「アベンジャーズ」ゲーム、やってみたらすごかった！映画ファンも納得
提供：スクエニ
世界中から熱狂的に支持されるヒーローチーム・アベンジャーズがついにゲーム化。アイアンマンやキャプテン・アメリカを操作して、巨大な敵に立ち向かう大作アクション「Marvel's Avengers（アベンジャーズ）」（スクウェア・エニックス）が、9月4日にいよいよ発売を迎えます。これこそ、誰もが夢のアベンジャーズ気分を味わえる、マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）ファンにもおススメのゲーム！ ベータテストで一足先にその魅力を体験してみました。
簡単操作でアベンジャーズ気分！
「Marvel's Avengers（アベンジャーズ）」は、アベンジャーズとなって、世界中でミッションを攻略していく、三人称視点型のアクションゲームです。期待に胸を膨らませながらテスト版をスタートすると、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウ、ソー、ハルクが登場するステージ「A-Day」が開始。いきなりアベンジャーズを操作する展開に胸が躍ります。まるで『アベンジャーズ』（2012）のニューヨーク決戦に挑むような気分です。
ヒーローの操作は、移動やジャンプのほか、軽攻撃、重攻撃、遠隔攻撃、そして特殊攻撃となるヒーローアビリティが基本になります。どのキャラクターも操作は共通しているので、この基本動作を把握すればプレイに問題はなし。キャラ毎に多彩な攻撃モーションが用意されていて、同じ遠隔攻撃でも、ソーならムジョルニアを、キャップなら盾を、ハルクならえぐり取った地面を投げるなど、すでにこだわりがすごい。
ボタン連打で気持ちよく攻撃がつながっていくので、爽快感もバツグン。特殊攻撃のヒーローアビリティがヒットした瞬間のポーズも超かっこいい！ あくまで原作コミックがベースですが、モーションの一部には、映画からの影響もあるのだとか。ゲーム初心者でも、MCUファンが一度は憧れたであろう、爽快なアクションを手軽に楽しめます。
「A-Day」ステージの後半では、11月公開予定の実写映画『ブラック・ウィドウ』にも登場する人気悪役タスクマスターとブラック・ウィドウのバトルも用意されていました。アクロバティックなアクションが特徴のブラック・ウィドウによる縦横無尽のバトルは、アクション映画顔負けの迫力。ジャンプから着地する瞬間の、ヒーローポーズにも注目です！
俺はアイアンマンで行く！
メインストーリーでは、崩壊したヘリキャリア内にあるウォー・テーブルというマップから、世界中に点在するステージを選択していくことになります。自分の操作するヒーローと、AIかオンラインプレイヤーが操作するヒーローの4人で進めるのが基本攻略。ベータテストでは、カマラ、ハルク、アイアンマンとブラック・ウィドウを選択することが可能だったので、まずは大好きなアイアンマンでプレイしてみました。
アイアンマンは、最初こそ飛行操作に戸惑いますが、慣れると空から敵を強襲するのが快感に。地上で暴れるハルクやブラック・ウィドウを、空中からの攻撃でサポートすると、気分はまさにアベンジャーズ。さらに、特殊能力アルティメットヒーローアビリティを発動すると、アーマーが『アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン』（2015）でも大活躍したハルクバスターに変化！ ハルクと一緒にパワープレイで敵を圧倒するのは最高の気分です。
ゲーム中は、特定の条件をクリアすることで、ヒーローの見た目を変えるスキンも入手できます。さっそくアイアンマンのスキンが手に入ったので、かっこいいブラック仕様に。さらに、レベルが上がる毎に攻撃スキルを自分好みに開放していき、ステージ内で手に入るギアと呼ばれる装備品でヒーローをパワーアップさせることも可能。ギア毎にレベルや付与された特殊効果（パーク）が違うため、自分だけのアベンジャーズを作ろうと、アイテム集めに勤しんでしまいます。
