DCコミックス映画を時系列で徹底解説【DCEU編】~ネタバレあり!
バットマンやスーパーマンなどのキャラクターで有名なDCコミックの実写映画作品は、DCエクステンデッド・ユニバース(以下DCEU)として共有した世界設定を持っています。そんなDCEUには時系列が存在し、時系列順に観ることでさらにシリーズの世界観に浸ることができます。DCEU最新作『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』も加え時系列順に作品ごとのあらすじやイベントをご紹介していきます。回想シーンなどの時系列は除き、おおまかなストーリーが展開される年代でご紹介していることをご了承ください。またネタバレを含むのでご注意ください。(真楠ひろ)
- ワンダーウーマン(第一次世界大戦中1914年~1918年頃)
- ワンダーウーマン 1984(1984年頃を想定)公開日未定
- マン・オブ・スティール(2013年頃)
- バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2015年頃)
- スーサイド・スクワッド(2016年頃)
- ジャスティス・リーグ(2017年頃)
- アクアマン(2018年頃)
- シャザム!(2019年頃)
- ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(年代不明)現在公開中
1. ワンダーウーマン(第一次世界大戦中1914年~1918年頃)
女性だけが住む島・セミッシラで育った王女ダイアナ(ガル・ガドット)は戦士になることを夢見ていたが、戦い方を学ぶことを禁じられていた。ある日、アメリカ陸軍のパイロット・スティーブ(クリス・パイン)が島に不時着する。スティーブから外の世界で戦争が起きていることを知らされたダイアナは戦争を終わらせるため戦法を習得し、外の世界・ロンドンへと向かうが……。
2. ワンダーウーマン 1984(1984年頃を想定)
1984年最愛の人・スティーブ(クリス・パイン)を失ったダイアナ(ガル・ガドット)はワンダーウーマンとして活動をしていた。そんな彼女の前に死んだはずのスティーブが現れる。
3. マン・オブ・スティール(2013年頃)
超人的な力を持つ少年クラーク・ケント(ヘンリー・カヴィル)は両親の教えでその特別な力を封印した。大人になったクラークを守ろうとして死んだ父・ジョナサン(ケビン・コスナー)の言葉に導かれて旅に出たクラークは自分が爆発寸前の惑星クリプトンで生まれ、実の父親ジョー=エル(ラッセル・クロウ)から地球に送られたことを知る。自分の存在に葛藤するクラークだったが、クリプトン星唯一の生き残りを探し出そうとする軍最高司令官・ゾッド将軍と反乱軍が襲いかかる。
4. バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2015年頃)
ゾッド将軍の侵略を阻止したスーパーマン / クラーク・ケント(ヘンリー・カヴィル)。しかし、世界を守るのと同時に莫大な被害をもたらしていることもあり、彼に向けられた世間の目は厳しく、異星人である彼を追放する世論が強くなっていた。そんな時、レックス・コープの社長であるレックス・ルーサーJr.(ジェシー・アイゼンバーグ)の陰謀によってバッドマン / ブルース・ウェイン(ベン・アフレック)とルーサーJr.に、クラーク・ケントの育ての親であるマーサ・ケント(ダイアン・レイン)の命と引換えにバットマンの殺害を要求されたスーパーマンはついにバットマンに戦いを挑むことになる。
5. スーサイド・スクワッド(2016年頃)
スーパーマンの死後、指揮官アマンダ・ウォーラー(ヴィオラ・デイヴィス)の手によって結成された囚人のヴィラン部隊スーサイド・スクワッドのデッドショット(ウィル・スミス)、ハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)などの特殊能力を持つ悪党たちは失敗すると自爆装置が作動する過酷な状況の中任務に挑む。ハーレイ・クインを愛してやまないクレイジーなジョーカー(ジャレット・レト)も参戦し事態は思わぬ方向へと狂い出す。
6. ジャスティス・リーグ(2017年頃)
スーパーマンのいなくなった世界ではダイアナ / ワンダーウーマン(ガル・ガドット)の協力を経て、バットマン / ブルース・ウェイン(ベン・アフレック)が街を守っていた。そんな中、世界に3つ存在する超人的な力をもたらすマザーボックスの1つが惑星アポコリプスのステッペンウルフによって奪われてしまう。危機感を持ったブルースは新たなチームを作ることを決意し、機械化された体で様々な能力を持つビクター・ストーン / サイボーグ(レイ・フィッシャー)、水を操るアーサー・カリー / アクアマン(ジェイソン・モモア)、超高速で活動できるバリー・アレン / フラッシュ(エズラ・ミラー)を仲間として迎えるが、2つ目のマザーボックスも奪われてしまい……!
7. アクアマン(2018年頃)
アムネスティ湾灯の湾灯台の灯台守であるトム・カリー(テムエラ・モリソン)は海岸に打ち上げられた海底国アトランティスから逃げ出した女王アトランナ(ニコール・キッドマン)と出会い恋に落ち、アーサー・カリー / アクアマン(ジェイソン・モモア)をもうける。しかし、追手によりアトランナはアトランティスに連れ戻されてしまう。その後、トムの手によってたくましく成長したアーサーは突如現れた海底国ゼベルの王女メラ(アンバー・ハード)にアーサーの異父弟であり、アトランティスの王オーム(パトリック・ウィルソン)の暴走を止めるためにアトランティス王の血を引くアーサー自身が王になるようにと告げられるが……。
8. シャザム!(2019年頃)
孤児として育ち里親の家に転がり込んだ少年ビリー(アッシャー・エンジェル)は養兄弟たちに馴染めずにいた。そんなある日永遠の石に召喚され、スーパーヒーロー・シャザム(ザカリー・リーヴァイ)に変身する。その能力を利用しヒーローオタクの養兄弟フレディ(ジャック・ディラン・グレイザー)と共に悪人退治をしたり、動画をアップしたりと楽しんだビリーだったが、その力を狙う悪人ザデウスに襲撃される。その後力にうぬぼれていたビリーは、フレディとも険悪な関係に。母親に未練があったビリーは母親に自分を育てる意志がなかったことを知り、フレディや里親や養兄弟たちの大切さに気づき、心を改めることに決めるが、養兄弟たちはすでにザデウスに監禁されていた……!
ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(年代不明)
『スーサイド・スクワッド』での戦いの後、恋人ジョーカーと破局したハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)は自由を満喫中。そんな中、謎のダイヤを盗んだ少女を守るため極悪人ブラックマスク(ユアン・マクレガー)と対峙することに。最悪ガールズ軍団と悪を牛耳るブラックマスクの最恐ヴィラン同士の最強最悪な戦いが今始まる!
いかがでしたでしょうか。DCEUには作品ごとに時代設定があるので時系列順に観るとさらに楽しめるのではないでしょうか。『マン・オブ・スティール』以降はほとんど公開当時の時代(現代)に合わせている作品が多く見やすい印象で、『ワンダーウーマン』『ワンダーウーマン 1984』は1900年代の歴史的な時代背景も楽しめる作品ですね。『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』の公開に合わせてDCEUシリーズを一気観してみましょう!