ADVERTISEMENT

911だけではない、世界のテロ事件映画

シネマトゥデイまとめ

 911アメリカ同時多発テロが起きて18年。戦争やテロ行為に対し警鐘を鳴らすべく、アメリカのみならず世界中のテロ事件を題材とした作品が多く製作されている。911をはじめ、世界で起こったテロやその元となった争いについて、軍や警察など脅威に立ち向かう人、真相を追う人、または被害をこうむった人など、さまざまな角度から描いた作品を紹介する。

911直後のアフガニスタンでの米特殊騎馬隊の極秘作戦『ホース・ソルジャー』(2017)

監督:ニコライ・フールシー

キャスト:クリス・ヘムズワースマイケル・シャノンほか

 アメリカ同時多発テロ発生直後、初めて対テロ戦闘に身を投じたアメリカ陸軍特殊部隊の活躍を描いた実録ミリタリーアクション。同時多発テロの翌日にアフガニスタンに入り、タリバンの拠点制圧に挑んだ彼らを映し出す。製作を務めるのは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどのジェリー・ブラッカイマー。『マイティ・ソー』シリーズなどのクリス・ヘムズワース、『ノクターナル・アニマルズ』などのマイケル・シャノン、『エンド・オブ・ウォッチ』などのマイケル・ペーニャらが出演する。

『ホース・ソルジャー』作品情報>>

ADVERTISEMENT

ワールドトレードセンターのエレベーター内の男女の運命は?『ナインイレヴン 運命を分けた日』(2017)

監督:マルティン・ギギ

キャスト:チャーリー・シーンジーナ・ガーションほか

 2001年に起きたアメリカ同時多発テロ事件を題材にしたドラマ。ワールドトレードセンターに飛行機が激突した際、エレベーターに乗り合わせた男女の運命を描く。監督は『アイ・ソウ・ザ・デビル ~目撃者~』などのマルティン・ギギ。『ホット・ショット』シリーズなどのチャーリー・シーン、『ゴースト/ニューヨークの幻』などのウーピー・ゴールドバーグらが出演。人種や経済格差といった問題から、家族愛までを盛り込んだ物語が見どころ。

『ナインイレヴン 運命を分けた日』作品情報>>

イラク戦争、その真相を追いかけるジャーナリスト『記者たち 衝撃と畏怖の真実』(2017)

監督:ロブ・ライナー

キャスト:ウディ・ハレルソンジェームズ・マースデンほか

 イラク戦争のさなかに真実を追い続けた実在のジャーナリストたちを描く実録ドラマ。ジョージ・W・ブッシュ政権下で奔走した記者たちを、『スリー・ビルボード』などのウディ・ハレルソン、『X-MEN』シリーズなどのジェームズ・マースデン、『ハリソン・フォード 逃亡者』などのトミー・リー・ジョーンズが演じるほか、ジェシカ・ビールミラ・ジョヴォヴィッチらが共演。ウディ主演作『LBJ ケネディの意志を継いだ男』などのロブ・ライナーがメガホンを取った。

『記者たち 衝撃と畏怖の真実』作品情報>>

ADVERTISEMENT

実在のアメリカ人、ゲイリー・フォークナーの珍道中『オレの獲物はビンラディン』(2016)

監督:ラリー・チャールズ

キャスト:ニコラス・ケイジラッセル・ブランドほか

 祖国を愛するあまりたった一人でオサマ・ビンラディン捕獲に挑み、2010年にパキスタン当局に拘束されたアメリカ人男性の実話に基づくコメディー。ビンラディンを捕まえよと神から啓示を受け使命感に燃える主人公を、ニコラス・ケイジが熱演する。共演は『ベッドタイム・ストーリー』などのラッセル・ブランド、ドラマシリーズ「それいけ!ゴールドバーグ家」などのウェンディ・マクレンドン=コーヴィら。『ブルーノ』などのラリー・チャールズがメガホンを取った。

『オレの獲物はビンラディン』作品情報>>

ビンラディン暗殺作戦の真相に迫る『ネイビーシールズ:チーム6』(2012)

