次の朝ドラは?【2025年・2026年の作品一覧】
今後放送されるNHK連続テレビ小説(通称:朝ドラ)の作品をまとめて紹介する。
2024年9月30日より放送中「おむすび」主演・橋本環奈

連続テレビ小説111作目「おむすび」は、平成時代のギャルが栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識と“コミュ力”で解決しながら、縁や人をむすんでいくオリジナル作品。福岡・神戸・大阪を舞台に、平成から令和の荒波をたくましく突き進む主人公・米田結(よねだ・ゆい)を、NHKドラマ初出演となる橋本環奈が演じる。“おむすび”は、幼い頃に付けられた結のあだ名だが、本人はあまり気に入っていないという。脚本を手掛けるのは、ドラマ「正直不動産」「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」などの根本ノンジ。
【作】根本ノンジ
【音楽】堤博明
【主題歌】B'z「イルミネーション」
【語り】リリー・フランキー
【出演】橋本環奈、仲里依紗、北村有起哉、麻生久美子、宮崎美子、松平健、佐野勇斗、菅生新樹、松本怜生、中村守里、みりちゃむ、谷藤海咲、岡本夏美、田村芽実、緒形直人、キムラ緑子、新納慎也、内場勝則、内海崇(ミルクボーイ)、岡嶋秀昭、池畑慎之介、一ノ瀬ワタル、長谷川忍(シソンヌ)、若月佑美、兒玉遥、原口あきまさ、ゴリけん、斉藤優(パラシュート部隊)、須田邦裕、BUTCH、田中健二、山本舞香、平祐奈、小手伸也、相武紗季、水間ロン、松井玲奈、田畑志真、関口メンディー、嶋尾康史、川西賢志郎、三宅弘城、萩原利久、なるみ、前野えま ほか
2025年3月31日より放送開始「あんぱん」主演・今田美桜

第112作「あんぱん」は、アンパンマンを生み出した漫画家・やなせたかし と小松暢 (こまつ・のぶ)の夫婦をモデルとしたオリジナル作品。脚本は「ハケンの品格」「Doctor-X 外科医・大門未知子」などの中園ミホが手掛け、何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現したアンパンマンにたどりつくまでの物語をフィクションとして描く。
ヒロインは、小松暢をモデルとした朝田のぶ。3,365人が応募したオーディションから、今田美桜がヒロインに選ばれた。やなせたかしをモデルとした柳井嵩(やない・たかし)役を北村匠海が務める。全26週(130回)。
【作】中園ミホ
【音楽】井筒昭雄
【主題歌】RADWIMPS「賜物」
【語り】林田理沙アナウンサー
【出演】今田美桜、北村匠海、加瀬亮、江口のりこ、河合優実、原菜乃華、吉田鋼太郎、浅田美代子、細田佳央太、阿部サダヲ、松嶋菜々子、二宮和也、中沢元紀、瞳水ひまり、戸田菜穂、竹野内豊、高橋文哉、志田彩良、ソニン、瀧内公美、山寺宏一、妻夫木聡、大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)
2025年度後期「ばけばけ」主演・高石あかり(高=はしごだか)

第113作「ばけばけ」は、松江の没落士族の娘で、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツがモデルのオリジナルストーリー。外国人の夫と共に怪談を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名も無き人々の心に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語をフィクションとして描く。脚本はNHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」(第30回橋田賞受賞)などのふじきみつ彦。
小泉セツをモデルとしたヒロイン・松野トキを演じるのは、2,892人が応募したオーディションから選ばれた高石あかり。ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルとした夫・ヘブンを、国内外1,767人が応募したオーディションから選ばれたトミー・バストウが演じる。2025年春にクランクイン予定。
【作】ふじきみつ彦
【出演】高石あかり、トミー・バストウ、岡部たかし、池脇千鶴、小日向文世、寛一郎、円井わん、さとうほなみ、佐野史郎
2026年度前期「風、薫る」ダブル主演・見上愛、もう一人はオーディションで決定

第114作「風、薫る」は、文明開化が急速に進む明治を舞台にした、二人のナースの冒険物語。原案は田中ひかる著の「明治のナイチンゲール 大関和物語」で、大関和(おおぜき・ちか)さん(1858-1932)と鈴木雅(すずき・まさ)さん(1857-1940)をモチーフとするが、原作はなく、当時まだ知られていなかった看護の世界に飛び込み奔走した二人とその仲間たちのストーリーをフィクションとして描く。
脚本を手掛けるのは、NHKドラマ「ダルマさんが笑った。」(2014)や映画『あやしい彼女』(2016)などの吉澤智子。連続テレビ小説初出演となる見上愛が主人公・一ノ瀬(いちのせ)りんを演じ、もう一人の主人公・大家直美(おおや・なおみ)役はオーディションにて決定する。2025年秋にクランクイン予定。放送は2026年春予定。
【作】吉澤智子
【出演】見上愛
(C) NHK
(清水一)