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『ワイルド・スピード』20周年!こんなに若かったファミリーの昔

今週のクローズアップ

 人気カーアクション『ワイルド・スピード』は2021年でシリーズ20周年! 9作目『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の日本公開が8月6日に控える中、今回は最新作に登場する主要キャストを、若かりし頃の写真とともに紹介します。(編集部・倉本拓弥)

ヴィン・ディーゼル(ドミニク・トレット役)

超クール!1作目公開当時のヴィン・ディーゼル - Toni Anne Barson / WireImage

 今やシリーズには欠かせない存在となった、主人公ドムことドミニク役のヴィン・ディーゼル。1967年7月18日、カリフォルニア生まれのヴィンは、1997年に監督・製作・脚本・出演を兼任した長編映画『ストレイ・ドッグ』を製作。その後、巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督に才能を見出され、『プライベート・ライアン』でアメリカ陸軍の二等兵カパーゾを好演しました。2001年の『ワイルド・スピード』1作目でのブレイク後、『トリプルX』『リディック』シリーズなどに出演し、アクションスターとしての地位を確立。2014年より、マーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズなどでグルートの声を担当しています。

 『ワイルド・スピード』シリーズには、2作目『ワイルド・スピードX2』とスピンオフ『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』を除く全ての作品に出演。最新作『ジェットブレイク』ではついにドムの出自が描かれ、実の息子ヴィンセントとの親子共演も果たしています。

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ミシェル・ロドリゲス(レティ役)

当時23歳!1作目公開時のミシェル・ロドリゲス - J. P. Aussenard/WireImage

 ドムのパートナー・レティを演じるミシェル・ロドリゲスは2001年の『ワイルド・スピード』1作目で注目を浴びると、翌年人気ホラーゲームを実写映画化した『バイオハザード』に特殊部隊員レイン・オカンポ役で出演。その後、生存者の一人アナ・ルシアを演じた大ヒットドラマ「LOST」や、サングラスに戦闘服姿でヘリを操縦するトゥルーディ役を務めた『アバター』といった話題作に次々と出演し、アクション女優としてキャリアを築いていきました。

 ミシェルふんするレティはシリー4作目『ワイルド・スピード MAX』で命を落としたように見えましたが、6作目『ワイルド・スピード EURO MISSION』で記憶をなくしたまま、敵組織に加入していたことが発覚。ファミリーに戻った彼女は、続く7作目『ワイルド・スピード SKY MISSION』で記憶を取り戻しました。最新作『ジェットブレイク』では東京を舞台に、ドムの妹ミアとの絶妙なバディアクションを披露。車だけでなく、バイクアクションにも挑戦しています。

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ジョーダナ・ブリュースター(ミア役)

1作目当時はまだ20歳!ジョーダナ・ブリュースター(2001年撮影) - Kevin Winter / Getty Images

 ドムの妹で、元FBI捜査官ブライアンの妻であるミヤ役を務めるジョーダナ・ブリュースター。パナマ共和国出身のジョーダナは1998年、ロバート・ロドリゲス監督のSFスリラー『パラサイト』で映画デビュー。その3年後に『ワイルド・スピード』のミヤ役に起用されると、知名度は急上昇。その後、マイケル・ベイ製作のサスペンス・ホラー『テキサス・チェーンソー ビギニング』で主演に抜てきされ、ドラマ版「リーサル・ウェポン」ではセラピストのモーリーン役を務めました。

 ミアは、ドムやレティと同じくシリーズ初期から登場する主要キャラクター。前作『ワイルド・スピード ICE BREAK』では出番がありませんでしたが、兄ドムと弟ジェイコブが因縁の再会を果たす最新作『ジェットブレイク』でファミリーにカムバック。トレッド家の過去に迫る同作では、体を張った激しいアクションシーンなどこれまで以上の活躍が期待されます。

タイリース・ギブソン(ローマン役)

すで歌手として活動していた当時20歳のタイリース(2000年撮影) - Kevin Winter / ImageDirect

 ブライアンの幼なじみローマンを演じるのは、歌手としても活動するタイリース・ギブソン。1998年に自身の名前をタイトルにしたアルバム「タイリース」をリリース後、2000年放送のテレビムービー『ラヴ・ソング』で映画デビューを果たしました。2003年に『ワイルド・スピード X2』でローマン役に抜てきされると、『フライト・オブ・フェニックス』『デス・レース』『レギオン』などに出演し、役者としての才能を発揮。人気SF『トランスフォーマー』シリーズ1作目~3作目で演じたエップス軍曹は、彼の代表的なキャラクターとして現在も愛されています。

