中毒性ヤバ!見逃し厳禁ドラマ |スターチャンネルEX
提供:スターチャンネル
近年、クリエイターの個性を反映し全6~8話に凝縮した、まるで長い“映画”のようなドラマが増えている。各国で賞に輝くなどクオリティーが高く、イッキ見にも最適で、ここでしか観られない日本初上陸の海外ドラマを毎月続々と配信しているのが、動画配信サービスのスターチャンネルEX。映画ファンを夢中にさせる中毒性の高い作品が集まっている。そんな絶対にハマること間違いなしのスターチャンネルEXのラインナップの一部をおすすめ度とあわせて紹介する。もしまだ利用したことがなかったら、「生涯ベスト」を見逃しているかも……!
中毒性ハンパない!「ザ・ツーリスト 俺は誰だ?」(全6話) 7月8日より配信開始
主演は、本年のアカデミー賞で話題となった『ベルファスト』に出演し、次のジェームズ・ボンド役の噂も高く、いま絶対に覚えておきたい俳優ジェイミー・ドーナン。オーストラリアの大平原で、なぜか車に衝突されて記憶喪失になった男(ジェイミー)は、自分のスマホの暗証番号も思い出せない。彼はいったいなぜそこにいたのか。次から次へと意外な事実が判明し、最後まで展開が気になってたまらないドラマだ。
手がかりを追う謎解きミステリの面白さに、オフビートな笑いを掛け合わせせたクリエイターは、ブラック・コメディー「Fleabag フリーバッグ」の製作総指揮を主演でもあるフィービー・ウォーラー=ブリッジとともに務めたハリー&ジャック・ウィリアムズ兄弟。フィービーによる一人芝居の舞台作品だった「Fleabag フリーバッグ」をドラマ・シリーズ化し世界配信に載せ、フィービーを『インディ・ジョーンズ』の最新作に出演するほどの売れっ子にまで押し上げた、その成功の背景にいたのがこのウィリアムズ兄弟の二人である。本作もあのドラマに似たクセしかない登場人物たちが放つ少々毒気のあるギャグ感覚がじわじわ効いている。先がまったく読めないスリリングな展開と相まって中毒性がハンパない。緊迫した状況に置かれながらどこかお茶目な“男”を演じるジェイミー・ドーナンの新たな魅力にハマるのは間違いない。
【オススメ度】
アクション度★★★★★
サスペンス度★★★★★
ロマンス度★★★
コメディー度★★★★
感動度★★★★★
若手注目俳優と夏の日差しの輝きがまぶしい!「僕らのままで/WE ARE WHO WE ARE」(全8話)
『君の名前で僕を呼んで』でティモシー・シャラメを世界的スターにしたルカ・グァダニーノ監督が、全話の監督・脚本を担当し、『君の名前で僕を呼んで』の主人公と同世代の少年少女を描く注目作! 主演は、大ヒット作『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』『シャザム!』と話題作が続く若手注目俳優ジャック・ディラン・グレイザーだ。
軍人の母親の転勤のため、米ニューヨークからイタリアに引っ越してきた、人付き合いが不得意な少年(ジャック)が、同世代の少年少女と出会い、自分のセクシュアリティーに疑問を持ったり、恋のような恋未満のような関係になったりする。子ども時代は過ぎたが、まだ大人ではない時期の少年少女だけが持つ危うさ、繊細さをグァダニーノ監督らしさ全開でヴィヴィッドに描写。本作の前半に溢れるイタリアの夏の日差しの輝きもまさに今、この季節に観るのにふさわしい。
【オススメ度】
アクション度★
サスペンス度★★★★
ロマンス度★★★★★
コメディー度★★★
感動度★★★★★
「僕らのままで/WE ARE WHO WE ARE」字幕版の第1話>>
両親を庭に埋めた?実話描く「ランドスケーパーズ 秘密の庭」(全4話)
