『おっさんずラブ』のマロ役で人気沸騰!金子大地
イケメン発掘調査隊
『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』金子大地(かねこ・だいち)【第138回:イケメン調査隊】
インタビュー INTERVIEW
Q:「おっさんずラブ」の映画化の話を最初に聞いたときは、どんな気持ちでしたか?
ドラマの撮影中は、とくにそういう話は出ていなかったので「ヒットしたんだな!」と思いました。
Q:マロこと、栗林歌麻呂は連続ドラマのときから比べると、どう変化していますか?
ドラマの中でも、マロは蝶子さん(大塚寧々)と出会ったことで、どんどん変わっていったんですが、劇場版のマロは、ドラマ以上に人間味がにじみ出ていると思います。とにかくマロはすごく純粋なキャラクターなので、そういう部分を見てもらいたいですね。
Q:連ドラから共演してきたメンバーとの再共演はいかがでしたか?
ドラマから1年くらい経っていたので、マロという役を取り戻すのにちょっと時間がかかったんですけど、楽しかったです!
Q:共演者の中で刺激を受けた人は?
やっぱり吉田鋼太郎さんのお芝居はすごいです。全力で真剣に面白いことをやっている。だからこそ、部長というキャラクターは見ていて本当に面白いんですよね。あと、マロは武川と一緒にいることが多かったので、眞島秀和さんにもすごく刺激を受けました。
Q:マロと蝶子さん、年の差カップルの関係をどうとらえていますか?
すごく素敵だと思います。年上の女性に憧れるという気持ちは僕自身にもあるので、そこは共感できました。
Q:撮影中にとくに印象に残っているエピソードは?
エキストラさんの数にびっくりしました。ドラマのときとは全然違う。劇中、天空不動産のプロジェクトを大勢の人の前で演説するシーンがあって、かなり大きな会場で撮影をしていたんですけど、本当に多くのエキストラさんが集まってくださって、圧倒されました。
Q:「おっさんずラブ」という作品が描く世界観の、どんなところに一番惹かれますか?
悪い人が出てこないところです。登場人物みんなが愛すべき人たちで、その中で繰り広げられる恋愛模様というか。そこが、この作品の面白いところなんじゃないかなと思います。
一問一答 PRIVATE
Q:好きな映画を教えてください。
小さいときによく観ていたのが『グラディエーター』。主演のラッセル・クロウがカッコイイ! あと、上京してから観た『トレインスポッティング』は、音楽がかっこよくて好きになりました。『トイ・ストーリー』は、僕がこれまでに一番観ている映画です。シリーズの中で一番好きなのは、やっぱり第1作かな。オープニングのシーンから大好きで、観ると「懐かしい!」っていう気持ちになっちゃいます。
Q:好きな女性のタイプは?
よく笑う人。
Q:理想のデートは?
ごはんを食べに行く……ですかね(笑)。お酒とか一緒に飲みたいですね。
Q:趣味は何ですか?
う~ん。趣味があんまりないんですよね。友達と遊んだり、飲みに行くことが一番楽しいです。
Q:お酒は何が好きですか?
最近、梅干しサワーにハマっています。ちゃんとデカい梅が入っていて、つぶしながら飲むやつ。子どもの頃から梅干しが大好きなんです。
Q:オフが1日あったら、どんなふうに過ごしたい?
家でダラダラしていたいですね。一日中ダラダラして、ごはん食べて、お酒を飲んで、寝る(笑)!
Q:スポーツは、やはりバスケットボールが一番?
はい。バスケは中学校から高校まで6年間やっていました。
Q:北海道出身ですが、お気に入り、もしくはおすすめスポットは?
海。実家の近くに海があったんです、今は遊泳禁止になっちゃったんですけど。北海道の海なら、どこでもいいと思いますよ。水は冷たいですけど、キレイです!
Q:今、ハマっていることは?
いらない紙にヘタクソな絵を描くこと。ヒマになると、つい描いちゃいます(笑)。似顔絵とか、わけがわからないエイリアンみたいな物体とかを、テキトーに描いています。
Q:金子さんが考える、カッコイイ男の人とは?
仕事を一生懸命頑張っている人。あと優しい人かな。
Q:俳優の仕事をしていて、一番の醍醐味とは?
すごく大変な仕事かもしれないんですけど……役者は人に何かを届けられる仕事だと思っています。楽しさだったり、感動だったり、画面を通して、何かを人に届けるという、なかなかすごいことをやっているんじゃないかなと思います。難しいですけど。
Q:話題作への出演が続いていますが、今後俳優としての野望は?
とにかく今ある仕事を一生懸命やる。未来のことはあまり考えていないですね。
取材・文:石塚圭子 写真:日吉永遠
インフォメーション MOVIE INFO
『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』
2018年の「ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンにランクインするなど社会現象になったドラマ「おっさんずラブ」を映画化。ドラマ最終話のアフターストーリーが描かれる。春田創一役の田中圭、黒澤武蔵役の吉田鋼太郎、牧凌太役の林遣都をはじめ、内田理央、眞島秀和、大塚寧々らレギュラー陣が続投し、ドラマの演出を手掛けた瑠東東一郎が監督を務める。
金子大地プロフィール PROFILE
生年月日:1996年9月26日
出身地:北海道
身長:179cm
趣味・特技:バスケットボール
芸歴:アミューズが主催する「アミューズオーディションフェス2014」にて俳優・モデル部門賞を受賞し、デビュー。2015年のドラマ「カサネ」で俳優デビュー、2016年の映画『64-ロクヨン-』でスクリーンデビューを果たす。以降、ドラマ「明日の約束」、映画『ナラタージュ』など数々の話題作に出演。2018年のドラマ「おっさんずラブ」の栗林歌麻呂役で、一躍注目される。最近では連続ドラマ初主演となる「腐女子、うっかりゲイに告る。」での好演で、新たなファンを増やした。新作映画『どすこい!すけひら』『殺さない彼と死なない彼女』は共に11月公開予定。
映画『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』は8月23日(金)より全国公開
(C) 2019「劇場版おっさんずラブ」製作委員会