『シャン・チー/テン・リングスの伝説』キャラクター&キャストまとめ
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初のアジア系スーパーヒーロー誕生の物語を描く映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(9月3日全国公開)。ここでは、本作のキャストに関する情報をまとめて紹介する。(編集部・倉本拓弥)【最終更新日:8月17日】
シャン・チーとは?
1973年発行のマーベル・コミック「スペシャル・マーベル・エディション(原題) / Special Marvel Edition」第15巻で初登場したキャラクター。“マスター・オブ・カンフー”の異名を持ち、肉体・精神を制御する厳しい訓練を耐え抜いてきた。MCUでは、犯罪組織を率いる父と決別し、アメリカ・サンフランシスコでホテルマンとしての道を歩んでおり、やがて世界を脅かそうとする父の陰謀に巻きこまれていく。
キャラクター/キャスト
シャン・チー(演:シム・リウ)
父が率いる犯罪組織で、厳しい修行を耐え抜いてきた“最強”の存在。後継者として育てられながらも、自ら戦うことを禁じ、過去の自分と決別。サンフランシスコで、ホテルマンとして平凡な暮らしを送っている。シャン・チー役のシム・リウは、2012年に俳優デビュー。「96時間 ザ・シリーズ」「エクスパンス -巨獣めざめる-」といった数多くのテレビドラマ出演を経て、本作の主演に抜てきされた。
ケイティ(演:オークワフィナ)
シャン・チーの頼れる親友。ケイティ役のオークワフィナは、『オーシャンズ8』(2018)を皮切りに、『クレイジー・リッチ!』(2018)、『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(2019)、『ラーヤと龍の王国』(2021、声の出演)といった話題作に次々と出演。主演作『フェアウェル』(2019)で、アジア系女優初のゴールデングローブ賞主演女優賞を獲得した。
イン・ナン(演:ミシェル・ヨー)
シャン・チーの伯母であり、伝説の地ター・ローの戦士。ミシェル・ヨーは、人気シリーズ第18弾『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997)でハリウッド・デビュー。その後も『グリーン・デスティニー』(2000)、『SAYURI』(2005)、『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』(2008)、『クレイジー・リッチ!』(2018)といったハリウッド大作で存在感を発揮。MCU映画は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)に続いて2度目の出演となる。
シュー・ウェンウー(演:トニー・レオン)
『インファナル・アフェア』『レッドクリフ』などで知られるなトニー・レオンもMCU入り。犯罪組織のボスであるシュー・ウェンウーは、シャン・チーを組織の後継者として育て上げた。伝説の力「テン・リングス」を利用して世界を支配しようと企む。
シャーリン(演:メンガー・チャン)
シャン・チーの妹。シャンが自らの運命から逃げ出したことで、自分を守るために心を閉ざし、孤高の戦士となった。中国・天津市生まれのメンガーは、本作でハリウッド進出を果たす。
デス・ディーラー
シャン・チーを狙う刺客。シュー・ウェンウーへの強い忠誠心を持つ。
ウォン(演: ベネディクト・ウォン)
映画『ドクター・ストレンジ』などで活躍したウォンも再登場。先日公開された予告編で、『インクレディブル・ハルク』のヴィラン・アボミネーションと戦っているシーンが登場しており、マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギは、アボミネーションと戦う人物がウォンであると Rotten Tomatoes のインタビューで認めている。
映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は9月3日全国公開
(C) Marvel Studios 2021