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「ウォーキング・デッド」あるある言いたい

 人気シリーズ「ウォーキング・デッド」も放送開始からなんと10年! シーズン10を迎え、シーズン11の製作も決まるほど長寿シリーズになった今、ふと気づけば驚きのあるあるが判明しました。(平沢薫)

噛まれたら終わりなのに無防備に肌を出しがち

ウォーキング・デッド
服装、危険! AMC / Photofest/ ゲッティ イメージズ

 ウォーカーと呼ばれるゾンビに噛まれたら終わりなのに、わりと平気に肌を露出しがち。メインキャラのダリル(ノーマン・リーダス)は袖をわざわざ切っているし、ミショーン(ダナイ・グリラ)やエイブラハム(マイケル・カドリッツ)はタンクトップ。じゃあ、ウォーカーが来ても困らない腕に自信のあるキャラだけがそうなのかというと、ローリ(サラ・ウェイン・キャリーズ)もベス(エミリー・キニー)も基本袖のない服。実は理由は単純、ロケ地のジョージア州アトランタ近郊は、蒸し暑くて長袖はムリ。ウォーカーに噛まれるリスクより、熱中症対策優先なんですよね、きっと。

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ダリルの恋愛関係がボンヤリ

ウォーキング・デッド
愛はいろいろ。AMC / Photofest/ ゲッティ イメージズ

 シーズン1からの古参キャラの中では、唯一のイケメン枠といえそうなダリルですが、なぜか恋愛関係がいつもボンヤリしたまま。キャロル(メリッサ・マクブライド)とは同志愛みたいだし、ベスと2人でさまよったときに接近したかと思ったら、ベスは死んじゃうし。シーズン10でやっとコニー(ローレン・リドロフ)と恋愛関係になるのかと思ったらコニーが行方不明に。実は以前からファンの間にはダリルがゲイだと言われていましたが、それは2014年に番組クリエイターのロバート・カークマンがキッパリ否定しています。しかし、やっぱりダリルの最愛の人はリック(アンドリュー・リンカーン)?

赤ん坊ジュディスは泣かない

ウォーキング・デッド
ばーぶー。AMC / Photofest/ ゲッティ イメージズ

 リックの妻ローリが産んだジュディス(アデレード&エリザ・コーンウェルほか)は、シーズン3からシーズン7までずっと赤ん坊状態。いろんな人に抱かれた状態で画面に登場しますが、赤ん坊なのに、別の重要なドラマが進行している時は、絶対に泣きません。シーズン4で刑務所が襲撃された時にも乳母車に乗せられたまま泣かず、妹を殺したリジー(ブライトン・シャブリノ)が殺そうかなという目で見た時にも泣きません。いつもその場の空気をちゃんと読む、とても賢い赤ん坊でした。そんな彼女だからこそ、シーズン9第5話以降のような賢い少女に成長したのも納得。

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ウォーカーの頭蓋骨があっさり割れる

ウォーキング・デッド
ガツンと一発! AMC / Photofest/ ゲッティ イメージズ

 ウォーカーは頭部を破壊すると動きを止めるので、倒すときは頭部を狙いますが、この頭蓋骨がわりとあっさり割れますがち。シーズン2第1話ではリックが大きな石で殴って、頭蓋骨を叩き潰します。しかも2体連続で。また、シーズン3第15話のミショーンのように、足で頭蓋骨を踏み潰すのはよくあるパターン。シーズン4第6話では、なんと総督が素手で殴って陥没させます。ひょっとして、ウォーカーになると頭蓋骨が割れやすくなる?

イケメンはたいていゲイ

ウォーキング・デッド
Oh,ジーザス! AMC / Photofest/ ゲッティ イメージズ

 イケメンが登場すると、ゲイの確率が高い。シーズン5第10話で初登場したアレキサンドリアの住人アーロン(ロス・マーカンド)は、次の第11話でゲイだと判明。シーズン6で初登場のヒルトップのイケメン枠の住人ジーザス(トム・ペイン)は、シーズン9でエリックとの交際が描かれてゲイ確定。彼らは原作コミックでもゲイの設定ですが、なぜか原作コミックよりもイケメンがキャスティングされているような?

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子どもにも容赦ない出来事が起きる

ウォーキング・デッド
子どものウォーカーの撮影オフショット。AMC / Photofest/ ゲッティ イメージズ

 普通のドラマでは、幼い子どもにはそこまで悲惨な出来事は起きないことが多いですが、このシリーズは別。なにしろシーズン1第1話から、ぬいぐるみのクマを持って近づいてくる幼い少女の額を、主人公が真正面から銃で撃ち抜くのが、このドラマ。この少女がウォーカーだからですが、少女なのでインパクト大。さらに、キャロルの幼い娘はウォーカーになって撃たれるし、シーズン3ではミショーンが総督(デヴィッド・モリッシー)の娘の少女ウォーカーの口に、日本刀をブスリ。このシリーズでは、小さい子どもが出てきても、かわいいと思っている場合じゃありません、ショックに備えて心の準備が必要!

出演俳優が飲酒運転で逮捕される率高し

ウォーキング・デッド
白血病の合併症のため亡くなった、故スコット・ウィルソン。AMC / Photofest/ ゲッティ イメージズ

 そんなに多いわけじゃありませんが、2人逮捕されたら十分な逮捕率。逮捕されたのは、ドラマでは温厚な父親ハーシェル役の故スコット・ウィルソンがシーズン3撮影中に酒気帯び運転で。もう一人はドラマでもちょっと問題のある神父ゲイブリエル役のセス・ギリアムが、シーズン6撮影中に飲酒運転とマリファナ所持で捕まっています。ウォーカーに追いかけられる毎日は、酒でも飲まずにはやってられない?

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鹿に出会うと悲劇が起きる

ウォーキング・デッド
鹿のイメージ画像です。Patrick Pleul / picture alliance via Getty Images

 シーズン2第1話では、カール(チャンドラー・リッグス)が森で鹿に出会って魅了され、近づこうとしていたときに、誤って銃で撃たれてしまいます。シーズン4第14話では、ミカ(カイラ・ケネディ)が森で鹿に遭遇してやはり魅了され、撃つのを拒んだ末に姉に殺されます。ひょっとしたら鹿は無垢なものの象徴で、同じ性質を持つ人間と惹かれ合うのですが、この世界では人間は無垢なままでは生き延びられない、ということなのかも。ちなみに、ダリルは鹿を見かけると、即、食料として狙います。

突然人気キャラが死亡する

ウォーキング・デッド
シリーズ唯一のアジア人俳優として注目されたスティーヴン・ユァン。AMC / Photofest/ ゲッティ イメージズ

 メインの登場人物があっけなく死ぬのは、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズの専売特許ではありません。シェーン(ジョン・バーンサル)、ローリ、ハーシェル、ベス、グレン(スティーヴン・ユァン)、そしてカールも、あっさり死んでしまいました。しかも死の唐突さはどんどん激しくなっていて、シーズン9のジーザスの死の突然さにはビックリ。同シーズン第15話では一気に10人も死去し、それが判明する光景が衝撃的すぎ。今度は何で驚かされることやら。やっぱりこのシリーズは、まだまだ気が抜けない!

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