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ハリウッド版『モンスターハンター』モンスター図鑑

 カプコンの大人気ゲームをハリウッドで実写映画化した『モンスターハンター』(2021年3月26日全国公開)には、主人公アルテミス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)たちを苦しめる強力なモンスターたちが多数登場する。ここでは、本作の予告編で登場が確認できるモンスターたちの生態などを紹介したい。(編集部・倉本拓弥)

「モンスターハンター」とは?

『モンスターハンター』

 2004年にPlayStation(R)2で1作目が発売された「モンスターハンター」は、雄大な大自然を舞台に、クエストを受注したハンターが様々な武器を駆使して巨大モンスターを狩るハンティングアクション。日本では“モンハン”の愛称で知られており、モンスターの素材で武器や防具を生産・強化していくシステムや、オンラインを介したマルチプレイが人気を博し、社会現象を巻き起こした。「モンスターハンターワールド:アイスボーン」は全世界出荷660万本(2020年9月30日時点)を突破しており、2021年3月26日には Nintendo Switch 向けに最新作の「モンスターハンターライズ」が発売される。

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映画に登場するモンスター

ディアブロス亜種

『モンスターハンター』

 砂漠地帯に生息する角竜ディアブロスの雌個体。妊娠して腹部に卵を抱えている為、オスの個体より警戒心が強くなり気性の荒さが増している。最大の武器は、巨大で強靭な一対の角で、体全体は黒い甲殻で覆われている。装甲戦闘車両に匹敵する攻撃力を持っており、地中潜行した状態からの奇襲攻撃や、強力な突進攻撃を得意とする。

『モンスターハンター』

主な登場作品:「モンスターハンターG」(2004)、「モンスターハンター2(ドス)」(2006)、「モンスターハンター:ワールド」(2018)など

リオレウス

『モンスターハンター』

 赤色と漆黒に塗られた鎧のような甲殻を身に纏い、炎を巧みに操る火竜。巨大な翼により、類まれなる飛行能力を有し、大空からの襲撃や火球のブレスを組み合わせ、多くの生物を圧倒する。その空中を制する強さから「空の王者」とも呼ばれる。シリーズ作品によっては、蒼火竜と呼ばれる亜種個体や、銀色の甲殻がトレードマークの希少種も存在している。

『モンスターハンター』

主な登場作品:「モンスターハンター」(2004)、「モンスターハンター2(ドス)」(2006)、「モンスターハンター:ワールド」(2018)など

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ネルスキュラ

『モンスターハンター』

 巣を張り、身動きできないように獲物を狙うその生態は、蜘蛛の行動に似ている。長く強靭で鋭利な爪による素早い攻撃で獲物を捕らえる。弱点から身を守るために、モンスターの外皮をケープの様に纏い、腹部の先端には大きな睡眠針がついている。背中からは結晶化した毒液が針の様に伸びており、悪夢のように獲物につきまとい暗闇で襲う。

主な登場作品:「モンスターハンター4」(2013)、「モンスターハンターダブルクロス」(2017)など

アプケロス

『モンスターハンター』

 捕食者から身を守る為甲殻の発達が著しい草食種。縄張り意識が強く、集団で身を寄せ合って防御壁を作る習性を持つ。鋭いトゲで覆われたこん棒のような尻尾で、敵を威嚇する。

主な登場作品:「モンスターハンター」(2004)、「モンスターハンター ポータブル 」(2005)、「モンスターハンター:ワールド」(2018)など

映画『モンスターハンター』は2021年3月26日全国公開

画像提供:カプコン

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