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最狂の姉妹ゲンカ勃発!Netflix新作アニメ「Arcane(アーケイン)」がヤバい

原作は超人気オンラインゲーム!

 大人気PCオンラインゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」を原作とするNetflix新作オリジナルアニメシリーズ「Arcane(アーケイン)」が、11月7日より世界同時配信される。世界各国から注目を集めるこの作品は、原作、世界観、キャラクター設定、クリエイター、声優キャスト、その全てが規格外! その4つのポイントをチェックしてみた。(文・平沢薫)

原作ゲームが世界最高峰!

2016年で1億人突破、プレイ人口もヤバかった

 まず、原作ゲームの知名度と人気が世界レベルだということ。原作となる無料オンラインゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」(通称:LOL)は現在、全世界人口の70人に1人がプレイしているゲームなのだ。2009年にアメリカでサービスが始まると、わずか3年で世界で最もプレイヤー数の多いPCゲームとなり、2016年9月には、1か月のアクティブ・プレイヤー数が1億人を突破。その勢いは止まらず、現在もプレイヤー数を伸ばし続けている。

 チャンピオンと呼ばれるキャラクターを操作し、敵陣営のターゲットを破壊していく同ゲームは、世界中のプロゲーマーが腕を競い合うeスポーツの世界でも代表的な存在。2013年には、アメリカ政府が「リーグ・オブ・レジェンド」のプレイヤーをスポーツ選手として認定し、ビザを発行している。世界中でプロリーグが開催され、2020年のワールドチャンピオンシップ決勝戦では、1分あたりの平均視聴者数が2,180万人を超え、eスポーツ界の最高記録を更新している。

 そんな世界的人気ゲームを、初めて映像化するのが「Arcane(アーケイン)」だ。ゲームの世界観はそのままに、作品の人気キャラクターたちが、ゲームに登場する以前にどんな経験をしてきたのか、ゲームの背後に隠されていた壮大な物語が描かれていく。

姉妹のバトルがヤバい!

悲劇が二人を運命を大きく変えた…

 「Arcane(アーケイン)」は、全く異なる2つの都市に分断された世界が舞台となる。一つは、豊かで魔法技術が進歩した地上都市ピルトーヴァー。もう一つは、暴力が支配する地下都市ゾウン。物語の中心人物は、それぞれの世界で生きる姉妹、ヴァイジンクスだ。

 地下都市ゾウンで幼い時に孤児となったヴァイ&パウダー(のちにジンクスとなる)姉妹は、ある悲惨な事件をきっかけに袂を分かち、別々の人生を歩むことになる。姉ヴァイは過去を捨て、地上都市ピルトーヴァーで市警としての治安を守る孤高の用心棒に。一方、妹ジンクスは、姉に捨てられたトラウマから情緒不安定となり、地下都市ゾウンの反逆組織で活動する爆発魔となる。かけ離れた世界で、敵対する立場になった二人は、分かり合うことができるのか。複雑な想いを抱く二人が、敵対する立場で“姉妹ゲンカ”へと発展するという設定だけで、胸を揺さぶる、姉妹ならではの感動のドラマを予感せずにはいられない。

市警として都市の平和を守る姉ヴァイ

 というのも、こうした戦う姉妹の物語は、昨今のマーベル映画でも感動的に描かれてきたから。『ブラック・ウィドウ』で姉ナターシャと妹エレーナ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で姉ガモーラと妹ネビュラなど、ライバルとして腕を競い合う関係でありながらも互いの実力を認め合い、最終的には固い絆で結ばれ、深い感動を与えてくれた。そんな戦う姉妹ならではの心を揺さぶる熱いドラマが、「Arcane(アーケイン)」でも待っているに違いない。

大手スタジオが描く壮大な世界観!

魔法が使えちゃう!地上都市ピルトーヴァー

 魔法が進歩した豊かな地上都市ピルトーヴァーと、科学が支配する暴力的な地下都市ゾウン。対極にある二つの都市では、用いられる技術も武器も異なり、それによって生じる出来事やアクションもタイプが違う。そんな二つの世界をビジュアルで描きわけるのが、アニメーションだからこそ可能なユニークな映像だ。

 昨今、アニメーションによる自由な映像表現という分野に、大手スタジオが続々乗り出しているのはご存知の通り。『スター・ウォーズ』の新たな世界を描いたアニメ短編シリーズ「スター・ウォーズ:ビジョンズ」、マーベル映画の人気キャラクターが「もしも」という設定で登場するアニメシリーズ「ホワット・イフ...?」が熱狂的な支持を獲得し、批評家たちを唸らせたのも記憶に新しい。アニメーションだからこその映像は、見る者の想像力を激しく刺激してくれるのだ。

重苦しい雰囲気…地下都市ゾウン

 そんな映像を実現する本作スタッフも納得の顔ぶれ。製作には、ゲームの世界観を踏襲するべく、原作ゲームの制作者たちが参加している。監督は『トイ・ストーリー2』の原案&共同監督であり、『サーフズ・アップ』の監督としても知られるアッシュ・ブラノン。アニメ制作プロダクションは、2009年に設立されたフランスの Fortiche Production で、これまでゲームの音楽をフィーチャーしたイマジン・ドラゴンズの「Warriors」や、人気ユニット・ゴリラズの音楽クリップ、マーベルのアニメシリーズ「ロケット&グルート」を手掛けてきた。本作の予告編でも、手描きによる絵柄のユニークなテイストと迫力、映像のスピード感で本編への期待を高めてくれる。

声優&楽曲が超一流!

声優陣も豪華!

 そして、ゲームの人気キャラクターたちに命を吹き込む声優陣の顔ぶれも超一流。姉ヴァイ役はアニメ「進撃の巨人」のサシャ・ブラウス、「銀魂」の猿飛あやめ役で知られる小林ゆう、妹ジンクス役は「中二病でも恋がしたい!」の凸守早苗役「スター☆トゥインクルプリキュア」のユニ/キュアコスモ役で知られる上坂すみれが務めている。

 また、音楽では幅広いジャンルのアーティストが集結。ユニークな共演が実現した。日本からは、映画『マレフィセント2』など俳優としても活躍するギタリストのMIYAVIが参加し、米ロック・デュオのPVRISとタッグを組んで楽曲「Snakes」を提供。主題歌の位置づけとなる「Enemy」ではグラミー賞受賞のロックバンドイマジン・ドラゴンズとアトランタ出身のラッパーJ.I.D.が腕を競い、スティングと台湾出身のヴァイオリニストレイ・チェンが楽曲「What Could Have Been」で顔を合わせる。他にも、実力派ラッパープシャ・Tやフランスのシンガーソングライターウッドキッド、ナッシュビル出身のブレン・ジョイら多彩な顔ぶれが参加しており、毎エピソード異なるアーティストが書き下ろしたオリジナル楽曲を堪能できる。

 こうして、世界観、ストーリー、映像、声優、そして音楽のすべてに気になる要素が盛り込まれた「Arcane(アーケイン)」は、原作ゲームを知らなくても、映像エンターテインメントのファンなら気になる1作。全9話の本作は、3つの異なる幕で構成されており、第1幕(エピソード1~3)は11月7日12時、第2幕(エピソード4~6)は11月13日17時、第3幕(エピソード7~9)は11月20日17時に公開予定となっている。世界中の注目を集める本作を、世界中の映像ファンと一緒に同時体験しない手はない。

Netflixオリジナルアニメシリーズ「Arcane(アーケイン)」は11月7日より世界同時配信
公式サイトはコチラ>>

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