豪華!長谷川博己「麒麟がくる」キャストビジュアル
長谷川博己が明智光秀を演じるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」。光秀の知られざる前半生にスポットを当て、彼を取り巻く戦国武将たちの運命を描く戦国ドラマに集結した、豪華キャストのビジュアルを紹介する。(キャラ説明、各コメントは公式サイトより)(編集部・海江田宗)
武士の誇りを忘れぬ男・明智光秀
演:長谷川博己
身分が高いとは言えない家に生まれるが、勇猛果敢な性格と類まれなる知力で戦国の世を駆け上がる。
長谷川博己コメント:もちろん物語としては本能寺へと行き着くわけですが、そこはなるべく意識せず、たまたま戦国時代に生まれた一人の青年の理想を求める姿や葛藤を演じたい。
麒麟の到来を待つ戦災孤児・駒
演:門脇麦
光秀が京で出会う娘で医師・望月東庵の助手。戦災孤児の駒は伝説のいきもの・麒麟の存在を信じている。
門脇麦コメント:明智光秀が政治や戦(いくさ)で平和な世をつくりたいと思っているなら、駒は人の命を救うことでいい世の中にしたいと願っているのではないでしょうか。
美濃のマムシと恐れられた男・斎藤道三
演:本木雅弘
美濃の守護代。一介の油売りだった亡き父とともに親子二代で戦国大名に成り上がった。天才的な軍事力と狡猾(こうかつ)な政治力を持つ。
本木雅弘コメント:得体の知れない怖さや凄(すご)みだけでなく、人物に対する独自の愛情を持っていた、そんな多面性の匂う道三を演じていけたら。
博打好きの京の医師・望月東庵
演:堺正章
京に暮らす医師で朝廷や各地の戦国大名などに不思議な人脈を持っている。生涯にわたって光秀を導く存在になる。
堺正章コメント:お金にだらしないけど、お金では動かない。矛盾しているようだけど、そこに東庵の人間らしさがあるように思います。
神出鬼没の三河の農民・菊丸
演:岡村隆史
光秀が美濃で出会う農民。神出鬼没で、敵か味方かわからない。
岡村隆史コメント:単純で明るい農民です。息を飲むような緊張感のあるシーンが多いなか、菊丸が出てくるとほっと一息つける。そんなキャラクターになれれば。
心やさしき光秀の叔父・明智光安
演:西村まさ彦
光秀の叔父(父の弟)。明智家の当主で、道三の家臣。
西村まさ彦コメント:光安は明智家の当主であり、斎藤道三に仕える身なので、今でいう中間管理職のような立場。ドラマを見ている方に光安の立場を共感してもらえるように落とし込むのが自分の役割だと思っています。
大地に根を張る光秀の母・牧
演:石川さゆり
厳しくも心優しい母。光秀が幼少時に死んだ父に代わり「武士としての心構え」を諭す。
石川さゆりコメント:牧という人物を演じながら、人を支える喜び、人を成長させる喜びを感じています。
出生の秘密を持つ道三の長男・斎藤義龍(高政)
演:伊藤英明
自らの出自の謎にこだわり、父との折り合いが悪い。光秀の幼いころからの学友でもある。
伊藤英明コメント:自分が演じる高政がより魅力的にみえるように、一つ一つのシーンを丁寧に誠実に演じていきたいと思っています。
尾張の若きうつけ者・織田信長
演:染谷将太
光秀との出会いが、信長自身の運命も変えていく。
染谷将太コメント:革新的な信長像をゼロから構築したいとNHKの方からお聞きし、新しい織田信長を演じられる喜びと同時に大きな責任も感じています。
信長の妻、道三の娘・帰蝶
演:川口春奈
光秀とは姻戚関係であり、幼いころから付き合いがある。政略結婚によって信長の正妻となる。
川口春奈コメント:とても強くて凛とした女性です。戦国という時代を生き抜くのは女性にとっても大変なことだと思うし、しかもあの信長を支えた人なので、きっと男性にはない賢さやしたたかさをもっていたのでは。
旅芸人の女座長・伊呂波太夫
演:尾野真千子
全国各地をまわり、諸国の有力大名や京の公家に顔がきくという一面を持つ。
尾野真千子コメント:謎や不思議な部分がたくさんあるキャラクターなので、先々どうなるのか? 私自身もワクワクしています。
勇猛果敢な信長の父・織田信秀
演:高橋克典
道三のライバル。尾張に根を張る勇猛果敢な戦国武将。
高橋克典コメント:監督からは、暴君や魔王という従来の信長のイメージを父である信秀に投影したいと言われました。そのイメージが、怒り狂うような荒々しいシーンではなく、なんでもない会話や表情の中で一瞬垣間見られる。そういう芝居ができれば。
画像提供:NHK