ウルトラ豪華！岩井俊二監督『ラストレター』キャストまとめ

2020年1月13日

　国内外に多くのファンを持つ岩井俊二監督が、手紙の行き違いから始まった二つの世代の男女の恋愛と成長を描く最新作『ラストレター』が1月17日より公開。ここでは、同作の超豪華な俳優陣を紹介する。（編集部・吉田唯）

岸辺野裕里役：松たか子

　1998年の『四月物語』以来およそ21年ぶりに岩井監督とタッグを組む松が演じるのは、主人公の裕里。遠野未咲の妹で、夫と娘、息子の4人で暮らす主婦。

　岩井組初参加となる広瀬は、学校のヒロイン的存在な裕里の姉・遠野未咲の高校生時代と、未咲の娘である遠野鮎美の一人二役に挑戦する。

　今回初めて岩井監督とタッグを組むことになった福山は、デビュー作以降全く小説を書けていない小説家・乙坂鏡史郎役で出演。恋心を抱いていた同級生の未咲との再会を願って同窓会に参加した鏡史郎は、ひょんなことから裕里と文通を始めることになる。

　神木は鏡史郎の高校生時代を担当。憧れの存在である福山との二人一役に挑む。

　新海誠監督の『天気の子』で一躍注目を浴びた森七菜は、主人公・裕里の高校生時代と、裕里の娘・岸辺野颯香の2役を務める。

　「エヴァンゲリオン」シリーズや『シン・ゴジラ』などで知られる庵野秀明が、本作では俳優として出演。裕里の夫で漫画家の岸辺野宗二郎を演じる。

　歌手として活躍する水越は、宗二郎の母役を担当。本作が初の映画出演。

　フォークシンガーの小室が演じたのは、昭子の学生時代の恩師。同じく本作が初の映画出演となる。

　映画だけでなくバラエティー番組などでも幅広く活躍し、2019年11月に急性心臓死のためこの世を去った木内さんは、裕里の母親・遠野純子にふんした。

　ミュージシャンとして活躍し、『Love Letter』『スワロウテイル』といった岩井作品にも出演してきた鈴木は、裕里の父・遠野幸吉役を担当した。

　今作では岩井監督からのオファーで中山と豊川悦司の出演が実現。『Love Letter』以来、24年ぶりの岩井監督作品出演となる中山は、阿藤陽市の同居人・サカエを演じる。

　同じく『Love Letter』以来の岩井監督作品出演となる豊川は、未咲の元恋人・阿藤陽市役を務めた。

　降谷は Dragon Ash の降谷建志とMEGUMIの長男で、今作で俳優デビュー。裕里と宗二郎の息子・瑛斗にふんする。

　矢部ふんする郵便局員は、鏡史郎に物語のキーとなる手紙を手渡す重要な役柄。

（C）2020「ラストレター」製作委員会