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『犬鳴村』古川毅(ふるかわ・つよし)【第144回:イケメン調査隊】

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インタビュー

Q:最恐心霊スポットが舞台でJホラーの巨匠・清水崇監督による『犬鳴村』ですが、出演することになった率直な感想は?

実はホラー映画は苦手なんです。とくにジャパニーズホラーは、日常の中に潜んでいるというか、現実味があるので。その第一線で、巨匠としてやられている清水崇さんの作品に自分が出るとは思わなかったので、驚きでした。

Q:では、『犬鳴村』に出ると聞かされたときには、恐怖しかなかった?

そうですね。自分がほどんど観ないタイプの映画なので。まず、完成した映画を観られるのかなという不安もありましたし(苦笑)。いまも演技経験少ないですけど、出演が決まったころはいまより演技は経験がなかったので、いろんな意味で怖かったですね。

Q:ホラー映画への出演に向けてどんなことを?

清水監督と初めてお会いしたときに、「何を観ればいいですか?」と相談したんです。そしたら、「僕の作品だったら、『輪廻』という作品が勉強になるかも……」と言われました。内容は違うんですけど、『犬鳴村』にもあるように、抗えない運命とかあるので、勉強になりました。でも結構怖かったです(笑)。

Q:演じたキャラクターは、ちょっと説明しづらい役どころですね。

(苦笑しながら……)そうですね。公式サイトでも“謎の青年”と説明してある通り、それ以上はネタバレになっちゃう。でも、謎の青年と言いながら、すごく人間らしい人物だったなあと。とはいえ、物語の鍵を握るし、ホラー映画ならではの間や空気感もあるし。本当に難しい役でした。

Q:作品に出て、苦手意識は克服できましたか?

完成したものを試写会で観たんですが、作る側として携わったので、いつものお客さん目線とは違って、あのときはこう撮ってたなとか、こんな演技していたのが、映像に映るとこういう雰囲気になるんだと。でも、やっぱりいまでもホラーは苦手です(笑)。清水監督の呪怨を観ましたけど、チラチラと。とても全部は観られなかったです。

Q:もともと俳優志望ではなかった。

そうですね。スカウトされて、この世界に入ったけれど、むしろ、音楽に興味があったんです。いまもメインはグループ(SUPER★DRAGONの方で。でも、こうしてお芝居もやっていくうちに、本質的なものは音楽と変らないので。作品のためにやるというか、その作品を観てくださる方のためにやる、聞いてくださる方のためにやるという、ただツールが違うだけなんだなと。どちらも疎かにすることはできないなと感じています。

Q:音楽をやっていることは強み?

すごく感じています。グループではメインボーカルをやっていて、音楽と芝居では感覚が違うこともあるんですけど、両方をやればやるほど、すごく活かせているなと思うことは多くて。昔、事務所の大先輩のブラザートムさんが「歌は演じるように。演技は歌うように」っておっしゃっていたんですけど、それは僕のなかにすごく残っていて。いまでもその言葉を思い出すと、本当にその通りだなと感じます。自分がアウトプットするものとして、もっともっと自分の内面で昇華していければ、さまざまな作品に巡り合うこともできるんじゃないかな。

Q:俳優としてライバルはいますか?

ライバルはいないですけど、同世代の人たちはみな切磋琢磨しているのを見たりとか。それこそ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」で共演した人たちの活躍を見たりとかすると、純粋に頑張らなきゃと思います。

Q:やはり、俳優をやっていくなかで「3年A組」は特別な作品ですか?

自分にとって大きくて、あの作品に出演できたことは誇りです。これから先、歩んでいく道のなかで、あの作品の大きさは変わらないです。自分の役者としての基礎を作ってもらった作品なので、大事に思って、また感謝しながらやっていければと。

Q:これまで音楽、そして芝居で一番刺激を受けた人は?

