中村倫也演じる“7人の僕”を紹介!『水曜日が消えた』で7変化
中村倫也が主演を務める映画『水曜日が消えた』が、6月19日公開に公開される。中村演じる個性あふれる“7人の僕”について紹介したい。(編集部・梅山富美子)
本作は、ある事故をきっかけに、ひとつの身体の中で曜日ごとに入れ替わって暮らす7人の僕(中村)が主人公。最も地味でつまらない通称・火曜日がある朝起きると、決してくるはずのない水曜日を迎えたことからストーリーが展開する。
月曜日
ほかの曜日と険悪な月曜日は、ぼさぼさ頭で左手の指に絆創膏を貼っている問題児のミュージシャン。煙草・酒・音楽が好きで、自分の1日を全力で楽しむことだけを考えている。自分のやりたいことに正直な行動派だ。
火曜日
物語の中心となる火曜日の特徴は、七三分けの髪型。真面目で几帳面な性格のため、前日の“月曜日”が起こしたトラブルに悩まされることもしばしば。週に一度の通院や部屋の掃除といった地味な仕事を受け持つ。好きなものは、フレンチトーストと外国の観光地の写真集。趣味は、壁打ち卓球と架空の海外旅行ブログを書くこと。自分を療養中だと考えており、必要がなければ家を出たがらない。
水曜日
いつもスポーツウェアを着ている水曜日は、明るく穏やかなスポーツマン。ほかの曜日との関係は良好で、自分の素性をうまく隠してスポーツインストラクターやリハビリのサポートをしている。他人との接し方や距離感に人一倍注意を払っている。
木曜日
眼鏡と絵具で汚れた手が特徴の木曜日は、職人気質のイラストレーターで、僅かに残った昔の記憶をスケッチするという趣味を持つ。元々はSNSなどで作品を発表していたが、それが出版社の目に留まり、次第に雑誌などでイラストを描くことに。編集者をごまかしたり口は悪いが、仕事には真面目。週に1日しか描けないため、いつも締め切りギリギリになってしまう。
金曜日
金曜日は、物静かで動じない、孤独を愛する園芸家。植物栽培が好きで、庭の菜園だけでなく家の和室でも観葉植物を育てている。逆に人間に対してはあまり関心がない。髪型はセンター分け。
土曜日
金曜日の寝相のせいでくせ毛の土曜日は、おしゃべり好きな社交派オタク。限られた1日を有効活用するため、外出よりもネットや通信を好む。将棋やチェス、パズルや海外ボードゲームに凝っており、ほかの曜日たちに対戦をしかけたりと社交的だ。
日曜日
日曜日は、人里離れた静かな場所に行きたがる自由人。いつも帽子とサングラスを身に着けている。1日しか活動できないため行動半径は限られるが、釣りと魚拓が好き。
映画『水曜日が消えた』は6月19日公開
(C) 2020『水曜日が消えた』製作委員会