ボギー家族がやってきた!映画館でライブに挑戦の巻
まほの別府ブルーバード劇場日記
夏休みの別府ブルーバード劇場には、昨年よりもさらにたくさんのゲストが来場しました。ダイノジの大谷ノブ彦、ウーマンラッシュアワーの村本大輔をはじめ、映画『ニッポニアニッポン フクシマ狂詩曲(ラプソディ)』の隆大介、『ライフ・オン・ザ・ロングボード 2nd Wave』の吉沢悠など、それはそれは賑やかな夏となりました。今回は、音楽ライブも同時開催! という異色のイベントとなった『ウィーアーリトルゾンビーズ』を紹介します!(森田真帆)
別府とゆかりの深い男の子が映画デビュー!
サンダンス映画祭、ベルリン国際映画祭などで賞に輝き、3冠を達成した映画『ウィーアーリトルゾンビーズ』。「生きてるくせに、死んでんじゃねえよ。」というキャッチコピーが印象的な4人の少年少女たちは、両親が死んじゃったのに泣けなかった子供たち。彼らが仲間たちとの旅を通して「心」を取り戻していく様子を描いた本作で、少年の1人を演じた奥村門土くんは、お父さんのボギーさんが率いるミュージシャン一家の長男です。子供の頃から、夏休みになると家族みんなで日本中を旅しながらライブをしている素敵家族です! 子供の頃、別府の旅館の宴会場で大人たちの似顔絵を描いて小遣い稼ぎをし始めたことをきっかけに、“似顔絵アーティスト・モンドくん”の顔も持つようになった門土くんの記念すべき映画デビューを、ブルーバード劇場をあげてお祝いすることになりました!
ボギー家族を迎えるために立ち上がった有志の皆様!
門土くんの記念すべき映画デビューをみんなでお祝いしようと、ブルーバード劇場では早速上映が決定! それと同時に、2人のボランティアさんが「ボギー家族を別府ブルーバード劇場にお迎えして、ライブと映画の上映イベントをやりましょうよ!」と素敵な提案をしてくれました。別府在住のアーティスト勝すま子さんと、お隣の由布院市でPTAの会長をしていた川野隆史さん。すま子さんは手作りのチラシをデザインし、川野さんはライブに向けて宣伝活動を開始! いつもはブルーバード劇場のメンバーだけで進めている上映の準備がいつもと違って賑やかに! しかも映画館でライブとはかなりドキドキです。ボギー家族は、お父さんのボギーさん、お母さんのベイビーさん、長男の門土くん、次男のてんちゃん、長女のちゃんという5人! 5人が一体どんなライブをしてくれるのかワクワクです!
ブルーバード劇場はライブで盛り大騒ぎ!
ライブ当日はお昼からイベントが開始! ブルーバード劇場の一階にあるカフェでモンドくんの似顔絵屋さんがOPENして、私たちブルーバード劇場のメンバーも似顔絵を描いてもらうことに。照ちゃんが似すぎていて爆笑しました。ちなみに現在高校生の門土くんとお話ししようと、わたくし森田おばちゃん、だいぶ話し掛けまくりましたが、思春期の壁は壊せず! 最後までめっちゃクールでした。夕方には上映が始まり、すま子ちゃんが作った劇中と同じミートソーススパゲッティやゾンビーズドリンクなどなど普段はあまり出ないスナックの販売もありお祭り気分! 上映も大拍手で終わり、トークも終わってライブがスタート! いや~、むちゃくちゃ楽しかったです。ラストはてんちゃんもいまちゃんもゾンビに変身して客席に乱入。みんなで歌って踊ってとっても楽しいライブになりました。これからブルーバード劇場は映画のみならず、今回みたいな音楽ライブに挑戦してみるのもありかな、と思えた1日でした!