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守ってあげたくなる美少女!

この美少女に注目

大原優乃『4月の君、スピカ。』

今後ますますの活躍が期待される若手女優の素顔に迫る本企画。今回は映画『4月の君、スピカ。』でヒロイン・星(福原遥)のクラスメイト・立花楓を演じた大原優乃さんを徹底解剖! 事前に募集したファンからの質問にもお答えいただきました。

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大原優乃

PROFILE プロフィール

profile

生年月日:1999年10月8日
出身地:鹿児島県
身長:154cm
趣味:洋服を買うこと。友達と会うこと。

芸歴:NHK教育番組「天才てれびくんMAX」の番組内オーディションに応募し、見事に合格。2009年、番組内で結成された5人組ダンス&ボーカルユニット「Dream5」でCDデビュー。2014年にアニメ「妖怪ウォッチ」のエンディングテーマ「ようかい体操第一」が大ヒットしブレイク。グループの活動終了後は雑誌「LOVE berry」の専属モデルとして活躍。17歳でグラビアデビューし、再ブレイクを果たした。2018年はドラマ「99.9-刑事専門弁護士- SEASON II」に出演し、今年は『4月の君、スピカ。』のほか映画『お前ら全員めんどくさい!』やドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」と出演作が続いている。

PRIVATE 素顔に迫る一問一答

大原優乃

Q:自分ではどんな性格だと思う?

雑誌の表紙やバラエティーなどでは笑顔が多いので、元気な子というイメージと言われますが、静かにのんびり過ごしたいタイプです。同世代の人に一番、人見知りをしてしまうので、現場でもひっそりしていることが多いです。でも一人で座っているとき、話しかけてもらえると嬉しくてホッとします。

Q:休日は何してる?

寝るのが大好きなので、休日はアラームをかけずに自然と起きるまで寝ていて、起きたら友達に連絡をして、ご飯を食べに行き、映画を観に行ったり。まったりお話をして帰ってくる、という過ごし方をしています。時間に縛られない生活は、1日でもすごくリセットできていいですよ!

大原優乃

Q:好きな男性のタイプは?

私は優柔不断なところがあるので、いろんなことを決めてくれる方がステキだなと思います。一緒に楽しいことを共有できる人がいいです。映画の中の元気な泰陽(佐藤大樹)と物静かな深月(鈴木仁)なら? うーん、私は落ち着ける深月派かなぁ。

Q:どんな恋愛に憧れる?

私がアウトドアとインドア、半々な人間なので、お出かけするときは思い切りはしゃいで、普段は一緒にまったりできるような、そんな関係に憧れます。

Q:好きな人ができると、どうなる?

今まで告白したことがないんです。気持ちは伝えたいけれど、やっぱり伝えられずに、もどかしい感じになってしまうと思います。逆に誰かから告白されると?……割と私は直感型なので、告白されて相手を好きになる可能性は低いかもしれません。

大原優乃

Q:結婚願望は?

あります! いくつで結婚したいというのはないのですが、それよりも自分の子供が欲しいんです。それが一つ、人生においての目標でもあって。私、弟が大好きで(笑)、弟みたいな子供が欲しいなと。昔から将来の夢はダンスの先生か、幼稚園の先生でした。それくらい小さな子が大好きです。

Q:【読者質問】オススメの面白い本があったら教えてください。

オススメは有川浩さんの「阪急電車」。それまで私はガッと長編を読みたい派で、短編小説は苦手意識があったのですが、一つ一つのエピソードがリンクしていくのが、電車がぐるっと回っていく感じとリンクして、私の小説のイメージを壊されたんです。この本を機に、有川浩さんの作品をすべて読破しました!

大原優乃

Q:人生最大の失敗は?

パスポートを捨てちゃったことです。お仕事で台湾から直接、宮古島に行ったのですが、ホテルで使い終えた航空チケットを捨てたんです。海外の航空チケットって、頑丈に一つにまとまっていますよね。そうしたら、その中にパスポートも入っていて。私は未成年なので、作り直すには親の印鑑が必要で、またお母さんに鹿児島から来てもらわないとならず、こっぴどく叱られました(笑)

Q:好きな映画は?

泣ける映画がすごく好きなのですが、最近はワンダー 君は太陽という映画を観て、嗚咽するくらい泣きました。主人公の男の子の物語を描いているかと思ったら、お母さんやお姉ちゃんなど家族の目線でも描かれていて、私も弟も幼いころ体が弱かったので、すごく共感できました。見終えてすぐ、お母さんやマネージャーさんに「観て」と拡散しました。すごく勇気づけられる映画ですよ!

大原優乃

Q:好きなアーティストや俳優・女優は?

