名作ミュージカルが毎週末、無料配信!最終回は「キャッツ」
「オペラ座の怪人」「ジーザス・クライスト・スーパースター」などの作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバーが米ユニバーサルの協力の下、新型コロナウイルス感染拡大を受けて外出自粛中のミュージカルファンに向けてYouTubeチャンネル「The Shows Must Go On!」を開設した。同チャンネルでは毎週土曜午前3時(日本時間)から48時間限定で、ロイド・ウェバーの名作をフル配信している。
最終回となる第7回として16日(土)午前3時から配信されるのは、大ヒットミュージカル「キャッツ」。オリジナル版グリザベラのエレイン・ペイジをはじめ、ケン・ペイジ(オールドデュトロノミー役)、ジョン・ミルズ(ガス役)ら名高いキャストが集結し、1998年に撮影されたものだ。ロイド・ウェバーは先日死去した愛猫ミカを偲んで、ファンと共に「キャッツ」を鑑賞しながらミュージカル秘話を語るライブコメンタリーも行うという。本作が描くのは人に飼いならされることを拒んだ猫たちが都会のごみ捨て場で歌い踊るさまで、オスカー監督トム・フーパーが昨年映画化したことも記憶に新しい。
第1回配信作品は「ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」、第2回は「ジーザス・クライスト・スーパースター」、第3回は「オペラ座の怪人」、第4回は「ラブ・ネバー・ダイ」、第5回は「アンドリュー・ロイド・ウェバー:ザ・ロイヤル・アルバート・ホール・セレブレーション」、第6回は「天才執事ジーヴス」だった。(編集部・市川遥)