映画『ドラクエ』超豪華な声優キャスト【まとめ】
人気ロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト」を映画化したフル3DCGアニメーション映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』が2日に公開された。シリーズのなかでも人気を誇る「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」を原案にした物語が展開する本作の超豪華なボイスキャストたち紹介する。(編集部・梅山富美子)
リュカ役:佐藤健
主人公・リュカ役を務めるのは『るろうに剣心』シリーズ、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」など数々の話題作への出演が続く佐藤健。佐藤は、「自分がこの映画を観たとき、感動しすぎて最後は立てなくなりました」と完成披露試写会のときに語っている。
ビアンカ役:有村架純
幼いころにレヌール城での冒険をリュカと体験し、その後も1人で冒険を続ける快活な女性・ビアンカの声を演じるのは有村架純。自身の役どころについて、「寛容で肝っ玉だからこそどんなことも受け止め、立ち向かう芯の強さを大切に、ブレることのないよう演じました」とコメントを寄せている。
フローラ役:波瑠
サラボナにいる大富豪の娘で、町中の男性の憧れの存在であるフローラ役の波瑠は、ボイスキャスト発表の際に自身のInstagramに「なんと恐れ多い、、」と心境をつづり、「夏の公開まで心臓飛び出しそうです。公開してからも多分飛び出してます。どっかいっちゃうのか私の心臓」とコメントしていた。
ヘンリー役:坂口健太郎
坂口健太郎は、リュカとの友情を大切しており、危機には必ず駆けつけると約束しているラインハット王子・ヘンリー役を担う。ヘンリーについて「わがままな王子だったヘンリーが、大人になって立派な姿になる。そこを声で表現するのが難しかった」と明かす。
パパス役:山田孝之
息子・リュカとともに行方不明になった妻・マーサを探す旅に出るパパス役の山田孝之は、声優発表時の「山田君はドラゴンクエストとは切っても切れない関係なので、ぜひどこかに入って欲しいとおもっていましたが、ここは意外な線をねらってパパスをお願いしました」と「勇者ヨシヒコ」シリーズに出演していることを彷彿(ほうふつ)とさせるコメントが話題となった。
サンチョ役:ケンドーコバヤシ
ケンドーコバヤシが声を演じるサンチョは、パパスに忠誠を誓い、ともに世界を旅している。リュカのことを「坊ちゃん」と呼び、彼の成長を温かく見守っている。ケンドーコバヤシは、声優のオファーが来たときのことについて「果たして僕の役はフローラなのか、ビアンカなのかと思い、背中に汗が流れた」とユーモアあふれるコメントを残している。
プサン役:安田顕
リュカとヘンリーが魔物の手から逃れた後、脱出の手引きをする謎の老人・プサン役の声を担うのは安田顕。「時代を超えた伝説に参加できることに心より御礼申し上げます。重要なポジションを任せていただきました」と熱い思いを語っている。
ブオーン役:古田新太
古田新太ふんするのは、サラボナの町の平和を脅かす3つ目の魔物・ブオーン。大学生のときに「ドラクエ」に夢中になったという古田は、「いまでもおいらたちは栄養ドリンクのことを『聖水』と呼んでいる」というエピソードも。
ルドマン役:松尾スズキ
サラボナの町にいる大富豪で、フローラの父親であるルドマンの声を演じるのは松尾スズキ。アフレコについて「キャラを演じる気恥ずかしさを瞬時に体から追い払うのに力が必要でしたが、楽しかったです」と振り返っている。
スラりん役:山寺宏一
スラりんは、リュカが初めて仲間となるモンスター。いつも一緒に行動をともにしており、戦いでは息ぴったりのコンビっぷりを発揮する。スラりん役の山寺宏一は、ゲーム「ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔」で魔王・ジェイムの声を担当していたことも。本作について山寺は、以下のようにコメントを寄せている。「世界中で指示されている作品の初のフル3DCGアニメーション映画化に参加することができてとても光栄に感じています」
ミルドラース役:井浦新
井浦新は、すべてが謎に包まれている最恐の魔王・ミルドラースの声を担当。井浦は高校生のころ夢中になって「天空の花嫁」をプレイしたといい、「自分の声が吹き込まれたキャラクターが動き出すなんて、直撃世代としては言葉で表しきれないほどの幸せを感じています」と喜んでいる。
マーサ役:賀来千香子
リュカの母親で魔物にさらわれて以来、消息は不明のままのマーサの声を演じるのは賀来千香子。「マーサは“正しい人”という印象です。慈悲に満ちあふれ、ゆるぎない強さを秘め、不思議な能力を持った選ばれた存在。そういう雰囲気をだせたら……」と思いを明かす。
ゲマ役:吉田鋼太郎
吉田鋼太郎が声を担当するゲマは、リュカから両親を奪った宿敵。最恐の魔王・ミルドラースを復活させて世界を絶望の闇で包もうと計画している。吉田は、「重要なボスキャラ・ゲマ役なのでプレッシャーがすごかったです。いまでもああすれば良かった、こうすれば良かったと後悔しきりです」と謙遜している。