きのこ帝国さんがすごく好きで、ライブにも行かせていただいています。きのこ帝国のファンの方々って、みなさんノリ方がおしゃれなんです。目をつぶって、ゆらゆらしている感じで、音楽に浸って。音楽好きで、バンド好きなのですが、小田和正さんのライブに行くことを目標にしています! 好きな女優さんは、土屋太鳳さん。土屋さんもダンスをずっとされてきていて、お仕事でそのダンスも生かされている姿を見て、そういう輝き方があるんだと心が惹かれました。また、言葉一つ一つが温かくて、土屋さんの記事を読むだけで、温かさが文字からも伝わってくるので、すごいな、ステキな方だなって思っています。

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INTERVIEW インタビュー

大原優乃

Q:芸能界入りのきっかけや経緯を教えてください。

ダンスと歌が好きな子を募集していたNHKの「天才てれびくんMAX」のオーディションに応募したのがきっかけです。本当は弟が自分で応募しようとしたのですが、年齢制限に達していなくて、代わりに私が応募することになって。受かったときは、弟が「僕のおかげだよ」って言っていました(笑)。もともとキラキラしたてれび戦士に憧れていて、単純にてれび戦士に会いたい一心でオーディションを頑張りました! この世界に入ってから、少しずつ責任が芽生えてきて、お仕事としてやっていきたいな、という気持ちに変化していきました。

Q:Dream5の活動が終了してからは、どんなことを思い、何を目指そうとしましたか?

8年間、ダンスのことしか考えていなくて、ダンス一本でやっていくつもりだったので、「これから私、どうなるんだろう」と、すごく不安でした。そのとき、お芝居という道もあると事務所の方に言われたのですが、私には無理ですと答えたくらい、自信がなくて。まだ高校生で鹿児島にいたのですが、ここで何かに挑戦しないと人生が終わっちゃうなと思って。お話をいただいていた、グラビアのお仕事を引き受ける覚悟を決めました。こういう性格なので、マネージャーさんが本当に心配してくれて、「本当にグラビアできるの?」とすごく気持ちを丁寧に確認してくださったおかげもあって、思い切ってできるようになりました。

大原優乃

Q:そして今は、女優という仕事に挑戦しています。どのような流れで女優に挑戦する自信が芽生えたのですか?

グラビアを撮っていただいているうちに、これもある種、演じることとリンクするんじゃないかと思えてきて。例えば着ている衣装やシチュエーションを考えて表情やポーズを決めることと、演じることがリンクしているなと。「笑顔」というワードだけでも、楽しい笑顔や寂しい笑顔、いろいろあるなと考えるうちにお芝居も楽しそうだなと思えるようになっていったんです。そのタイミングで、ありがたくお話をいただいたので、挑戦させていただきました。

Q:女優活動が活発化していますが、心掛けていることはありますか?

当たり前のことですが、初心を忘れずに、感謝は思うだけでなく伝えるということを心掛けています。役者のお仕事は、やっていくほど楽しくなってきて、でも悔しくもなってきて、もっとやりたいと思うようになりました。これまでの活動すべてが無駄になっていないと思えるのも、演じるお仕事をしていて嬉しいことです。

大原優乃

Q:今回演じた立花楓と似ているところはありますか?

楓はすごくツンツンしているのですが、それもきっと自信がない子なんだろうなと思うんです。常に集団行動をしていたり、人に嫌味を言う子って、結局は自信がないから、そういうことを言っちゃうのかなと。自信がないという点は似ているかもしれないなと思います。

Q:「3年A組」でも共演された福原遥さん、鈴木仁さんや、佐藤大樹さんとの印象的な撮影エピソードはありますか?

休憩中に遥ちゃんが持ってきてくれたトランプで、みんなで遊んで楽しかった覚えがあります。夢中で遊んでいると名前を呼ばれ、「あ、出番が来ちゃった、私も行かなきゃ」みたいな感じで(笑)。あと、私が演じた楓は原作にないオリジナルキャラクターでしたが、主要キャストの4人は原作にあるキャラクターなので、しぐさや声や表情なども含めて、原作をとても大切に愛して演じているんだなというのが伝わってきて、印象に残っています。そういう環境の中、私もそこにいられたのが、すごくありがたく、嬉しかったです。

大原優乃

Q:【読者質問】劇中のような三角関係に巻き込まれたら、優乃ちゃんだったらどうしますか?

どうしましょう……。そんな経験がないので、かなり考えちゃいそうです。でも、男女を超えた友情はステキだなと思うので、どんなシチュエーションになっても、逃げずに向き合えたらいいなと思います。

Q:今後の目標は? どうなっていきたいですか?

お仕事では、よりお芝居を追求していけるように頑張りたいです。でもお仕事をして、忙しい生活をしていると、誰かの気持ちに合わせたり、その空気に合わせたりして、自分がなくなっていってしまうこともあると思うんです。そんなふうに自分が失われていくのは寂しいので、まずは根本的に人間らしく、感謝を忘れず、人間味のある人でいたいと思っています。

取材:折田千鶴子 撮影:奥山智明

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MOVIE INFO インフォメーション

『4月の君、スピカ。』

4月の君、スピカ。

杉山美和子のコミックを実写映画化した青春ラブストーリー。周囲になじめないヒロインが美少年と秀才に誘われて天文部に入る。主人公の女子高校生と秀才の男子高校生を演じるのは、声優としても活動している福原遥と『センセイ君主』などの佐藤大樹。長野県千曲市でロケを行い、『NANA』シリーズや『黒執事』などの大谷健太郎がメガホンを取った。

(C) 2019杉山美和子・小学館/「4月の君、スピカ。」製作委員会

映画『4月の君、スピカ。』は4月5日より新宿ピカデリー、イオンシネマほか全国公開

Twitter:@kimispi_movie Instagram:kimispi_movie 

公式サイトはコチラ>

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