『女王陛下のお気に入り』でオスカー主演女優賞を受賞、昨年は『ファーザー』で助演賞ノミネート、本年は『ロスト・ドーター』で主演賞ノミネートと絶好調の演技派女優オリヴィア・コールマンの円熟の演技は、今こそたっぷり堪能するべき! しかも本作の脚本は、夫のエド・シンクレアが彼女が演じることを前提に書いたもの。ヒロインの純心さと病的部分、愛らしさが混合された複雑な性格は、コールマンでなければ演じられないというほど圧巻だ。
彼女の夫役は『ハリー・ポッター』シリーズのルーピン先生役、『ネイキッド』でカンヌ国際映画祭男優賞を受賞しているデヴィッド・シューリス。2人のベテラン演技派の競演ぶりから目が離せない。英国の中年夫婦が、15年前に両親を殺して庭に埋めたと告白したのはなぜなのか。2人の過去と、秘めてきた本当の気持ちが、少しずつ明らかになっていく。衝撃の実話に基づくドラマで、時代背景は2021年だが、ヒロインが1950~60年代の西部劇映画のファンで、彼女が妄想を抱くと、それが昔の映画そっくりのシーンとして描かれるという演出も、映画ファンにはたまらない。
【オススメ度】
アクション度★★
サスペンス度★★★★★
ロマンス度★★★★★
コメディー度★★★★
感動度★★★★★
スティーヴ・マックィーンが全話を監督!「スモール・アックス」(全5話)
アカデミー賞作品賞受賞作『それでも夜は明ける』のスティーヴ・マックィーンが全話を監督したこのオムニバスは、全話とも1960~80年代の英国のカリブ系黒人移民たちの苦難を描いているが、人種問題に留まらず、あらゆる“差別”をめぐる普遍的な物語でもある、まさに今、誰もが観るべき作品! ジャンルも各話ごとバラエティーに富んでおり、第1話は1960年代の警官による差別との戦いを描く手に汗握る法廷サスペンス、第2話は1980年代のハウスパーティが体験できる青春ドラマ、第4話は実在の児童文学者アレックス・ウィートルを描く伝記物と、多種多様だ。
また、画面の縦横比や尺も各話異なり、シネマスコープありビスタあり、1時間3分あり2時間7分ありで、各話が独立した映画のように創られている。出演は『スター・ウォーズ』シリーズのジョン・ボイエガ、『ブラックパンサー』のレティーシャ・ライトら、映画好きなら押さえておきたい今、注目の若手俳優たち。その時代に流れる音楽も魅力的で、作品タイトルにもなったボブ・マーリー&ウェイラーズの名曲はじめ、全編に流れるルーピー・エドワーズ、ルイザ・マークらのレゲエの数々に心が躍る。
【オススメ度】
アクション度★★★
サスペンス度★★★★★
ロマンス度★★★
コメディー度★★★
感動度★★★★★
ほかにも、国内では「スターチャンネルEX」でしか観られない“中毒性の高い”ドラマが続々。『グランドフィナーレ』のパオロ・ソレンティーノが監督・脚本・製作総指揮を務め、圧倒的な映像美とジュード・ロウ、ジョン・マルコヴィッチの共演で、バチカンをユニークな視点から描く「ニュー・ポープ 悩める新教皇」(全9話)。ガブリエル・バーン、デイン・デハーン、チェッキー・カリョが共演し、3大陸にまたがるドラッグカルテルの権力抗争を描く「ZeroZeroZero 宿命の麻薬航路」(全8話)。「ボディガード -守るべきもの-」のトマ・ヴァンサンが監督、イスラエルに住むフランス人一家の結婚式で起きた殺人に、ユダヤ教の古い慣習が絡む異色ミステリー「ポゼッションズ 血と砂の花嫁」(全6話)など、どの作品も目の肥えた映画ファンをうならせる名作ぞろい。これらの必見作が集まる今年の夏は、イッキ見するのにベストなタイミングだ。(文・平沢薫)
各ドラマはスターチャンネルEXで独占配信中
「ザ・ツーリスト 俺は誰だ?」(全6話)は7月8日より配信開始
月額990円(税込)で見放題 初回は「7日間無料体験」サービスあり
「スターチャンネルEX」7月のラインナップが激アツ! ↓