再現度すごい!フランス実写版『シティーハンター』キャラクター【まとめ】
漫画家・北条司の代表作「シティーハンター」をフランスで実写映画化した『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』が11月29日より日本公開! 再現度が高いと話題の気になる実写主要キャラクターをまとめて紹介する。
リョウ(フィリップ・ラショー)
監督も兼任するフィリップ・ラショーは、小学生の時に「シティーハンター」と出会い、大ファンに。実写映画化にあたり、企画書&プロットに直筆の手紙を添えて、北条の事務所に送付した。ラショーは「ようやく日本の権利元と連絡がつき、18か月かけて書いた脚本を持って北条先生に会いに行き、その48時間後にOKが出たんだ。北条先生から、脚本が原作に忠実で、このストーリーは原作にも入れたかったと言ってもらえた。最高の褒め言葉で、天にも昇る気持ちだったよ!」と振り返っている。
また、「まずは原作に極力忠実であること。その上で、シティーハンターの世界観と自分のユーモアを融合させた、現代的なアクション・コメディを作ることを心がけた」「リアルを貫こうと決めていた」と語っている通り、細部までこだわり抜いている。例えば、ポケットのないリョウのジャケットは特注品。リョウを演じるために8か月間の食事ダイエット&トレーニングを敢行し、筋肉を8キロ増量して挑んだ。
カオリ(エロディ・フォンタン)
リョウの相棒・カオリにふんしたのは、『最高の花婿』などのエロディ・フォンタン。ショートヘアでカオリに成り切り、キーアイテムである100tハンマーを担ぐ姿もさまになっている。
ファルコン(カメル・ゲンフー)
リョウの旧友で元傭兵の海坊主ことファルコンは、まるで原作漫画から飛び出してきたような再現度の高さ! ポスタービジュアルや予告編がお披露目された際には特に驚きの声が上がったキャラクターで、作品への期待を一気に高めることに貢献した。
ヒデユキ(ラファエル・ペルソナ)
カオリの兄・ヒデユキも、かなり原作の特徴を捉えたキャラクターに。“アラン・ドロンの再来”とも称されたことのある、『黒いスーツを着た男』などの実力派ラファエル・ペルソナが実写版ヒデユキ役を任された。
サエコ(ソフィー・モーゼル)
リョウとヒデユキの友人で、強くて美しい刑事・サエコ。劇中では、香りを嗅いだ者を虜にする「キューピッドの香水」をめぐる争いに巻き込まれていく。
【見どころ&あらすじ】『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』
日本では「デラックス吹替版」で公開され、リョウ役を山寺宏一、カオリ役を沢城みゆき、ファルコン役を玄田哲章、ヒデユキ役を田中秀幸、サエコ役を一龍斎春水が担当。アニメ版オリジナルキャストの神谷明と伊倉一恵はスペシャルゲストとして参加している。(編集部・小松芙未)