2021年最新クリスマス映画どれ観る?
2021年に公開&配信が開始された最新のクリスマス映画をピックアップして紹介します。コロナ禍で迎えた2度目のクリスマス、どのクリスマス映画を観て過ごす?(編集部・香取亜希)
『クリスマスとよばれた男の子』
マット・ヘイグによるイギリスの児童小説を映画化したファンタジー映画。貧しい家で暮らす少年ニコラスが、エルフが住むといわれる伝説の村エルフヘルムを見つけるために旅立った父を捜す旅に出る。しゃべるネズミやトナカイ、エルフたちも登場し、サンタクロースの起源が明かされる。主人公のニコラスをヘンリー・ローフルが務めるほか、マギー・スミス、ジム・ブロードベント、サリー・ホーキンスらイギリスの名優らが脇を固める。
『帰ってきたクリスマスの父』
クリスマス休暇のために実家に集まった不仲の4姉妹。そこに、長年行方知れずだった父親が突然現れ、気まずい家族の時間を過ごすことになる。姉妹の一人をエリザベス・ハーレイが演じるほか、ジョン・クリーズ、ケルシー・グラマーらが共演する。
『クリスマス・キャッスル』
有名作家のソフィーはスコットランドの古城を購入しようとするが、売却を渋るオーナーとの間に予想外の展開が起こるラブコメディー。ブルック・シールズが主演を務め、『ソウ』のケイリー・エルウィズが共演する。ドリュー・バリモアのカメオ出演シーンにも注目。
『シングル・オール・ザ・ウェイ』
独身なのを家族にとやかく言われたくないピーターは、親友ニックに恋人のふりをしてもらい、一緒にクリスマス帰省するが、家族を巻き込んで2人の関係が思わぬ方向へ進むさまを描いたラブコメディー。「アグリー・ベティ」シリーズのマイケル・ユーリーと、ファイリーモン・チェンバーズが共演する。
Netflix映画『シングル・オール・ザ・ウェイ』独占配信中
『カリフォルニア・クリスマス ~街の灯に包まれて~』
大ヒットコメディーの続編。キャリーとジョセフが恋に落ちてから1年。ジョセフの家業のため、牧場からサンフランシスコへ向かうことになり、2人のロマンスの行方に暗雲が立ち込める。前作同様、キャリー役のローレン・スウィッカードが製作と脚本を手掛ける。ジョセフ役のジョシュ・スウィッカードは本作から製作にも参加している。
Netflix映画『カリフォルニア・クリスマス ~街の灯に包まれて~』12月16日独占配信
『おじいちゃんはサンタクロース』
ベルギー発のクリスマス映画。クリスマス嫌いのジュールは、おじいさんがケガをしたことで家族の重要な秘密を知り、クリスマスを救うためにある決意をする。
Netflix映画『おじいちゃんはサンタクロース』独占配信中
「クリスマス・フロー」
フランス発のラブストーリーシリーズ。人気ラッパーのマルキュスと社会派ジャーナリストのリラ間に、突如恋が芽生えるが、正反対の2人の恋はうまくかいなくて……。
『ラブ・ハード』
ロサンゼルスに住むナタリーは、出会い系アプリで理想の男性に出会い、クリスマスにアポなしで会いに行くと、相手はまさかのなりすましだった。理想の相手を夢見る女性が、思いもよらない相手と恋に落ちる王道のロマンチック・コメディー。テレビドラマ「ヴァンパイア・ダイアリーズ」のニーナ・ドブレフと、『クレイジー・リッチ!』のジミー・O・ヤンが共演する。
『ダヴィドとクリスマスエルフ』
ポーランド発のクリスマス映画。仕事に追われるクリスマスに嫌気がさし、人間界に逃げ出したエルフが、人間の男の子と出会い、クリスマスを楽しむことを知る。
『ホーム・スイート・ホーム・アローン』
王道のクリスマス映画『ホーム・アローン』のリブート作。家族はクリスマス休暇を過ごすために東京へと旅立つが、いたずら好きの少年マックスだけ家に置き去りにされてしまう。一人ぼっちの家に現れた不法侵入者を撃退するため、マックスが立ち向かう。『ジョジョ・ラビット』のアーチー・イェーツが主人公を演じ、『デッドプール2』のロブ・ディレイニーとドラマシリーズ「アンブレイカブル・キミー・シュミット」のエリー・ケンパーが侵入者の夫婦を演じる。マコーレー・カルキンが演じたケビンとゆかりのある人物が、カメオ出演してケビンについて語っている点も見逃せない。
ディズニープラスにて『ホーム・スイート・ホーム・アローン』独占配信中
「ホークアイ」
アベンジャーズのメンバーである弓の名手ホークアイことクリント・バートンが主人公のドラマシリーズ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を舞台に、ホークアイと彼に憧れる若き弓の名手ケイトの活躍を描く。おなじみのジェレミー・レナーがホークアイにふんし、『バンブルビー』のヘイリー・スタインフェルドがケイトにふんする。クリスマス映画としては異色だが、クリスマスまでの6日間が描かれているので、クリスマスシーズンのニューヨークの街並みを楽しむことができる。
『ファイト・ビフォア・クリスマス』
クリスマス命の男ジェレミー・モリスは、派手なイルミネーションを巡り隣人たちと対立し、ついには法廷で争うことになるドキュメンタリー映画。クリスマスを愛するがゆえに起こった、奇妙な実話。
Apple TV+にて『ファイト・ビフォア・クリスマス』独占配信中
『マライア・キャリー:今年もマジカルクリスマス』
クリスマスの女王ことマライア・キャリーは、代表曲「恋人たちのクリスマス」が、2021年の12月に1,000万枚セールスを記録し、ホリデー・ソングとして史上初のダイアモンド認定されたばかり。そんなマライアがクリスマス気分を盛り上げるべく、カリードとカーク・フランクリンとともに、オリジナル曲「フォール・イン・ラブ・アット・クリスマス」を披露。最後はおなじみのカバー曲「クリスマス(ベイビー・プリーズ・カム・ホーム)」で締めくくる。
Apple TV+にて『マライア・キャリー:今年もマジカルクリスマス』独占配信中
『くるみ割り人形 in Cinema』
熊川哲也率いるKバレエ カンパニーが、2020年12月5日にBunkamuraオーチャードホールで公演したチャイコフスキー作の「くるみ割り人形」を収録し、スクリーンで上映。熊川が芸術監督、演出、振付を務める。クリスマスシーズンの定番として知られる「くるみ割り人形」は、クリスマス・イブを舞台に、少女クララがくるみ割り人形たちと夢のような冒険を繰り広げる物語。
『くるみ割り人形 in Cinema』12月3日から16日まで限定上映
最新のクリスマス映画を観れば、クリスマス気分が盛り上がるはず。素敵なクリスマスを過ごせますように……メリー・クリスマス!