事実が判明。彼らは何をしようとしているのか? いきなり緊迫感が高まるシーズン後半は、きっとこうなる!?(平沢薫)
※ご注意 なおこのコンテンツは「ウォーキング・デッド」シーズン9について、ネタバレが含まれる内容となります。ご注意ください。
放送開始直前の今、シーズン後半の予告編も公開され、“囁く者”たちの姿がはっきり見えてきた。彼らのリーダーの娘の姿もチラッと登場している。
この“囁く者”たちは、すでに前半の最終話でいきなりジーザス(トム・ペイン)を殺している。そんな凶暴な彼らにミショーン(ダナイ・グリラ)たちはどう立ち向かうのか。シーズン9後半の出来事を予測してみた。
1.ニーガンが何かをする!?
シーズン前半の最終話で、シリーズ最大の敵ニーガン(ジェフリー・ディーン・モーガン)に急展開。何と、ニーガンが閉じ込められていた牢から外に出た! それも誰かに解放されたのではなく、ゲイブリエル神父(セス・ギリアム)が恋人ロジータ(クリスチャン・セラトス)の負傷の知らせに動転して牢の鍵をかけ忘れたから。
しかも今は、牢のあるアレクサンドリアのリーダー、ミショーンは、ヒルトップに行っていて不在。ここでニーガンが何もしないわけがない。果たして彼は何をするのか!? その動きから目が離せない。
2.ヘンリーが重要な役目を果たす!?
シーズン前半には、キャロル(メリッサ・マクブライド)とエゼキエル(カリー・ペイトン)が育てた息子ヘンリー(マット・リンツ)の性格や思いが描かれるシーンがたっぷりあった。また、彼のイーニッド(ケイトリン・ネイコン)へのほのかな片思いが失恋に終わるという描写もあった。これらはきっと、これから彼がドラマの中で重要な役割を果たすための前振りなはず。
原作コミックでは、新たな敵“囁く者”の一員とリック(アンドリュー・リンカーン)の息子カール(チャンドラー・リッグス)の間にある出来事が起きるけど、TVシリーズではカールが死去しているので、カールの代わりにヘンリーがこの役目をするんじゃないかという噂も。
3.王国で何かが起こる!?
前エピソードで、キャロルが息子ヘンリーをヒルトップに送ってきた後、彼女が王国に戻るときに、女性兵士ダイアン(ケリー・ケイヒル)が「私も帰る」と言って一緒に帰ったのが気になるところ。
ダイアンは、元は王国の兵士で、今でも武具を身に付けている根っからの兵士。今はヒルトップの見張りをしていたのに、彼女が帰るってことは、王国で何かの戦闘が起こる予感が!? 考えすぎかもしれないけど……。
4. ミショーンの考え方が変わる!?
シーズン前半のミショーンの信念は「自分の身は自分で守る」。自分がリーダーとなったアレクサンドリアを守ることに必死。ヒルトップのリーダー、ジーザスが各コミュニティーの合同会議を提案したときも、彼女はそれに応じなかった。外部から来た人々も各コミュニティーに受け入れず、ヒルトップに連れて行ったほど。
しかし、新たな敵“囁く者”が出現したことで、コミュニティー同士の協力が必要になるかも!? ミショーンの考え方が変わって、この世界が少し変わるかも!?
5.開始前に、シーズン後半の新たな登場人物を予習!
すでにシーズン後半の新キャラとキャストは発表済み。ここでもう一度、おさらいしておこう。
まず、重要キャラは、“囁く者”の冷酷な女性リーダー、アルファ。彼女を演じるのは英国女優サマンサ・モートン。彼女は『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)でも、魔法使い撲滅を主張し、養子クリーデンスを虐待するコワい母親メアリー・ルー・ベアボーンを演じていた。
この女性リーダーの娘リディアも登場。彼女はまだ10代で、生まれたときから母親の言う通りに行動させられている。演じるのはTVドラマ「オザークへようこそ」や映画『Love, サイモン 17歳の告白』(2018)のキャサディ・マクリンシー。原作コミックでは重要な役割を果たすけど、TVのストーリーはコミック通りではないので、観てみないと……。
そして、リーダーの右腕、ベータも登場。TVドラマ「サン・オブ・アナーキー」のオピー役、ライアン・ハーストが演じる。
彼らがそんなドラマを繰り広げるのか? この3人の登場で、ドラマの緊迫度が一気にアップするはず!