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もう一人のロキの正体に衝撃!「ロキ」第2話

 16日、マーベル・スタジオの新ドラマシリーズ「ロキ」の第2話「変異体」がディズニープラスで配信された。第2話では、なんとロキが謎解きに挑戦! ロキとメビウスの意外なバディぶりもたっぷり……と思いきや、そんなあれこれを吹き飛ばす衝撃が今回も待っていた!(文:平沢薫)

※ご注意:記事後半の「もう観ちゃった方向け」は「ロキ」のネタバレが含まれる内容となります。本編をまだ観ていない方はご注意ください。

<これから見る方向け:ネタバレなし>ロキがまさかの名探偵ぶりを発揮?

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名探偵ロキ、誕生!?

 第2話では、ロキ(トム・ヒドルストン)がまさかの名探偵ぶりを発揮するという、ちょっと意外な側面を見せてくれる。しかも、このロキとTVAのエージェント・メビウス(オーウェン・ウィルソン)のコンビは、どちらがホームズでどちらがワトソンなのか、簡単に判別できないのがオイシイところ。

 ロキ&メビウスというコンビの妙味は、前回以上にたっぷり。ハイテンションで早口なロキと、おっとり構えてボソボソ話すメビウス。いつも通り相手を騙そうとするロキに対して、彼の行動を熟知しているメビウスと、第2話にして早くも名バディ誕生の予感が! この二人の絶妙な掛け合いは、今後も見どころの一つになっていきそうだ。  

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<もう見ちゃった方向け:ネタバレあり>もう一人のロキは女性だった!

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スーパーマーケットでロキが目撃したものは…

 第1話で言及されたもう一人のロキ(変異体)は、なんと女性だった! エンドクレジットに登場するロキの調書の性別が「流動的」になっていたのは、この前振りだったのか……。

 原作コミックでのロキは、何度か女性になっており、その時の名称がレディ・ロキ。しかし、ここで彼女の登場だと素直に喜ぶべきか迷ってしまうのが、「ワンダヴィジョン」で何度も騙されたファンの悲しい習性。今回のエンドクレジットでは、レディ・ロキではなく変異体として表記されている。ところでレディ・ロキといえば、ロキのように黒髪で背が高いイメージだが、本作ではブロンドで少々小柄なのも気になるところ。ロキが「私をどうするつもりだ?」と尋ねると、彼女は「あなたは眼中にない(This isn’t about you)」と返答するのも意味深である。

 ちなみに、この変異体を演じているのは、英国女優ソフィア・ディ・マルティーノ。映画『イエスタデイ』(2019)ほか、テレビドラマ「バッドランド ~最強の戦士~」(2018)や「法医学捜査班 silent witness」(2020)にゲスト出演している。

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今回も小ネタがたっぷり!

 また、第1話同様に小ネタも満載。ロキたちが2050年のアラバマで訪れた巨大スーパーマーケットの名称ロックスカート(Roxxcart)は、マーベル・コミックに登場した巨大企業ロクソン・エナジー・コーポレーションを踏まえたもの。ロクソンという名は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ですでに登場済み。映画『アイアンマン3』やドラマ「エージェント・カーター」「エージェント・オブ・シールド」などでその名前が確認できる。

 また、今後の展開に絡む可能性のある小ネタとして気になるのが、TVAのラヴォーナ(ググ・ンバータ=ロウ)の部屋で彼女とメビウスが会話するシーンに登場する品々。わざわざ字幕にもなっている、ペンに印刷された文字「F・D・ルーズヴェルト高校」とは? メビウスが言うローラースケート、スノードームとは? そして、ラヴォーナが言う「別の分析官」とは、原作コミックでは彼女の恋人で、映画『アントマン』第3弾にも登場予定の征服者カーンのことなのか。

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ミス・ミニッツも登場!

 謎が深まる一方で、今回判明した一番のポイントは、本作のメインストーリーが予想以上に謎解きミステリーであることだろう。変異体の居場所を突き止めるために、ロキが資料をあさり、仮説を立て、実験・実践するという行動は、まさに探偵そのもの。さらに、今後のストーリーおいて解かれるであろう謎もたくさん。なぜ別の変異体が女性なのか、彼女はどの時点で生まれたのか、彼女が分岐イベントを多発させた理由、彼女はなぜタイム・キーパーに会おうとしているのか……など視聴者も気になる謎にロキとメビウスがどう挑むのか。第3話の展開が今から待ち遠しい。

「ロキ」はディズニープラスにて独占配信中 (毎週水曜日16時に新エピソード配信)

(C)2021 Marvel

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