祝・主演男優賞!ラミ・マレック出演作9選
第91回アカデミー賞で見事主演男優賞に輝いたラミ・マレック。『ボヘミアン・ラプソディ』でのフレディ・マーキュリー役は印象的ですが、ほかにどんな作品に出演していたの? と気になる人も多いはず。そこで、『ボヘミアン・ラプソディ』以外のラミ出演作を紹介します!
『ナイト ミュージアム』シリーズ (2006、2009、2014)
ベン・スティラー主演の人気シリーズ。第91回アカデミー賞主演男優賞受賞スピーチで「僕はエジプト系アメリカ人!」と高らかに言ったラミが演じたのは古代エジプトの王子役。知性あふれるカリスマ性のある役どころでシリーズ3作品すべてに出演しています。
「ザ・パシフィック」(2010)
トム・ハンクスとスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、太平洋戦争で戦う海兵隊の姿を追ったテレビシリーズ。ちょい役で出演したラミは、メリエル・“スナフ”・シェルトン1等兵役で、死体から金歯を抜くようなちょっと過激な役どころ。ちなみに、ラミ役のニックネーム“スナフ”は“殺す”のスラングです。
『幸せの教室』(2011)
トム・ハンクスとジュリア・ロバーツ共演のヒューマンドラマ。リストラに遭った中年男性が、心機一転するため大学に通い、そこで出会った女性教師と心を通わせていく物語。ラミはジュリアが教えるスピーチクラスの生徒の一人として出演しています。ノリのいい学生として、カワイイ笑顔を見せています。
『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2』(2012)
クリステン・スチュワートとロバート・パティンソンが禁断の恋に落ちる人間とヴァンパイアにふんするラブストーリー。ラミはヴァンパイア同士の最終決戦で主人公たちの仲間となるエジプト系のヴァンパイア役。ラミといえば大きなブルーアイがトレードマークですが、このときはヴァンパイア役なので瞳が赤く、いつにも増してミステリアスでセクシー。
『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2』作品情報
『ザ・マスター』(2012)
フィリップ・シーモア・ホフマンふんする新興宗教の教祖(マスター)とホアキン・フェニックスふんする人生に迷う元兵士との絡み合いがなんとも濃いポール・トーマス・アンダーソン監督の一作。ラミはホフマンとエイミー・アダムス演じる夫妻の義息子役。予告編にもちらっと出ています。
『ニード・フォー・スピード』(2014)
『ネイビーシールズ』 で 編集、監督、製作総指揮を務めたスコット・ウォー監督が同名人気ゲームソフトを実写映画化。スピーディーでお洒落なスーパーカーが駆け巡るカーアクション作品。ちょい役のラミは、修理工場で働くひょうきんなスタッフを演じています。
「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」シリーズ(2015~2017)
ラミ初主演作となるテレビシリーズで、シーズン3まで放映されています。自ら製作メンバーにも加わっている意欲作。昼はサイバーセキュリティ会社のエンジニアで夜はハッカーの主人公が、恐ろしい陰謀に巻き込まれていくサイバー・サスペンス。社会不安障害を患っている役どころで、フードを被って頭の中の誰かとブツブツしゃべるなど怪しい雰囲気。
『バスターの壊れた心』(2016)
日本の劇場未公開作品。生活に苦労しながらも、妻子とともにつつましく暮らす男が、ある奇妙な男との出会いを機に、精神を崩壊していくサスペンス。ラミ演じる主人公のバスターが精神を病み、髪もひげも伸ばし放題で放浪する姿が強烈。何も語らずうつろな目だけで壊れた心を表現する姿は、のちのアカデミー賞主演男優賞も納得の名演。
『パピヨン』(2017)
スティーヴ・マックィーンとダスティン・ホフマンの同名作をリメイク。チャーリー・ハナムがパピヨンにふんし、ラミはオリジナル版でホフマンが演じたドガ役。全米ではすでに公開済ですが、日本では6月21日に公開が決定! アカデミー賞受賞後、日本で始めて公開されるラミ出演作ということで、注目が集まっています。
このほかにも、現在『007』シリーズ25作目の悪役として最終交渉段階に入っていると報じられているラミ。オスカーを受賞したことで一気に注目度が増し、役者としてさらに大きな舞台へと羽ばたいていくのでしょう。目が離せません!