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ピクサーファン必見の感動作『あの夏のルカ』 少年たちの熱い友情に涙…

あの夏のルカ

 ディズニー&ピクサー待望の新作映画あの夏のルカ(ディズニープラスにて見放題で独占配信中)の主人公は、海中で暮らすシー・モンスターの少年ルカ。地上の世界へ強い憧れを抱く彼が正体を隠し、イタリアの港町でまばゆいばかりのひと夏を過ごす姿を描いた本作は、少年たちの熱い友情あり、圧倒的なノスタルジーあり、さらには深いメッセージまで隠された、目頭が熱くなること必至の感動作となっています。そんな『あの夏のルカ』の魅力を伝えたい! とディズニー&ピクサー好き編集者・市川&マーベル好き編集者・入倉が、それぞれの視点から本作をレビュー。今回は私、市川が、ディズニー&ピクサー好きに伝えたい感動ポイントをご紹介します。

超愛されキャラ!シー・モンスターの少年ルカ

あの夏のルカ

 ディズニー&ピクサー作品の大きな魅力の一つといえば、個性的な愛すべきキャラクターたちでしょう。『ウォーリー』の独りぼっちのゴミ処理ロボット・ウォーリーから『インサイド・ヘッド』のヨロコビ、カナシミといった感情たちまで、卓越したオリジナリティーの名キャラクターたちを生んできました。『あの夏のルカ』の主人公である少年ルカは、長いしっぽにキラキラとしたグリーンの肌を持った“シー・モンスター”。シー・モンスターは水から上がると人間の姿へと変身できるのですが(=水がかかると元の姿に戻る)、ルカはどちらの姿でも丸い大きな瞳が印象的。気弱なのに好奇心旺盛で、地上の世界で見る何もかもに目をまん丸にして感嘆の声を上げる素直なルカには誰もが知らず知らずのうちに心を奪われてしまう魅力があり、気付けば全身全霊で彼のひと夏の冒険を応援してしまっています。

あの夏のルカ

 そんなルカを取り巻くキャラクターたちも超個性的で、家を飛び出したルカを追い掛けて地上へ向かうも“人間バージョンの息子”の姿がわからず、町の子供たちを片っ端から水に落として回る破天荒な両親や、深海からやって来た不気味なおじさんなど楽しいシー・モンスターたちに笑わせられっぱなし! “町のはみ出し者”という共通点からルカと心を通わせる人間の少女ジュリアに、ジュリアの無骨な父親、ルカの正体を油断なく見抜く彼らの猫まで、それぞれスピンオフ作品ができそうなほど魅力的です。

涙なしでは観られない!ルカとアルベルトの友情

あの夏のルカ

 そして本作を特別なものにしているのは、何と言ってもルカとアルベルトの熱い友情です。アルベルトはルカと同じシー・モンスターの少年ですが、大胆不敵で人間の世界について詳しく、臆病なルカの背中を押してくれる存在。監督のエンリコ・カサローザが少年時代のある夏に出会った、特別な友達アルベルトとの思い出を基にしているとあって、二人の友情はリアルに胸に迫ります。

あの夏のルカ

 「ベスパに乗って二人で世界を旅するんだ!」と瞳を輝かせて語り合い、二人だけの秘密基地で夜を明かし、互いになくてはならない存在になっていくさまはまばゆいばかりの美しさ。しかし、少女ジュリアとの出会いでルカに新たな夢ができたことですれ違いが生じ、さらには彼らが、人間たちが何よりも恐れるシー・モンスターであることもバレそうになって……。勇敢なアルベルトのことが大好きなルカと、無鉄砲だけど優しく傷つきやすい一面もあるアルベルトが互いのために下す決断は、目頭が熱くなるほど感動的。『トイ・ストーリー』のウッディとバズ、『モンスターズ・インク』のサリーとマイクといったディズニー&ピクサーのベストコンビたちに、ルカとアルベルトの親友コンビも堂々仲間入りです!

 ちなみにルカとアルベルトの声優を務めたのは、吹き替え版では子役の阿部カノン池田優斗で、字幕版では『ワンダー 君は太陽』のジェイコブ・トレンブレイ&『シャザム!』のジャック・ディラン・グレイザーどちらのコンビもすさまじいハマっぷりなので、両方のバージョンでぜひ!

映画『あの夏のルカ』はディズニープラスにて見放題で独占配信中 公式サイト

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