新『アダムス・ファミリー』吹き替え声優がすごい!
提供:パルコ
不気味な洋館に住む、不幸で忌まわしいものが大好きなモンスター一家のアダムス・ファミリー。漫画家チャールズ・アダムスが1930年代に雑誌に描いた一コマ漫画として生まれると、不気味でかわいいビジュアルにダークすぎる笑いが人気を博してテレビシリーズ化され、1991年の実写映画版に至っては続編も制作される大ヒットを記録しました。そんな人気シリーズが初のアニメーション映画化! 日本語吹き替え版には声がキャラクターにぴったりなだけでなく、まさかの見た目までそっくりな豪華キャストが集結しました。ゾッとするほど魅力的な『アダムス・ファミリー』吹き替え版をご紹介します。(編集部・市川遥)
アダムス家の真の家長!クールでセクシーな母モーティシア:杏
極細スタイルの美貌の母モーティシア役は女優の杏さん。両親の遺灰をおしろい代わりに使い、耳たぶにはイヤリングではなくホチキスをバチっと留めて(痛そう!)、すらりとエレガントなドレスの下には大量のクモを飼っている……という身の毛がよだつほど恐ろしくも美しいモーティシアを、堂々とクールに、そしてセクシーな魅力たっぷりに演じています。夫ゴメズがメロメロなのも大納得の、とんでもない色っぽさなんです。
アダムス・ファミリーの柱として常に超然としている彼女ですが、ふとした瞬間に言葉から悦びがにじみ出てしまう場面の杏さんがとにかく上手い。闇の中をドライブ中、衝撃と共に車が止まったときの「何かをはねた!」という言葉のうれしそうなことといったら! かわいいよ、モーティシア! クールでありつつ感情の機微までありありと伝える名演で、不気味でかわいい『アダムス・ファミリー』の独特な世界観にどっぷりと入り込んでしまいます。
息子から常に命を狙われている!陽気な父ゴメズ:生瀬勝久
アダムス・ファミリーの父ゴメズは、ぎょろっとした大きな目に不敵な笑みが特徴です。演じた俳優の生瀬勝久さん自ら「あの目付きはわたしです。陽気でイタズラ好きはまんまわたしですし、シニカルなところも生き写しです」と語るほど瓜二つの、奇跡のキャスティングが実現しました。ゴメズはその目配せの仕方からもう生瀬さんそのもので、声がぴったりなのは言わずもがな! 息子のパグズリーから日々、命に関わる超危険なイタズラを仕掛けられながらも軽々かわし、陽気に家族を愛するゴメズを好演しています。
よからぬことを考えてばかり!危険な長女ウェンズデー:二階堂ふみ
青白い顔におさげ髪、いつも暗い表情でよからぬことを考えているアダムス・ファミリーの長女ウェンズデー役は、女優の二階堂ふみさんです。くせ者ぞろいの一家の中でも一際ブラックで強烈な個性を放っているウェンズデーですが、二階堂さんは長年にわたる『アダムス・ファミリー』ファンだというだけあって、この難役を完璧にモノにしています。剥製を作ったり、弟を生き埋めにしたりして過ごしてきたウェンズデーは、本作では「普通の生活」を試してみようと丘の下にある人間の中学校に通ってみることに。いじめっ子と対峙する、不気味なのに頼りがいのあるウェンズデーの勇姿は見逃せません。
ヤバイ奴臭がすごい!フェスターおじさん:秋山竜次(ロバート)
オーバーコートを着込み、真ん丸な顔にハゲ頭のフェスターおじさんは、ゴメズの兄。かわいらしい見た目とは裏腹に猛烈なヤバさを発散させるフェスターおじさん役を務めたのは、ロバートの秋山竜次さんです。仲良し兄弟ゴメズとの掛け合いは息ぴったりで、のほほんと吐き出される狂気的なセリフにゾッ! まさに秋山さんならではの笑いと狂気のコンビネーションといえます。
クセが強すぎる!リアリティー番組の司会者マーゴ:LiLiCo
クセも押しも強い「お宅の神業リフォーム」の司会者マーゴ役は、映画コメンテーターのLiLiCoさんが大胆な弾けっぷりで務め上げました。丘のふもとに彼女が夢見る完璧に普通な住宅地、その名も「フツー・タウン」をプロデュースしたものの、霧が晴れると町からはアダムス・ファミリーの薄気味悪い洋館が見えてしまうという恐ろしい事実が判明し……。そこでマーゴはアダムス・ファミリーも普通に変えてしまおうと、策略をめぐらすことになります。マーゴvs.アダムス・ファミリーの奇妙な戦いの行方はいかに?
字幕版キャストもめちゃくちゃ豪華!
本作は吹き替え版のみならず、字幕版の声優陣もめちゃくちゃ豪華! 父ゴメズ役はオスカー・アイザック(『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』)、母モーティシア役はシャーリーズ・セロン(『マッドマックス 怒りのデス・ロード』)、長女ウェンズデー役はクロエ・グレース・モレッツ(『キック・アス』)、長男パグズリー役はフィン・ウォルフハード(『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』)とオールスターキャストが集いました。彼らはR指定アニメ『ソーセージ・パーティー』の監督コンビ、コンラッド・ヴァーノン&グレッグ・ティアナンの下、喜々として不気味な愛すべき一家を演じており、こちらも必聴です。
映画『アダムス・ファミリー』は9月25日よりTOHOシネマズ、イオンシネマにて全国公開 公式サイト
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