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MCUの歴史が変わった瞬間!ついにフェーズ4が幕を開けた「ワンダヴィジョン」第5話最速レビュー

ワンダヴィジョン

 『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後を描く、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初のドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」。5日に「Disney+(ディズニープラス)」で配信された第5話は、全マーベルファン必見の特大サプライズが飛び出し、MCUの大転換点となる超重要回となった。

超スリリング!二つの世界の物語が交錯する第5話

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 時に不穏な空気を醸しながらも、往年のシットコム形式でワンダとヴィジョンの幸せな結婚生活を楽しく描いた第1話~3話。そこから一転して『エンドゲーム』後の通常の世界に戻り、MCUのおなじみのキャラクターたちがワンダたちに何が起きているのか、多くの疑問を抱えた視聴者同様にシリアスに迫った第4話。続く第5話はその二つを混ぜ合わせた、まさにいいとこ取りのエピソードだ。ほころびが一層目立ちだしたワンダとヴィジョンのシットコムの世界と、それに干渉する知覚兵器観察対応局S.W.O.R.D.(ソード)の対応とを交錯させる形で進行していく物語は、一瞬たりとも目が離せないほどスリリング。異常なスピードで成長する双子の子育てに勤しむワンダとヴィジョンといったコミカルな部分はありつつも、不気味さはどんどん増していく。ワンダのある危険な行動により、彼女をテロリストとみなしたソードが実力行使に出るなど、物語のスケールはもはや映画並みになっている。

ヤバすぎる力…ワンダ覚醒へ

ワンダヴィジョン

 悪の組織ヒドラの人体実験によってテレキネシス能力と心理操作の力を手にし、以前からその強さはアベンジャーズ随一といわれていたワンダ。第5話では今の彼女の力は「サノスを一人で倒せたかもしれないほど強大」であることが判明する。堂々と力を使いこなすワンダの勇姿にほれぼれする一方で、両親、双子の兄ピエトロ、そして『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では恋人ヴィジョンまで失った彼女が、「もう誰もわたしから奪うことはできない」と宣言する姿には心を揺さぶられる。強大な力を持ちながら善にも悪にもなり得る不安定さも抱えたワンダは、どこへ向かうことになるのだろうか。

ここで来たか!思わず声が出た特大サプライズ

ワンダヴィジョン

 そしてラストには「これが『ワンダヴィジョン』で来たか……!」と思わず声を上げてしまうこと必至の、全マーベルファンが待ち望んだ特大のサプライズが待っている。MCUの歴史を変え、これから進む方向を決定付ける展開であるだけでなく、すでにワンダの登場が発表されている『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題) / Doctor Strange In The Multiverse Of Madness』へのつながりを感じさせるエピソードでもある。「ワンダヴィジョン」は本当の意味でMCUフェーズ4の幕開けを飾る作品であることが、これ以上ないほど明確になった。(編集部・市川遥)

「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで毎週金曜配信
ディズニープラス公式サイト
(C) 2021 Marvel

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