日本版リメイクも話題!『CUBE』シリーズ振り返り
サスペンス映画『CUBE』(1997)の日本版リメイク作『CUBE 一度入ったら、最後』が、10月22日に公開される。公開の前に、『CUBE』シリーズを紹介する。(編集部・梅山富美子)
『CUBE』(1997)
カナダの鬼才ヴィンチェンゾ・ナタリが、監督を務めた。四次元立方体(キューブ)に閉じ込められた男女が、恐ろしいトラップの仕掛けをかい潜りながら、脱出を目指す。斬新な設定と緊迫感溢れる物語は世界でヒットし、いまもなおカルト的人気を誇る。
キャスト:モーリス・ディーン・ウィン、ニコール・デ・ボア、デヴィッド・ヒューレット、ニッキー・グァダーニ、アンドリュー・ミラー、ウェイン・ロブソン、ジュリアン・リッチングス
『CUBE2』(2002)
長年クエンティン・タランティーノ作品などで撮影監督を務めてきたアンジェイ・セクラが監督を担った。前作よりもさらに複雑になった白い立方体(キューブ)が8人の男女に無言の牙を剥く。さまざまなトラップが、当時の映像技術を駆使して表現されている。
キャスト:ジェラント・ウィン・デイヴィス、カリ・マチェット、ニール・クローン、マシュー・ファーガソン、バーバラ・ゴードン、リンゼイ・コネル、グレース・リン・カン、ブルース・グレイ
『CUBE ZERO』(2004)
シリーズの最終章となる作品。『CUBE2』で製作と脚本を手掛けたアーニー・バーバラッシュが、監督を担った。CUBEの監視員として働くウィンは、監視カメラに映る女性カッサンドラのことが気になり始め……。CUBEの謎が次第に解明されていくストーリーが展開する。
キャスト:ザカリー・ベネット、デヴィッド・ヒューバンド、ステファニー・ムーア、マーティン・ローチ、テリ・ホークス、リチャード・マクミラン、トニー・マンチ
なお、邦題に“CUBE”と付いている作品は、『CUBE IQ』『CUBE IQ/ハザード』『CUBE NEXT キューブ・ネクスト』『CUBE ハザードX』『キューブ■RED』『キューブ:ホワイト』などがあるが、オリジナル版シリーズとの関係はない。