つかみどころのない神秘的な美少女:栗林藍希
この美少女に注目
栗林藍希『青葉家のテーブル』(6月18日公開)
今後ますますの活躍が期待される若手女優の素顔に迫る本企画。今回は映画『青葉家のテーブル』で、青葉家に居候をする優子を演じた栗林藍希さんを徹底解剖! 事前に募集したファンからの質問にもお答えいただきました。
PROFILE プロフィール
生年月日:2001年4月22日
出身地:新潟県
身長:165cm
趣味・特技:カメラ、サッカー
芸歴:2016年に「新潟美少女図鑑」に掲載されて注目を浴び、芸能界デビュー。映画『クローゼット』『聖なる蝶 赤い部屋』、ドラマ「his ~恋するつもりなんてなかった~」などに出演。新感覚音楽プログラム「音流~ONRYU~」ではMCを務めている。
PRIVATE 素顔に迫る一問一答
Q:【ユーザー質問】とても大人でしっかりしている印象ですが、苦手なことはありますか?
泳ぐことと、隠していますけど、初めての人と話すことが苦手です。
Q:【ユーザー質問】毎日欠かさずしていることはありますか?
湯船に浸かることです。
Q:【ユーザー質問】将来こうなりたいという目標はありますか?
女優業も音楽業も両立したいです。両立するのはとても苦手ですが、どっちもとても大切なので。
Q:チャームポイントはどこですか?
眉毛です。いつかおでこを見せられる髪型にしたいと思っています。
Q:長所と短所は?
長所は真面目なところで、短所もたぶん真面目なところ。いい部分も悪い部分もあります。
Q:好きな人のタイプは?
興味を持った人(照)。この人をもっと知りたい!と興味が湧くということは気になるからだと思います。
Q:理想のデートは?
水が好きなので、川か海か水族館へ行きたいです。
Q:好きな映画は?
最近観て面白かったのは、『あのこは貴族』です。
Q:好きなファッションは?
お父さんやお母さんが昔に着ていたような服が多いです。おさがりを貰うので、あまり買わないです。
Q:好きな言葉は?
「笑う」(笑)。
Q:故郷・新潟で自慢なものは?
空気がきれいなところです。駅で新幹線を降りた瞬間から感じます。あと川がきれいなところも自慢です。信濃川とか阿賀野川がすごくきれいです。
Q:お名前に“藍”が入っていますが、好きな色は?
藍色が好きです!
Q:オフの日の過ごし方、いまハマっていることは?
散歩です。川を見ることにハマっています。
Q:いま一番、遊びに行きたい場所は?
海です。
Q:いよいよ20歳! 20代の目標、やりたいことは?
大人の人たちと対等に話したい。遠慮しないで、言うべきことをちゃんと言えるようにしたいと思います。
INTERVIEW インタビュー
Q:ドラマ版について、どんな点に魅力を感じましたか?
家具や花瓶などの小物にこだわっているところや、思春期の男の子とお母さんの話しにくい部分にも共感できたというか、面白いと思いました。気づいたらすごくファンになっていました。
Q:オーディションで印象に残ったことは?
いきなり「歌を歌ってください」と言われたことです。何を歌おうか迷いましたが、「魚」という自分の歌を歌いました。音楽活動もやっているのですが、部屋の反響がすごくて恥ずかしくなった記憶があります。
Q:既にチームとして出来上がっていたドラマ版のキャストのなかに新たに入っていくことに、不安はありませんでしたか? 撮影現場の様子は如何でしたか?
最初はとても不安でしたが、皆さんが優子をすごく歓迎してくれて、すぐに溶け込むことが出来ました。チームワークが出来ていて、心からこの作品を好きだという気持ちが伝わる温かい撮影現場だったことを覚えています。実際に映画を観たときも、温かい撮影現場の雰囲気がすごく伝わってきて、感動しました。
Q:優子は母親(市川実和子)との関係がうまくいっていませんが、彼女のキャラクターについてはどう思われますか?
わたしはお母さんと仲が良いので、優子とわたしは全然似ていないと思っていました。ですが、優子もお母さんにすごく影響を受けて生きてきた女の子。いつの間にか、わたしと優子が一体化する瞬間がたくさんあり、結局すごく似ていたんだなと気が付きました。それは完成した映画を観ているときにも感じました。
Q:監督から求められたことや、演じる上で意識したことはありますか?
最初に台本を読んだときは、優子を明るい子だと思っていました。17歳という設定なので、本読みのときは声のトーンをあげるなどかなり明るめに演じましたが、監督もわたしもしっくりきていなくて。ですが、一緒に作りこんでいくうちにわたしと似ている部分がたくさんあるんだなと感じ、わたし自身に重ねて演技することを意識しました。
Q:特に、これはわたしだと思ったシーンは?
プールの脇で春子さん(西田尚美)や、めいこちゃん(久保陽香)と話すシーンです。優子はたくさん挑戦しては失敗するということを繰り返している子で、わたしもサッカー選手になりたかったのに挫折した経験があるので、優子のセリフがすごく重なりました。
Q:テーブルに並ぶご飯が彩り豊かでおいしそう! 特にお気に入りのメニューは?
特にそうめんがおいしかったです。今まで普通のめんつゆでしか食べたことがなかったんですが、ナンプラーやトマトが入っていて、カットがかかっても食べてしまうくらいおいしかったです。
Q:優子たちのファッションも楽しめましたが、衣装合わせではご自分から希望や意見を? 特にパーティーで着ていらした、サマードレスが素敵でした。
パーティー用の衣装は4着くらい用意していただいていました。衣装さんや監督と相談して、一番着られている感があった黄色いキャミソールのワンピースになりました。
Q:着られている感というと?
友だちの与田ちゃんと瀬尾くんは普段から着ている服装ですが、優子はそういうとき見栄を張って、大人っぽく見せる性格だったので、あえて似合っていない“着られている感”を大切にしました。
Q:同じ予備校に通う与田ちゃん役の上原実矩さん、瀬尾役の細田佳央太さんなど、世代の近い役者さんからは何か刺激を受けましたか?
2人ともほとんどのシーンを一発で決めるんです。優子は与田ちゃんや瀬尾くんよりも自分が劣っていると感じて、2人に対して悔しいと感じるシーンが幾つかあるのですが、実際のわたしも2人に刺激をもらいながら、優子と同じような気持ちで撮影していました。
Q:ファンになったドラマが映画化され、そこにご自身が出演したわけですが、完成した作品を観たとき、どんな気持ちになりましたか?
観る前はとても緊張して少し不安でした。ですがいざ観てみると、優子にすごく勇気づけられました。その優子を自分が演じているというのが信じられませんでした。自分がつらいときに映画のなかの人に救われてきたので、「自分が誰かを救う瞬間がいま来た」と思い、気がついたら涙が出ていました。
(取材・文:柴田メグミ 写真:高野広美)
MOVIE INFO インフォメーション
『青葉家のテーブル』
ECサイト「北欧、暮らしの道具店」がYouTubeで配信する短編ドラマシリーズの劇場版。息子、友人、その彼氏と共同生活を送るシングルマザーの家に、旧友の娘が居候にくる。出演は配信版と同じく『凪待ち』などの西田尚美をはじめ寄川歌太、忍成修吾、久保陽香のほか、劇場版オリジナルキャストとして市川実和子と栗林藍希が参加。
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映画『青葉家のテーブル』は6月18日より全国公開