新海誠監督『天気の子』キャラクター&声優まとめ
2016年に『君の名は。』で社会現象を巻き起こした新海誠監督の待望の新作『天気の子』が7月19日に公開される。公開前の試写を行わないなど異例の制作体制も話題となっており、いまだ謎に包まれた部分が多い『天気の子』だが、ここでは同作に登場するキャラクターを紹介する。(編集部・吉田唯)
家出して東京にやってきた主人公・森嶋帆高
声:醍醐虎汰朗
主人公の帆高は、家出して離島から東京にやってきた高校生。東京にたどりついたもののすぐに生活は困窮してしまう。孤独な日々の果てにようやく仕事を見つけるも、それは怪しげなオカルト雑誌のライター業で、小さな編集プロダクションに住み込みで勤めることになる。声優を務める醍醐は、ヒロイン役の森七菜とともに2,000人を超えるオーディションの中から抜てきされた。
不思議な力を持つヒロイン・天野陽菜
声:森七菜
ヒロインの陽菜は、東京にやってきた帆高が出会った少女。ある事情を抱えており、アルバイトをしながら小学生の弟と二人で明るく暮らしている。本作は天候の調和が狂っていく時代が舞台となっているが、陽菜は祈ることで空を晴れにすることができるという不思議な力を持っており、帆高とともに運命に翻弄されながらも自らの生き方を選択していく。
帆高を雇うライター・須賀圭介
声:小栗旬
小さな編集プロダクションを営んでいるライターで、東京行きのフェリーで出会った帆高を住み込みで雇う。声を吹き込む小栗は、キャスト発表の際に「そのままで演じられるような、僕の等身大にとても近いキャラクターで、彼には共感できる部分がいっぱいあるので、この出会いはとても嬉しいです」とコメントしていた。
須賀の事務所で働く女子大生・夏美
声:本田翼
須賀の事務所で働く女子大生。愛車はカブで、持ち前の好奇心と探求心で取材に駆けずり回る。夏美を演じるにあたり、本田は「生き生きとした女の子にしていきたいと思っています」と意気込んでいた。
帆高と陽菜にある頼みごとをする老婦人・冨美
声:倍賞千恵子
帆高と陽菜にあることを頼む下町に住む老婦人。声を吹き込む倍賞は、『ハウルの動く城』(2004)のソフィー役以来の声優挑戦となる。
陽菜の弟・天野凪
声:吉柳咲良
陽菜の小学生の弟。大人びた言動で、女子たちから人気がある。吉柳はミュージカル「ピーターパン」で10代目ピーターパンを演じる若手女優で、今作が声優初挑戦。
刑事コンビ
老刑事・安井(声:平泉成)
都内で起きた事件を追って須賀の事務所を訪れる老刑事。
相棒の高井(声:梶裕貴)
捜査のために帆高たちの前に現れる安井の相棒。
(C) 2019「天気の子」製作委員会