それこそ、音楽も俳優も両方をやっていらっしゃる菅田将暉さん。本当に「3年A組」のとき、目の前で菅田さんを感じることができた。まさに、菅田さんの役者としての授業を受けることができたことは大きかったです。自分の伝えたいことを、プロデューサーの方と、製作の段階からこういうことを世の中に伝えたいと話し合って作っていく。そこまでの熱量で臨み、そういう人が作品の先頭に立っていたから、熱量がチームに伝わって、それが一つになって世の中に届いたということを自分も実感しました。実は菅田さんの音楽も密かにチェックしていますが、音楽においても全力投球の方。ちゃんと結果を出して認められているのが本当にかっこいい。刺激というよりかは憧れ、尊敬ですね。

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一問一答 PRIVATE

Q:好きな映画は?

結構いろいろ観ます。ホラーは苦手と言いつつ、観た後でジャンルを確認してみたら、** “ホラーサスペンス” と書いてあったり(笑)。邦画も洋画も関係なく観ます。なかでも好きな一本というと、窪塚洋介さん主演の『GO』ですね。窪塚さんが好きなんです。「池袋ウエストゲートパーク」**きっかけで好きになったんです。僕が生まれた当時ぐらいの作品なんですけど。いろいろな作品を観ていますが、『GO』はふとしたときに観たくなるんです。

Q:いま気になっている作品はありますか?

ちょっと前の作品ですけど、『運び屋』は観たいですね。

Q:お休みの日があったら、何をしていますか?

ファッションが好きなので、買い物に行きます。お気に入りの古着屋に行って、仲のいい店長としゃべったり。あと、最近はジブリ映画にハマっていて、時間ができたらよく観てますね。この間は耳をすませばを観ていました。今度、実写版があると聞いて、注目しています。

Q:好きな女の子のタイプは?

んー、なんだろう(ちょっと考えて……)ちゃんと話ができる人ですね。他愛もない話ばかりしているのではなくて、いろいろな話ができる。簡単に言っちゃうと、地頭のいい人かな。僕がプライドとか関係なく、相談できるような。尊敬できる部分がある人がいいです。

Q:外見的なタイプとかありますか?

あんまりないですね。好きになったら、その人がタイプって感じです。

Q:では、理想のデートは?

一緒に買い物ができたらいいですね。できたら、彼女もファッションが好きで。共通の趣味があれば楽しいだろうなと思うし。一緒に映画を観るのもいいだろうし。どこでも楽しめる気がします。相手次第ですね。

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Q:今度の誕生日で20歳になりますね。今後、俳優としての目指すところは?

とにかくいまはいただいた仕事をまっとうできればいい。自分としてはそれが精一杯できることかな。

Q:やってみたい役とは?

あんまり考えないですね。いろんな映画を観て、こういう役がやれたらと思うことはありますが、そのときによるので。いただいた役には全て挑戦していくだけです。

取材・文:前田かおり 写真:高野広美

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インフォメーション MOVIE INFO

『犬鳴村』

『呪怨』シリーズなどの清水崇監督が、福岡県の有名な心霊スポットを舞台に描くホラー。霊が見えるヒロインが、次々と発生する奇妙な出来事の真相を突き止めようと奔走する。主演を『ダンスウィズミー』などの三吉彩花が務める。『戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH』『貞子3D2』などを手掛けてきた保坂大輔が清水監督と共同で脚本を担当した。

古川毅プロフィール

生年月日:2000年2月27日
出身地:東京都
身長:182cm
血液型:AB型
趣味・特技:ファッション、カメラ、ギター、似顔絵

芸歴:中学3年生のときに原宿でスカウトされ、2015年にSUPER★DRAGONのメンバーとしてデビュー。俳優としては2017年から活動。主な出演作は映画『兄友』、テレビドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」「ニッポンノワール ー刑事Yの反乱ー」「ねぇ先生、知らないの?」など。

映画『犬鳴村』は2月7日(金)全国公開

(C) 2020 「犬鳴村」製作委員会

公式サイトはコチラ>

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