監督:ジョン・ストックウェル

キャスト:カム・ジガンデイフレディ・ロドリゲスほか

 アメリカ同時多発テロ事件の首謀者とされた、国際テロ組織アルカイダのビンラディン暗殺作戦“ジェロニモ作戦”を実話を基に描くミリタリーアクション。アメリカ海軍ネイビーシールズの精鋭から結成されたテロ特殊部隊DEVGRUが、2011年に行った作戦の全貌を活写する。メガホンを取るのは、『ブルークラッシュ』などのジョン・ストックウェル。『バーレスク』などのカム・ジガンデイや、テレビドラマ「プリズン・ブレイク」のティーバッグでおなじみのロバート・ネッパーらが出演する。極秘任務の真実に迫ったリアルなアクションに目がくぎ付け。

『ネイビーシールズ:チーム6』作品情報>>

ADVERTISEMENT

CIAの女性分析官がビンラディンを追跡『ゼロ・ダーク・サーティ』(2012)

監督:キャスリン・ビグロー

キャスト:ジェシカ・チャステインジェイソン・クラークほか

 911全米同時多発テロの首謀者にしてテロ組織アルカイダの指導者、ビンラディンの殺害計画が題材のサスペンス。CIAの女性分析官の姿を通し、全世界を驚がくさせた同作戦の全貌を描き出す。メガホンを取るのは、アカデミー賞で作品賞などを受賞した『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグロー。『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』などで注目のジェシカ・チャステインが、狂気にも似た執念でビンラディンを追跡する主人公を熱演。リアル志向のアクションやドキュメント風の映像も見ものだ。

『ゼロ・ダーク・サーティ』作品情報>>

911で父親を失った少年の喪失と再生『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(2011)

監督:スティーヴン・ダルドリー

キャスト:トム・ハンクスサンドラ・ブロックトーマス・ホーンほか

 大好きな父親を911のアメリカ同時多発テロで亡くした少年が、父親の残した鍵の謎を探るべくニューヨーク中を奔走する姿を描く感動ドラマ。ジョナサン・サフラン・フォアのベストセラー小説を、トム・ハンクスとサンドラ・ブロックという二人のアカデミー賞受賞俳優の共演で映画化。『リトル・ダンサー』『愛を読むひと』の名匠、スティーヴン・ダルドリーが監督を務める。鍵穴探しの旅で父の死を乗り越え、力強く成長する少年には、映画初出演のトーマス・ホーンを抜てき。ダルドリー監督の繊細な演出と俳優陣の演技が感動を呼ぶ。

『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』作品情報>>

ADVERTISEMENT

チャリティーライブに向けて奔走するポール『ポール・マッカートニー/THE LOVE WE MAKE ~9.11 からコンサート・フォー・ニューヨーク・シティへの軌跡』(2011)

監督:アルバート・メイズルス

キャスト:ポール・マッカートニーエリック・クラプトンエルトン・ジョンデヴィッド・ボウイほか

 3度目の結婚、レシピ本の発表と、精力的な活動を続けるポール・マッカートニーが2001年に開催を訴えた、ベネフィットライブ敢行までの道のり、ステージや楽屋での様子をとらえたドキュメント。ポール、エリック・クラプトンをはじめとするカリスマに加え、『アビエイター』のレオナルド・ディカプリオ、『インディ・ジョーンズ』シリーズのハリソン・フォードら、ハリウッド・スターも登場。メガホンを取るのは、以前にザ・ローリング・ストーンズのライブドキュメンタリーも手掛けたアルバート・メイズルス監督。

『ポール・マッカートニー/THE LOVE WE MAKE ~9.11 からコンサート・フォー・ニューヨーク・シティへの軌跡』作品情報>>

インドの五つ星ホテルで実際に起きたテロ事件『ホテル・ムンバイ』(2018)

監督:アンソニー・マラス

キャスト:デヴ・パテルアーミー・ハマーほか

 『LION/ライオン ~25年目のただいま~』などのデヴ・パテルを主演に迎え、2008年にインドのムンバイで起きたテロ事件を題材にしたドラマ。高級ホテルに監禁された宿泊客を救おうと奔走した従業員たちの姿を映し出す。本作で長編デビューしたアンソニー・マラスが監督を務め、『君の名前で僕を呼んで』などのアーミー・ハマーがアメリカ人旅行者を演じた。

