愛の告白をする前に観ておきたい映画10選
バレンタインデー直前、愛の告白の準備にうってつけの映画を紹介します。映画の中の印象的な告白やロマンチックな演出を参考にして、告白を成功させちゃいましょう！
『恋人たちの予感』（1989）
友達以上恋人未満の男女を描いた恋愛映画。ビリー・クリスタルとメグ・ライアンが、男女の間で友情は成立するのかという、永遠のテーマに向き合います。気づいていないだけで、運命の相手はすぐそばにいるかも？ 長年友達関係だと、告白のタイミングもわからなくなってしまいますよね。やっぱり何かのイベント時って、告白する口実にはうってつけ！ バレンタインデー、ホワイトデー、バースデー、年末年始はポイント。とはいえ善は急げなので、友情が愛に変わったと思ったら即行動あるのみ！
『ワイルド・アット・ハート』（1990）
デヴィッド・リンチ監督がカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞したロードムービー。ニコラス・ケイジが恋人を抱きしめて「ラブ・ミー・テンダー」を歌うシーンが感動的。この歌には彼にとって特別なメッセージが込められているので、歌ってもらった彼女は大喜び。多くは語らず、歌で思いを伝えるのもいいアイデアです。
『トゥルー・ロマンス』（1993）
クエンティン・タランティーノが脚本、トニー・スコットが監督を務め、クリスチャン・スレイターとパトリシア・アークエットが共演したバイオレンスなラブロマンス。出会ってすぐに恋に落ちた2人、でもパトリシア演じるアラバマには後ろめたい隠し事があり……。そんな思いを正直にぶつけ、その上で愛を確かめ合う告白が印象的。どんな事情があろうとも、素直に告白するのが一番。激しく思いをぶつけることで、より恋の炎が激しく盛り上がる！
『ノッティングヒルの恋人』（1999）
ハリウッドの有名女優とノッティングヒルに住む普通の青年との恋を描いたラブストーリー。住む世界の違う2人の恋愛は、逆シンデレラストーリー的な作品。ジュリア・ロバーツふんするハリウッドスターが、ヒュー・グラントふんするしがない本屋の定員に愛を告白するシーンは感動的（しかも本屋の入り口で）。
『初恋のきた道』（1999）
名匠チャン・イーモウ監督が描いた純朴な愛の物語。本作で映画デビューを飾ったチャン・ツィイーのオサゲ姿が究極に初々しい。都会から来た青年に一目ぼれした村娘の、精いっぱいのアピール方法は美味しいご飯を作って待つことだけ。何も言葉で告白するだけが思いを伝える方法じゃない！ 一途に待ち続け、胃袋をつかむ。これも壮大な愛の告白なのです。
『ラブ・アクチュアリー』（2003）
クリスマスにまつわるオムニバス映画。中でも、親友の結婚相手に片思い中の男子が、思い切って告白するシーンは印象的。何も求めず、ただ思いを伝えずにはいられない切ない男心が泣かせる。しかもセリフはなしでプラカードを使っての告白なんて斬新！ ちなみに、愛の告白を受ける女子にふんするのは、キーラ・ナイトレイ。告白された後、キーラがとったある行動は恋愛上級者女子のうまい切り替えし。
『ビッグ・フィッシュ』（2003）
ティム・バートン監督による、父と息子の物語をファンタジックに描いた感動作。父のエドワードが後の妻となるサンドラに一目ぼれし、あの手この手でアプローチする方法がどれもロマンチックでなのですが、極めつけのプロポーズが最高に感動的。彼女の好きな花を大量に用意して告白するという、女子なら一度は経験したい演出で女心をわしづかみにします。しかも花束レベルじゃなく、花畑状態。ここぞというときは、やりすぎくらいが効果的！
『恋愛睡眠のすすめ』（2005）
フランスの鬼才ミシェル・ゴンドリー監督によるファンタジックでロマンチックなラブストーリー。ガエル・ガルシア・ベルナルふんする究極のシャイボーイが、シャルロット・ゲンズブールふんする知的美女に恋をします。ただ、あまりにシャイすぎて、うまく思いを伝えられずもどかしいったら。妄想の中では自由にふるまえるのに……そしていつしか夢と現実がごっちゃになって。ここまでこじらせる前に、思い切って告白してほしい！ 反面教師的な意味も込めて、ある意味勇気をもらえます。
『ステイ・フレンズ』（2011）
ジャスティン・ティンバーレイクとミラ・クニスふんする恋に臆病な2人のラブストーリー。セックスフレンドとして、カジュアルな関係で満足していた2人。でも、内心は映画みたいな恋に憧れるヒロイン。そんな彼女に、ニューヨークにあるグランド・セントラル駅で大勢の人を巻き込んでの壮大なフラッシュ・モブで告白！ ロマンチックなサプライズは、告白の鉄板。
『恋は雨上がりのように』（2018）
ケガで陸上の夢を絶たれた女子高生が、小説家になる夢をあきらめたファミレス店長に恋をする物語。17歳のどストレートな告白がまぶしい。世間体も気にせず、好きな気持ちを真っすぐ伝えるヒロイン。ある意味告白には、無鉄砲さが必要なのかも。若さって素晴らしい！
告白に絶対成功する方法はありませんが、いろんな告白例を参考に準備を整えたなら、いざ勝負へ。ハッピー・バレンタイン！