 ファミリーのムードメーカー的存在であるローマンは、5作目『ワイルド・スピード MEGA MAX』で再登場して以降、全ての続編で活躍。ファミリーの一員であるテズとは切っても切れない関係で、二人の絶妙な掛け合いがシリーズを盛り上げてくれます。

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クリス・“リュダクリス”・ブリッジス(テズ役)

自分の楽曲が映画でも使用されていた! 2003年のリュダクリス - Carlo Allegri/Getty Images

 ファミリー屈指の頭脳派・テズ役を演じるクリス・“リュダクリス”・ブリッジスは、1977年アメリカ・イリノイ州生まれ。リュダクリス名義でラッパーとしても活躍しており、自身の楽曲「Act A Fool」「Rest of My Life」などが『ワイルド・スピード』シリーズで使用されています。俳優活動はファミリー入りを果たした『ワイルド・スピード X2』で本格化し、ラッパー活動と並行して『クラッシュ』『マックス・ペイン』『ニューイヤーズ・イブ』などに出演しました。

 タイリースふんするローマンと同タイミングでファミリー入りしたテズは、技術面でドミニクたちをサポートしてきました。最新作『ジェットブレイク』では、ローマンと共に宇宙服のような重装備で、ロケットブースター付きの車に乗るという仰天シーンが登場。二人は一体何をするつもりなのか、気になるばかりです。

ナタリー・エマニュエル(ラムジー役)

「ゲースロ」で大ブレイク!20歳の頃のナタリー・エマニュエル(2009年撮影) - Mark Cuthbert / UK Press via Getty Images

 ファミリーでは比較的新しいメンバー・ラムジーを演じるのは、イギリス出身の女優ナタリー・エマニュエル。2012年全英公開のスリラー『トゥウェンティー8k(原題) / Twenty8k』で映画デビューを果たしたナタリーは、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」第三章~最終章でミッサンディを演じ、一躍ブレイク。『メイズ・ランナー:最期の迷宮』といった話題作はもちろん、Netflixアニメ「ダーククリスタル:エイジ・オブ・レジスタンス」では声優を務めるなど、マルチに活躍しています。

 7作目『ワイルド・スピード SKY MISSION』でファミリー入りしたラムジーは天才ハッカーで、あらゆるシステムに侵入できてしまう腕の持ち主。他のメンバーのように運転することはできないはずですが、最新作『ジェットブレイク』ではなぜか運転席でハンドルを握るラムジーの姿が! どういった経緯で運転する羽目になるのかを含めて、彼女の初運転にも注目です。

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サン・カン(ハン役)

ファミリー歴15年になるサン・カン(2005年撮影) - Carlo Allegri / Getty Images

 日本でも高い人気を誇るキャラクター・ハンを演じるサン・カンは、1999年製作のアクションコメディー『ミステリー・メン』で役者としての道を歩み始めました。2002年には、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のジャスティン・リン監督が手がけたインディーズ映画『ベター・ラック・トゥモロー(原題) / Better Luck Tomorrow』に出演し、2006年に『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』で再タッグ。その後も『ダイ・ハード4.0』『バレット』といった話題作に出演し、次回作として『スター・ウォーズ』の新ドラマシリーズ「オビ=ワン・ケノービ」(原題)が控えています。

 常に冷静で抜群のドライビング・テクニックを持つハンは、『ワイルド・スピード EURO MISSION』で恋人ジゼル(ガル・ガドット)を失うと、ファミリーを離れ東京へ。しかし、同作のラストでハンは交通事故によって死亡し、後に黒幕がデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)であることが判明します。ハンを殺したショウがファミリー入りしたことで、不満を抱いたファンが「#JusticeForHan」を唱えるなど、復活を求める運動が加熱。最新作『ジェットブレイク』でシリーズに復帰したリン監督は、ファンの声に応えるかのように、ハン復活を決断。再びファミリーに戻ったハンは、仲間たちと共に新たなミッションに挑みます。

 『ワイルド・スピード』シリーズには、毎回新しくファミリーに加わる者もいれば、去っていく者もいます。この20年間でシリーズには様々なことが起こりましたが、作品が掲げる家族というテーマは変わらずに描かれてきました。シリーズは残り2作で完結と言われていますが、まずは最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』で再び一つになったファミリーの活躍を見届けましょう!

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