『ホテル・ムンバイ』作品情報>>

ADVERTISEMENT

テロに巻き込まれ、残された叔父と姪の絆『アマンダと僕』(2018)

監督:ミカエル・アース

キャスト:ヴァンサン・ラコストイゾール・ミュルトゥリエほか

 第31回東京国際映画祭の東京グランプリと最優秀脚本賞を受賞したドラマ。主人公が姉の死によって人生を狂わされながらも、残されためいを世話しながら自らを取り戻す。監督は、プロデューサーとしても活動してきたミカエル・アース。『ヒポクラテス』などのヴァンサン・ラコスト、『グッバイ・ゴダール!』などのステイシー・マーティンらが出演する。

『アマンダと僕』作品情報>>

ノルウェーで起きた銃乱射事件を映像化『ウトヤ島、7月22日』(2018)

監督:エリック・ポッペ

キャスト:アンドレア・ベルンツェンエリ・リアノン・ミュラー・オズボーンほか

 『ヒトラーに屈しなかった国王』などのエリック・ポッペが監督を務め、2011年にノルウェーで実際に起きた連続テロ事件を描いた衝撃作。たった1人の犯人が77人もの命を奪ったノルウェーの大惨事を、ウトヤ島での無差別銃乱射事件に焦点を絞り、72分間ワンカットで映し出す。出演はアンドレア・ベルンツェン、ブレーデ・フリスタットら。

『ウトヤ島、7月22日』作品情報>>

フランスの高速鉄道で発生した銃乱射テロ事件実録ドラマ『15時17分、パリ行き』(2018)

監督:クリント・イーストウッド

キャスト:スペンサー・ストーンアレク・スカラトスアンソニー・サドラーほか

 クリント・イーストウッド監督が、2015年8月に高速鉄道で起きた無差別テロ事件を映画化。列車に乗り合わせていた3人のアメリカ人青年がテロリストに立ち向かう姿を描く。事件の当事者であるアンソニー・サドラー、アレク・スカラトス、スペンサー・ストーンを主演俳優に起用し、当時列車に居合わせた乗客も出演。撮影も実際に事件が起きた場所で行われた。

『15時17分、パリ行き』作品情報>>

ADVERTISEMENT

ロンドンで起きたテロ事件に立ち向かう米シークレットサービス『エンド・オブ・キングダム』(2016)

監督:ババク・ナジャフィ

キャスト:ジェラルド・バトラーアーロン・エッカートモーガン・フリーマンほか

 アクションサスペンス『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編。テロ集団が占拠したホワイトハウスを奪還した敏腕シークレットサービスが、今度はロンドンで発生した同時多発テロに挑む。監督は『セッベ』などの新鋭ババク・ナジャフィ。ジェラルド・バトラー、アーロン・エッカート、モーガン・フリーマンら前作のキャストに加え、シャーロット・ライリージャッキー・アール・ヘイリーらが出演。次々と爆破される建造物、市街地での銃撃戦やカーチェイスなど壮絶な見せ場の連続に圧倒される。

『エンド・オブ・キングダム』作品情報>>

マドリードで生じた同時多発テロをめぐり奔走する刑事『悪人に平穏なし』(2011)

監督:エンリケ・ウルビス

キャスト:ホセ・コロナドロドルフォ・サンチョンほか

 2004年3月11日にマドリードで起きた同時多発テロを題材にした、ゴヤ賞作品賞など主要6部門で受賞のサスペンス・アクション。図らずも犯してしまった殺人の証拠隠滅に奔走する刑事が、その過程で強大なテロ組織と彼らが仕組む陰謀に対峙(たいじ)していく姿を活写する。メガホンを取るのは、『ナインスゲート』などで脚本家としても活躍するエンリケ・ウルビス。キャストには『密会1723号室』のホセ・コロナドを筆頭に、スペインの実力派が結集。二転三転する展開に加え、壮絶な銃撃アクションにも息をのむ。

『悪人に平穏なし』作品情報>>

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT