名曲まとめ!超実写『ライオン・キング』
8月9日に公開を迎えたディズニーの超実写版『ライオン・キング』。オリジナルのアニメーション版はディズニー史上最高のサウンドトラックCD売り上げを記録するなど、数々の名曲で知られている。ここでは、グラミー賞受賞の超一流アーティストが共演した超実写版の名曲の数々を紹介する。(編集部・吉田唯)
「サークル・オブ・ライフ」
エルトン・ジョンらが手掛けた「サークル・オブ・ライフ」は、本作のテーマである“生命の環”を歌いあげるナンバー。ズールー語の力強いボーカルから始まる冒頭はあまりにも有名で、映画のオープニングとエンディングを彩っている。
日本版公式ソング「サークル・オブ・ライフ」は19歳の新人女性アーティストRIRIが担当
「愛を感じて」
「愛を感じて」はオリジナルのアニメーション版でアカデミー賞主題歌賞をはじめとする数々の賞に輝いた名曲。主人公シンバとその幼なじみナラのデュエット曲だが、超実写版ではチャイルディッシュ・ガンビーノことドナルド・グローヴァー(シンバ役)とビヨンセ(ナラ役)というグラミー賞アーティストが夢の共演! 二人のドラマチックな歌声にしびれる。
プレミアム吹替版:賀来賢人(シンバ役)&門山葉子(ナラ役)が歌う「愛を感じて」
「王様になるのが待ちきれない」
「王様になるのが待ちきれない」は偉大な父ムファサに憧れ、はやく王になりたいと夢見る幼少期のシンバの気持ちを歌った曲。シンバの無邪気さが感じられる歌詞やアップテンポなメロディーが魅力的で、ファンの中でも特に人気の高い一曲だ。プレミアム吹替版では圧倒的な歌唱力を持つ11歳の熊谷俊輝が子供時代のシンバ役、『若おかみは小学生!』などで知られる女優の小林星蘭が子供時代のナラ役を務め、息の合った歌声を披露している。
「ハクナ・マタタ」
『ライオン・キング』といえば、人気コンビであるミーアキャットのティモンとイボイノシシのプンバァが歌う「ハクナ・マタタ」も外せない。二人のモットーでもある「ハクナ・マタタ」とは、スワヒリ語で「嫌なことは忘れろ。くよくよするな」という意味の言葉。その言葉どおり、陽気でポジティブな魅力が光る一曲となっている。プレミアム吹替版でプンバァ役の佐藤二朗とともに同曲を歌ったティモン役の亜生(ミキ)は、「トリハダが立ちました。『俺、『ライオン・キング』入ってもうたな!』」と興奮気味に歌唱の感想を語っていた。
「スピリット」
今回の超実写版では新たな名曲「スピリット」も誕生した。映画のために書き下ろされた同曲は、劇中でナラが登場する重要なシーンで使用される。ナラ役を務めた世界の歌姫ビヨンセの力強い歌声は圧巻の一言。