実写ドラマ「岸辺露伴は動かない」あらすじ&キャスト【まとめ】
漫画家・荒木飛呂彦の代表作「ジョジョの奇妙な冒険」に登場する人気キャラクター・岸辺露伴の不思議な体験をつづる短編シリーズ「岸辺露伴は動かない」が、NHKで実写化。総合テレビ及びBS4Kにて、12月28日から30日までの3夜にわたって放送される期待のドラマから、高橋一生ふんする岸辺露伴をはじめとする登場人物や、あらすじを紹介する。※2023年2月24日更新
「岸辺露伴は動かない」は、リアリティーを何よりも重んじる、少し風変わりな漫画家・岸辺露伴が取材先で遭遇する奇妙なできごとの数々を、ホラータッチで描く作品。高橋ふんする岸辺露伴が、相棒となる女性編集者・泉京香と共に、人知を超えた事件や事象に挑む。
原作は、荒木飛呂彦の「岸辺露伴は動かない」と、北國ばらっどの「岸辺露伴は叫ばない 短編小説集」所収「くしゃがら」。脚本は、平成仮面ライダーやスーパー戦隊シリーズ、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」「進撃の巨人」などを手掛ける小林靖子。音楽は菊地成孔、演出は渡辺一貴が務める。
【各話あらすじ】
第1話「富豪村」 放送:12月28日(月)午後10:00~10:49
周囲から隔絶された山奥に豪邸が11軒ある「富豪村」。所有者はいずれも各界で成功した大富豪ばかりで、いずれも20代でこの村の土地を所有してから成功しているという。ただし、条件をクリアしないと買うことが許されないらしい。ことの真偽を確かめるべく、露伴は、新人の担当編集・泉京香と共に富豪村に赴く。そこで課されたのは奇妙な試験だった。それは「マナー」。マナーに寛容はない。「正しい」か「正しくない」か。一つマナーを守れば成功に近づくが、一つ破れば大切なものを一つ失っていく……。
第2話「くしゃがら」 放送:12月29日(火)午後 10:00~10:49
露伴は同僚の漫画家・志士十五から奇妙な相談を受ける。担当編集者から「くしゃがら」という言葉は使用禁止だと言われたのだ。しかしネットにもどんな辞書にも意味は載っていない。使うなと言われると使いたい。だが意味を知らないと使えない。「好奇心」の魔物にむしばまれ、十五は心身に異常をきたす。露伴が彼を「本」にするとそこには袋とじページが。袋とじの中に何かが蠢(うごめ)いていて……。
第3話「D.N.A」 12月30日(水)午後 10:00~10:49
京香から彼女が付き合っている写真家の平井太郎の記憶喪失を、“催眠術”で探って欲しいと頼まれた露伴。太郎は、著名な写真家だったが、6年前に交通事故にあい、一命は取り留めたが、完全な社会復帰に至っていなかった。露伴が京香に太郎を紹介され話しているところに、バギーに女の子を乗せた片平真依が通りかかる。すれ違い様バギーの奥から娘・真央の手が伸び太郎の裾を掴み、太郎を転倒させてしまう。その瞬間、露伴はシェードの奥から見つめる真央の目に異変を感じていた。
第4~6話あらすじ・キャストはコチラ>>
第7~8話あらすじ・キャストはコチラ>>
岸辺露伴(演:高橋一生)
相手を「本」にしてその生い立ちや秘密を知り、更に書き込みを行って指示を与える特殊能力を持つ漫画家。漫画「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズでは、第4部「ダイヤモンドは砕けない」から登場した。
泉京香(演:飯豊まりえ)
大手出版社“集明社”に勤務する、露伴の担当編集。
一究(演:柴崎楓雅)
第1話に登場。富豪村の案内役。露伴たちにマナーの試験を課す。
志士十五(演:森山未來)
第2話に登場。露伴と同じ出版社で連載を抱える漫画家。「くしゃがら」に取り憑かれている。
片平真依(演:瀧内公美)
第3話に登場。インテリアコーディネーター。6年前に交通事故で夫を亡くし、娘の真央と二人で暮らしている。
平井太郎(演:中村倫也)
京香が付き合っている写真家。事故によって記憶を失っている。
(C)NHK
構成:編集部・入倉功一