こんなに成長!「ストレンジャー・シングス」子役キャストを比較
今週のクローズアップ
Netflixの大人気シリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」待望のシーズン4がいよいよ5月27日から配信される。2016年にシーズン1がスタートしてからまもなく6年がたち、本作の子役たちもすっかり成長して大人の雰囲気も感じられる。今週のクローズアップでは、そんなキャストたちの成長を振り返りながら、新シーズンに備えたい。(編集部・中山雄一朗)
ミリー・ボビー・ブラウン
シーズン1開始時、12歳だったイレブン/エル役のミリーは現在18歳。本作でブレイク後は『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)、『ゴジラvsコング』(2021)のキャストにも抜てき。Netflix映画『エノーラ・ホームズの事件簿』(2020)では主演だけでなく、プロデューサーとしても名を連ねたほか、自身のコスメブランド「florence by mills」を立ち上げたり、史上最年少でユニセフの親善大使に任命されたりと、10代とは思えない活躍をしている。私生活では、ロック歌手ジョン・ボン・ジョヴィの息子であるジェイク・ボン・ジョヴィと交際中。
フィン・ウォルフハード
マイク役のフィンは13歳から19歳に成長。映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)と、その続編『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(2019)でのメガネのリッチー役でもおなじみ。ほかにも『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(2021)では初代ゴーストバスターズのイゴン・スペングラー博士の孫トレヴァー役を務めるなど大活躍。音楽活動にも熱心で、Calpurniaという4人組バンドとして活動したのち、新バンド・The Aubreysを結成した。
ゲイテン・マタラッツォ
ダスティンことゲイテンは、13歳から19歳に。2019年からはNetflixのドッキリ番組「プランク・エンカウンターズ -恐怖のドッキリ-」で司会&プロデューサーを兼任し、愛くるしいキャラクターを発揮。現在、シーズン2まで製作されている。ゲイテンは、骨や歯の形成に影響を及ぼす、鎖骨頭蓋異形成症という先天性の難病のため、生まれつき鎖骨がない。ドラマで演じたダスティンも同じ病気を持つ人物として描かれた。
ケイレブ・マクロクリン
14歳だったルーカス役のケイレブは現在20歳。本作で知名度を上げた後は、スティーヴン・ソダーバーグ監督のNetflix映画『ハイ・フライング・バード -目指せバスケの頂点-』(2019)や、同じくNetflixの『コンクリート・カウボーイ:本当の僕は』(2021)に出演した。イドリス・エルバと親子役で共演した『コンクリート・カウボーイ』では、フィラデルフィアの街角で黒人カウボーイとして生きる、疎遠だった父親のもとで暮らすことになる主人公を演じた。
ノア・シュナップ
ウィルを演じるノアは当時11歳だったが、現在は17歳。本作でブレイクする前から、3DCGアニメーション映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』でチャーリー・ブラウンの声を務めたり、スティーヴン・スピルバーグ監督の『ブリッジ・オブ・スパイ』(2015)でトム・ハンクスふんする主人公の息子を演じたこともある。『エイブのキッチンストーリー』(2019)、『アーニャは、きっと来る』(2020)では主演を務めた。
セイディー・シンク
2017年のシーズン2からマックス役でキャストに仲間入りしたセイディーは、シーズン2開始時15歳で、現在20歳。Netflixホラーシリーズ3部作の2作目『フィアー・ストリート Part 2: 1978』(2021)でメインキャラクターを演じ、続く『フィアー・ストリート Part 3: 1666』(2021)にも出演。同年、テイラー・スウィフトが自身の楽曲「All Too Well」のミュージックビデオとして監督したショートフィルムにも出演している。
「ストレンジャー・シングス」への出演を経て、さまざまな作品やジャンルで活躍の場を広げている6人。本作は続くシーズン5をもってファイナルを迎えることが明らかになっており、劇中での姿を見られるのは残りわずかと思うと寂しくもあるが、これからもまだまだ、さらなる成長が楽しみだ。