あり得ない度100%!『ワイルド・スピード』最新作が最高な件
提供:NBCユニバーサル
季節は冬になりましたが、映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』はまだまだアツい! デジタル配信がスタートした本作が、おうちで、電車の中で、いつでもどこでも楽しめるようになり、シリーズイッキ見だって可能になりました。そんな今だからこそ、20年にわたって世界中から愛され続けるシリーズ集大成ともいえる最新作は、あり得なくて最高な鑑賞ポイントがあふれているのでご紹介します。(森田真帆)
※本文は一部ネタバレを含みます。
銃弾百発くらっても余裕!不死身のファミリー
『ワイルド・スピード』シリーズの主人公は、我らが筋肉兄貴のヴィン・ディーゼル扮するドムことドミニク・トレット。仲間なんて言葉はいらねぇ! 俺の周りにいる奴らはみんなファミリーなんだ! というアツい男です。そんなドムを慕う『ワイスピ』ファミリーの熱いハートと最強っぷりは、本作のオープニングでも炸裂! いきなり大人数の敵に囲まれたファミリーは、百発以上の銃弾をぶっ放され、地雷原でバッコンバッコン爆発に巻き込まれ、乗っていた車が吹っ飛ぶもまさかの無傷。いや、どんだけ強いんじゃ! と思わずツッコミたくなるかもしれませんが、いいんです! 『ワイスピ』ですから! 銃で撃たれようが、爆弾で吹っ飛ばされようが、『ワイスピ』の登場人物はみんな最強なのです。
痛快なのはヒロインもまたしかりで、ドミニクの彼女・レティ(ミシェル・ロドリゲス)は男性陣から助けられるどころか、彼らを助けることもあるほどの最強女子! 本作でもバイクにまたがり、暴れ回ります。この状況でなんで生きとんねん! というぶっ飛んだファミリーの不死身っぷりに注目です。
車だけじゃない!人vs.人の肉弾戦もすごすぎる
本作でさらにパワーアップするのが、人vs.人の肉弾戦。スピンオフ『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』ではロック様ことドウェイン・ジョンソン、ステイサム兄貴ことジェイソン・ステイサムという、ハリウッドのスキンヘッド・マッスル業界を牛耳るアクション俳優二人が活躍していますが、本作では新たにWWEのスーパースター、ジョン・シナがドミニクの弟・ジェイコブ役でシリーズに参戦しているのです。
髪の毛が生えているという点は彼らと少し違いますが、筋肉量はヴィンら3人に負けず劣らず。アクションシーンは、シナ参戦によって筋肉大暴れ祭り! ヴィン兄貴もシナ様も車に体叩きつけられたくらいじゃビクともしませんし、もはや車はマットレス代わり。そんな野獣たちが、猛スピードで走行するスポーツカーの上で敵と戦ったり、特殊警棒などの小道具を使ったアクションありと、毎秒毎秒、超絶アクションが繰り出されます。肉弾戦の連続に、観る方もアドレナリンがたぎるはず。お家で鑑賞するなら、ぜひともポップコーン片手に『ワイスピ』ファミリーの応援に、いそしんでください!
『ワイスピ』宇宙進出!スケールがぶっ飛びすぎ
『ワイルド・スピード』シリーズ1作目は、車を使って悪事を働くロサンゼルスのカスタムカー好きなお兄さんたちと、潜入捜査を任されたロス市警刑事の絆を描くストーリーでした。しかし! シリーズが進むにつれて、彼らの活躍は世界規模に広がっていき、ロスの路上を走っていた車は、氷上を滑り、空からダイビングしたり、潜水艦と戦ったりと、とんでもないスケールへと進化しました。そんな『ワイスピ』シリーズを象徴するカーアクションは、本作でさらにド派手に! 本作では車を引き寄せては吹っ飛ばすという、とんでもない威力の巨大な電磁石、そして空まで飛べてしまうジェットエンジンが車に搭載されるのです! 街中を走るカーチェイスシーンでは、街が半分破壊されるんじゃないかというレベルで、『ワイスピ』ファミリーが車をふっ飛ばしまくって大暴れします。
さらに本作では、車がまさかの宇宙進出! マジで車ごと宇宙に飛び出します。これだけ聞くとマジかよ! ってなると思いますが、マジです。1984年型のポンティアック・フィエロがまんま宇宙を飛びます……いいんです! こんな宇宙規模のことをやり遂げちゃうのが『ワイスピ』なのです。
死んだはずのキャラが復活!ファン待望の奇跡も
『ワイスピ』シリーズの面白さは、最高にぶっ飛びまくったアクションだけではありません。ファミリー間の人間関係も、観客が想像している斜め上をいっています。死んだはずの恋人が敵対するチームに所属していたりと、予想外の出来事がたくさん起こるんです。本作における最大の仰天エピソードは、シリーズ3作目『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006)で衝撃の死を遂げたはずの人気キャラクター・ハンが、奇跡の復活を果たしたこと。15年の時を経てのファミリー復帰に、ハン役のサン・カン本人も驚きを隠せなかったそう。とんでもない展開にビックリする方もいらっしゃるかもしれませんが、ハンは多くのファンが復活を望んでいたキャラクター。だからこそ、ストーリーなどは除いて、ただただファンの思いを叶えるために復活させてしまうところが『ワイスピ』ならではの粋なサービスなのです。
さらに、ヴィンと共に主役を務めてきたポール・ウォーカーさん(ブライアン役)の事故死から8年が経っても、新作が公開される度にどこかにブライアンの存在を感じさせる演出が散りばめられています。本作でもきっと、ブライアンの息吹を感じることができるはず。現実の世界では亡くなってしまったヒーローをスクリーンの中で生かし続ける。そんな仲間愛に溢れているからこそ、『ワイスピ』は20年間、世界中のファンから愛され続けているのでしょう。
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』デジタル配信中 ブルーレイ&DVD発売中(税込4,980円)
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