実写版『アラジン』キャストはこの人たち!
今週のクローズアップ
ディズニーが手掛ける実写版『アラジン』が6月7日より、ついに日本公開。今週のクローズアップでは、気になる本作のメインキャストたちを紹介します!(編集部・中山雄一朗)
ほぼ無名だけど、アラジン役に大抜てき!
アラジン役:メナ・マスード
主人公アラジン役に抜てきされたのは、エジプト生まれのカナダ育ちという新鋭メナ・マスード。これまでの主な経歴といえば、Amazonのテレビドラマ「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」に主人公の同僚役で出演していたくらいで、ほぼ無名といえます。
とはいえ、一時は大規模なオーディションを行うも、アラジンにピッタリな俳優が見つからず、キャスティングが難航していると伝えられていた中、見事アラジン役を射止めた逸材! 誰もが知るアラジンというキャラクターをどのように演じてくれるのか楽しみです。
いま最もブレイクが期待!ディズニー出身の美女
ジャスミン役:ナオミ・スコット
ヒロイン、ジャスミン役のナオミ・スコットは1993年生まれ、イギリス出身。インド人の母を持つ、エキゾチックでキュートな26歳です。2011年にディズニー・チャンネルのオリジナルムービー「レモネード・マウス」に出演したほか、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮のSFドラマ「Terra Nova ~未来創世記」では主人公の娘マディを演じました。
2017年に公開された映画『パワーレンジャー』ではピンク・レンジャーを演じ、注目を浴びたナオミ。本作に続き、リブート版『チャーリーズ・エンジェル』のメインキャストにも抜てきされ、いま最もブレイクが期待されるハリウッド女優の一人といえるでしょう。
歌手としても活動し、その歌唱力は「レモネード・マウス」でも披露済み。本作ではオリジナルのアニメ版にはなかったジャスミンのソロ曲もあるとのことで、ナオミの魅力が存分に発揮されそう。ちなみにプライベートでは、すでにサッカー選手のジョーダン・スペンスと結婚しています。
青いウィル・スミス!衝撃ビジュアルが話題
ジーニー役:ウィル・スミス
ランプの魔人ジーニーを演じるのは、ハリウッドを代表するスター、ウィル・スミス。ウィルふんするジーニーのビジュアルが初公開された際には、ジーニーのトレードマークである髪型やヒゲを再現しているものの、ほぼウィル本人のままな姿が話題に。
ウィルは「大丈夫、オレは青くなるよ! これはジーニーが人間に変装したときだ。オレのキャラクターはほとんどCGIになる」とInstagramで予告していましたが、その後、予告編で青くなったウィルふんするジーニーの姿がお披露目されると、今度は「青いウィル・スミスだ」と話題になりました。
でも予告編を観る限り、愉快なジーニーとウィルのキャラクターはマッチしていえるといえそう。ウィルが演じることで、実写ならではのエッセンスを加えてくれそうですね。
ジャファー役はオランダ出身の実力派!
ジャファー役:マーワン・ケンザリ
悪役ジャファー役は、オランダ人俳優のマーワン・ケンザリ。2013年にオランダ映画『ウルフ(原題) / Wolf』(日本未公開)で注目され、ハリウッドに進出。『オリエント急行殺人事件』(2017)、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(2017)などにも出演し、キャリアを積んできました。
そのほかの出演作『アウトバーン』(2016)、『セブン・シスターズ』(2016)、『THE PROMISE/君への誓い』(2016)、リメイク版『ベン・ハー』(2016)でも脇役ながら、存在感を放っていたマーワン。実話を基に、一か八かのスパイ活動に身を投じるエジプト政府高官の姿を描いたNetflixの『コードネーム エンジェル』(2018)では主演を務めました。
2014年にはベルリン国際映画祭でシューティング・スター賞を獲得。同賞は将来有望なヨーロッパの若手俳優に与えられるもので、過去にはダニエル・クレイグ、レイチェル・ワイズら、のちに世界で活躍する数々のスターが受賞。そんな実力派のマーワンが演じる悪役ジャファーに期待したいところです。