ステージが進行すると、敵のレベルによってはヒーローがダウンしてしまうことも。しかし、MCUでも描かれたように、チームワークこそアベンジャーズの力。ド派手な近接攻撃が気持ちいいハルクでも、単独で突っ込めばと集中攻撃であえなくダウンしてしまいますが、カマラと組むことで、ライフを回復させながら戦うことも可能。ヒーローの手持ちスキルや能力を頭にいれ、リアルタイムで戦略を練りながらゲームを進めていくのが快感になってきます。
オリジナルストーリーが熱かった
冒頭ステージの「A-Day」とは、アベンジャーズ西海岸支部の新設と、航空空母ヘリキャリアの披露を兼ねて、アメリカ・サンフランシスコで行われた祭典のこと。大勢の市民が集まる会場を謎のテロリストが襲い、アベンジャーズの奮闘もむなしく、ヘリキャリアはキャプテン・アメリカごと墜落。大量の死者と負傷者を出したばかりか、事故の衝撃で発生した謎のガス、テリジェン・ミストに覆われたサンフランシスコは、特殊能力が発現する疾患インヒューマン病が蔓延する、隔離地域になってしまいます。
世界はインヒューマン病患者による犯罪が多発し、その原因となったアベンジャーズは存在を危険視され、解散させられてしまいます。この「A-Day」から5年後がゲームの本編。アベンジャーズを再生し、再び世界を救うという熱い展開が待っています。MCUがコミックをベースに独自のユニバースを築いたように、「Marvel's Avengers（アベンジャーズ）」でも、コミックにリスペクトをささげた、全く新たなオリジナルストーリーが楽しめます。
アベンジャーズがいない世界は、科学者ジョージ・タールトンが設立した、科学による平和実現を掲げる組織AIMによって秩序が保たれています。しかしこのタールトンこそ、テリジェン・ミストにより変貌を遂げた、本作最大の悪役モードック。そして、彼の陰謀を暴こうと、アベンジャーズの再結成に立ち上がるのが、新人ヒーローのミズ・マーベルことカマラ・カーンです。
注目キャラクターを一足先にプレイ!
カマラは「A-Day」に居合わせ、テリジェン・ミストの影響で体の形態を自由に変化させるパワーを手にした少女。手足が伸縮する攻撃は見た目もユニークで、ヒーローアビリティを使うと、体を巨大化させてハルク並みのパワー押しもできます。味方を回復できる能力も備えており、初心者にもおススメの万能キャラです。
アベンジャーズの大ファンでもあるカマラは、ヒーローのお宝アイテムに大喜びする場面も。新人なだけに、衣装も最初こそコンビニに行くときのような格好ですが、スキンを手に入れることでだんだんとヒーローらしい姿になっていきます。一緒に成長してく感覚が実に親しみやすく、「Marvel's Avengers（アベンジャーズ）」において、最もプレイヤーに近い存在といえるでしょう。ちなみにミズ・マーベルは、MCUでも実写シリーズと映画化が決定していて、今後のマーベルを背負って立つであろう、最重要キャラでもあります。
見事マーベル沼にハマる
ゲームに没頭する間に、いつしか操作にも慣れ、強力な敵が相手でも、味方の攻撃に合わせて連携攻撃を仕掛けることもできるようになってきました。すると、画面に収まらないほどの超巨大ロボットウォーボットが登場！ 培ったスキルを総動員し、仲間と連携して破壊できるか所を探していきます。
巨大な敵にチームで立ち向かう展開は、映画でもなかなかないシチュエーションなだけに新鮮な感覚です。オンラインで友達とチャットしながらプレイしたら、さらに楽しそう。映画と同じく、マーベルコミックへの深い愛とリスペクトが詰まった「Marvel's Avengers（アベンジャーズ）」。全てのステージを終えてからも、装備を集めてヒーローを育てるのが楽しく、気づけば十数時間遊んでいました。
これで十分アベンジャーズ体験を味わったと思いきや、ベータテストは、本編のほんのさわりにすぎないとのこと。発売後には追加ヒーローの登場も予定されていて、すでに弓の名手ホークアイの参戦は決定済み。また2021年には、PlayStation版独占でスパイダーマンの登場も予定されているということで、発売後もマーベル沼にハマってしまいそうです。（編集部・入倉功一）
「Marvel's Avengers（アベンジャーズ）」は9月4日発売
対応機種：PlayStation(R)4、Xbox One、Windows PC 価格：7,980円+税（スタンダードエディション）
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