エイプリルフールに要注意!嘘が衝撃的な映画8選
4月1日のエイプリルフールといえば、嘘をついても許される日ですが、嘘の種類もいろいろです。映画の中で描かれる衝撃的な嘘の数々を紹介します。
『鈴木家の嘘』(2018)
長男が死んだショックで記憶をなくした母のために、家族が一つの嘘をつく。母親を原日出子が演じ、その家族に岸部一徳、加瀬亮、大森南朋らがふんする。優しさと後悔と希望がある嘘に涙するヒューマンドラマ。
『5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生』(2017)
1人の青年が、夢をかなえるために奮闘する姿を描いたドイツ映画。ほとんど視力がないことを隠して、夢の5つ星ホテルで働く主人公。そんな嘘あり? とツッコミたくなるが、まさかの実話を基にした作品。嘘も方便とはこのことで、困難にぶつかっても諦めず、ただただ一生懸命生きる姿が印象的!
『カラスの親指』(2012)
阿部寛と村上ショージふんする詐欺師コンビのそう快エンターテインメント。最初から最後まで詐欺師ならではの嘘が盛りだくさん。ラスト20分ですべての嘘が明かされる、嘘だらけの一品。嘘尽くしにもかかわらず、ラストにはほろりと泣けて晴れやかな気分になれる。
『天才作家の妻 40年目の真実』(2017)
偉大な作家とその妻の物語。ノーベル文学賞を受賞するほど評価の高い夫だが、妻との間に大きな秘密を抱えており、その世間を欺く「嘘」が次第に夫婦を追いつめていく。妻役のグレン・クローズが、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされるほどの名演を見せる。こんな妻がいたら、頭が上がりません!
『ワイルドシングス』(1998)
女子高生レイプ事件の謎を追う、ケヴィン・ベーコン主演のサスペンス・ミステリー。マット・ディロンふんする高校教師が、デニース・リチャーズふんする教え子にレイプされたと嘘の訴えを起こされます。かわいさ余って憎さ百倍でついた嘘ですが、こんな嘘は絶対NG! といっても、この作品の嘘はこんなもんじゃ終わらないので、嘘の応酬に要注目。
『光をくれた人』(2016)
マイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィキャンデルが、夫婦を演じる。灯台守をしている彼らのもとに、海からボートで流れ着いた赤ん坊をひそかに自分たちの子として育てる。度重なる流産を経験し、心から子供を欲する妻の願いをかなえるため、いけないことと知りつつも決断した夫婦の葛藤。その嘘は子供への愛に満ちた優しい嘘だが、切なく悲しい。
『ゴーン・ガール』(2014)
鬼才デヴィッド・フィンチャー監督、ベン・アフレック主演のサスペンス・スリラー。結婚5周年の記念日に突然妻が失踪し、そこから不倫や妻の殺害容疑など、幸せに見えた夫婦の嘘が次々と明るみに出る。夫婦の間の小さな嘘が、世間を巻き込んだ大きな事件に発展してしまう恐怖が描かれる。
『嘘を愛する女』(2018)
長澤まさみと高橋一生共演のラブストーリー。5年同棲した恋人が、名前も職業も全て嘘だったことがわかる。彼の素性を知るために、探偵を雇い調べ始めるヒロイン。彼の本当の姿を知ったとき、一緒に暮らしていた彼への思いはどうなるのか。今信じている人が、もしも嘘をついていたら……と考えさせられる一作。
嘘にはいろいろな種類がありますが、エイプリルフールには、皆がハッピーになるような嘘がつけたらいいですね!