次世代イケメン俳優を探せ!~2019年ver.~
今週のクローズアップ
人を見た目で判断するのはナンセンス。しかし、隠しきれない魅力がスクリーンから伝わってくるのが“イケメン俳優”なのではないだろうか。そんな魅力あふれる、次世代のハリウッドを背負うであろうイケメン俳優たちを紹介する。(編集部・梅山富美子)
青い目に吸い込まれそう!ブランドン・フリン
米フロリダ生まれのブランドン・フリンは、25歳のさわやかイケメン。Netflixのオリジナルシリーズ「13の理由」のジャスティン役で人気に火が付いた。整った顔立ちが「かっこいい」、くしゃっと笑う笑顔が「子犬みたいでかわいい」とSNS上で話題。ブランドンは、同性愛者であることをカミングアウトしており、歌手のサム・スミスと付き合っていたことも。これまでに長編映画への出演はないが、今後スクリーンで彼の姿を観る日も近いはず。
シンガポール生まれの長身イケメン!ロス・バトラー
ブランドンと同じく「13の理由」に出演しているシンガポール生まれのロス・バトラーは、イギリス人とオランダ人の血を引く父親と中国系マレーシア人の母親を持つ29歳。191センチと高身長で、服の上からでもわかるほど鍛え抜かれた身体につい目がいってしまうはず! 人気海外ドラマ「リバーデイル」のレジー役をシーズン1のみ演じ、映画『シャザム!』では、大人の姿になったユージーン役を担った。今後は、人気Netflixのオリジナル映画『好きだった君へのラブレター』の続編の配信が控えるなど、活躍の幅を広げている。
謎が謎を呼ぶ「13の理由」
2017年にNetflixにて配信された本作は、自殺という重いテーマを描き大きな反響を呼んだ。自殺した女子高生のハンナ・ベイカー(キャサリン・ラングフォード)が遺したカセットテープによって、いじめやレイプといった生徒たちの闇が次々と明かされる。これまでにシーズン3までが配信されており、複雑な人間関係や過激な描写が物議をかもしている。歌手のセレーナ・ゴメスがプロデューサーとして参加している。
最強遺伝子!ジャック・クエイド
俳優デニス・クエイドとメグ・ライアンの息子であるジャック・クエイドは、1992年生まれの27歳。185センチの高身長で、愛嬌のある笑顔が特徴的だ。19歳のとき、『ハンガー・ゲーム』(2012)でスクリーンデビューを果たし、本格的に俳優活動を開始。今年、過激すぎる内容が話題の「ザ・ボーイズ」(Amazon Prime Video)で青年ヒューイを熱演。この作品でのブレイクに期待したい。
最低最悪なヒーロー降臨!「ザ・ボーイズ」
本作は、特殊能力者を持つ一握りの人が、スーパーヒーローとして人々からもてはやされている世界が舞台。普通の青年ヒューイ(ジャック)は、目の前でスーパーヒーローに彼女を殺され、人生を狂わされる。この事件をきっかけに、スーパーヒーローたちの腐敗を暴こうとするチーム「ザ・ボーイズ」のリーダー、ブッチャー(カール・アーバン)が動き出す。ブラックユーモアが効きすぎる本作は、シーズン2の制作が進められている。
あどけなさが残る!エイサ・バターフィールド
この顔をどこかで見たことがある人も多いはず。エイサ・バターフィールドといえば、子役として『縞模様のパジャマの少年』『ヒューゴの不思議な発明』『エンダーのゲーム』といった作品で主演を務めてきた実力派俳優。22歳と大人に成長したが、青い目は澄んだまま。「セックス・エデュケーション」(Netflix)では、性に悩む垢ぬけない高校生のオーティスを、身体を張って好演。そんなエイサ、自身のInstagramのアイコンはアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジ(9月20日時点)! 日本のアニメがお気に入りのようだ。
赤裸々過ぎ!「セックス・エデュケーション」
高校生たちの性の悩みを赤裸々に描いた「セックス・エデュケーション」。イギリスの片田舎に住む高校生のオーティス(エイサ)は、ひょんなことから学生たちの性の悩みを聞く活動をすることになる。ユーモアを交えながらデリケートな性の問題を真正面から描く本作は、国内外から高い評価を得ており、シーズン2の制作が決定している。
次の注目英国俳優はこの人!ハリス・ディキンソン
人気シリーズ『キングスマン』の新作『キングスマン:ファースト・エージェント』(2020年2月公開)への出演で注目を浴びるハリス・ディキンソン。やや垂れ下がった目が優しさをにじませるハリスは、アンジェリーナ・ジョリー主演の『マレフィセント2』(10月18日公開)でフィリップ王子役を担うなど、貴族や王族の役が似合う上品な雰囲気をまとう。さらに、23歳にして、短編映画の監督、脚本家とマルチな才能を発揮しており、今後はどの分野で活躍するのか気になるところ。
英国男子にほれぼれ!『キングスマン:ファースト・エージェント』
2020年2月に公開される本作は、『キングスマン』シリーズの前日譚となる作品。第1次世界大戦勃発の危機に、一人の男が立ち上がるさまが描かれる。ハリスのほか、レイフ・ファインズ、ダニエル・ブリュール、アーロン・テイラー=ジョンソン、ジャイモン・フンスー、マシュー・グードら豪華キャストが名を連ねる。
プレスリーの伝記映画に主演!オースティン・バトラー
歌手エルビス・プレスリーの伝記映画で、プレスリー役に抜てきされたのがオースティン・バトラー。面長で少し不良っぽい雰囲気をまとう26歳は、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のテックス役が記憶に新しい。ちなみに、彼女は「ハイスクール・ミュージカル」のバネッサ・ハジェンズ。8年ほど交際しており、良い関係を築いているようだ。
本作の監督を務めるのは、『ムーラン・ルージュ』『華麗なるギャツビー』のバズ・ラーマン。アカデミー賞俳優のトム・ハンクスが、プレスリーの名マネージャー、トム・パーカーを演じる。オースティンがどんなプレスリー像を作り上げるのか、期待して公開を待ちたい。