スター・ウォーズにアナ雪2!下半期の注目洋画10本先取り
今週のクローズアップ
気がつけば、2019年も残り半分。平成から令和へと移り変わった上半期は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』や『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』といった洋画がてんこ盛りでしたが、下半期もその勢いは止まりません。ここでは、7月から12月にかけて日本公開される注目の洋画10本を先取りしちゃいます!(編集部・倉本拓弥)
キアヌ・リーヴスが声優参加!ウッディとバズの冒険再び
『トイ・ストーリー4』7月12日全国公開
『トイ・ストーリー3』(2010)以来となる新作では、幼い女の子ボニーのおもちゃになったウッディたちが、新たな冒険に繰り出します。手づくりおもちゃフォーキーや、おしゃべり好きなぬいぐるみコンビ・ダッキー&バニーといった新キャラクターが続々登場する中、注目なのがスタントマンのおもちゃ“デューク・カブーン”。おもちゃらしからぬダンディーな声を当てたのは、『マトリックス』でお馴染みのキアヌ・リーヴス! トム・ハンクスやティム・アレンらベテランキャストと共に、キアヌの声優っぷりにも期待が高まります!
混ぜるな危険!ロック様とステイサムが暴れまくり
『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』8月2日全国公開
『ワイルド・スピード』シリーズ新作は、元FBI捜査官のルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)と暗殺者デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)の二人がメインキャラクターに。予告編だけでも、鍛え抜かれた体を惜しみなく披露する肉弾戦や、シリーズ作品には欠かせないカーアクションなど盛りだくさん。しかも、本作の敵は「黒のスーパーマン」と豪語する超人(イドリス・エルバ)だから驚き! ホブス&ショウという水と油の異色コンビが織りなす、新たな『ワイルド・スピード』に注目です。
ティモンとプンバァが超リアル!
『ライオン・キング』8月9日全国公開
ディズニーの名作アニメーションが、最先端のCG技術によって“超実写化”。すでにモフモフとしたシンバが可愛いと話題になっていますが、忘れちゃいけないのがミーアキャットとイボイノシシの名コンビ、ティモンとプンバァ。予告編の最後にチラッと登場した二人は、実写になっても陽気なことがうかがえます。より実際の動物に近づいた二人が、シンバと共に名曲「HAKUNA MATATA」を歌う姿が早く観たい!
エルトン・ジョンの半生を、名曲と共に
『ロケットマン』8月23日全国公開
世界的ミュージシャン、エルトン・ジョンの半生が映画化。「Your Song/ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」「I'm Still Standing」といった名曲を世に送りだしてきたエルトンの知られざる真実を、ミュージカルシーンを交えて描き出します。エルトンを演じたのは、スパイ映画『キングスマン』シリーズのエグジー役で知られるタロン・エガートン。ブライアン・シンガーに代わり『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)を仕上げたデクスター・フレッチャー監督が、新たな伝記映画に挑んだことでも注目の一本です。
ディカプリオxブラピ!タランティーノ新作は豪華すぎるキャスト陣
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』8月30日全国公開
『ヘイトフル・エイト』(2015)以来となるクエンティン・タランティーノ監督の新作では、レオナルド・ディカプリオ&ブラッド・ピットという二大スターが共演! カルト集団が1969年に起こしたシャロン・テート殺害事件という史実を軸に、落ち目のテレビ俳優リック(ディカプリオ)と彼のスタントマンを長年務める親友のクリフ(ブラッド)の姿が描かれます。マーゴット・ロビー、アル・パチーノ、ダコタ・ファニング、ルーク・ペリーなど、脇を固めるキャストも超豪華。予告編には、マイク・モーふんするブルース・リーも登場しており、彼の代名詞ともいえるアクションにも期待です。
DC最凶のヴィラン誕生の秘密に迫る
『ジョーカー』10月4日全国公開
DCコミックスで最も凶悪なヴィラン・ジョーカーが、ついに単独映画に! ホアキン・フェニックスふんするコメディアンのアーサー・フレックが、狂気に満ちた道化に変貌していくさまが描かれます。名優ロバート・デ・ニーロや『デッドプール2』(2018)のドミノ役で知られるザジー・ビーツらが脇を固めており、演技派俳優のアンサンブルも期待できそうです。『ジャスティス・リーグ』などが属する作品群DCエクステンデッド・ユニバースに入らない、新たなDC映画が誕生します。
舞台は前作から27年後!恐怖のピエロvs成長したルーザーズ・クラブ
『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』11月1日全国公開
日本でもスマッシュヒットを記録したホラー映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)。約2年ぶりとなる続編では、前作から27年後が舞台となっており、前作で殺人ピエロ・ペニーワイズと対峙した“ルーザーズ・クラブ”の子供たちもすっかり大人に。予告編で映し出される彼らの姿からは、たくましさすら感じます。かつてピエロの恐怖に染まった田舎町で、今回はどんなトラウマ現象が巻き起こるのでしょうか……。
2作目の正統な続編!リンダ・ハミルトンがシリーズ復帰
『ターミネーター:ニュー・フェイト』11月8日全国公開
『ターミネーター』シリーズの新作は、なんと『ターミネーター2』(1991)の正統な続編! シリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロンが製作として参加するほか、サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンが約28年ぶりにシリーズに復帰します。もちろん、T-800型ターミネーターを演じたアーノルド・シュワルツェネッガーも続役。『ターミネーター2』では、「アイル・ビー・バック」だけでなく、「アスタ・ラ・ビスタ・ベイビー(さっさと失せろ、ベイビー)」という映画史に残る名セリフを残したシュワちゃんだけに、今作でも新たな決めゼリフに期待するばかりです!
魔法の力を持つエルサの秘密が明らかに?
『アナと雪の女王2』11月22日全国公開
日本でも“アナ雪”旋風を巻き起こしたディズニーのアニメーション映画『アナと雪の女王』(2013)。待望の続編では、驚くほど凜々しくなったアナとエルサが新たな冒険へと繰り出します。先日明らかになったあらすじには、「なぜ、エルサは魔法の力を持って生まれたのか? その答えが彼女を呼び、彼女の王国を危機に陥れる」と記されており、本作ではエルサの過去が一つのカギとなりそうです。
邦題もついに決定!新情報が続々
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』12月20日全国公開
映画『スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望』(1977)より、42年にわたって語られてきた“スカイウォーカー・サーガ”がついに幕を閉じます。予告編が初公開された際、映像のラストで聞こえるダース・シディアスことパルパティーンらしき笑い声が大きな話題になりました。その後も米 Vanity Fair によって、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)にチラッと登場した「レン騎士団」の姿や新たな惑星の名前など、新情報が続々と明らかになっています。そして、待望の邦題も『スカイウォーカーの夜明け』に決定。『フォースの覚醒』を手掛けたJ・J・エイブラムス監督によって描かれるサーガの終幕がますます気になります!