小悪魔キャラがハマる仮面ライダー美女:浅倉唯
この美少女に注目
浅倉唯『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』(公開中)
今後の活躍が期待される若手女優の素顔に迫る本企画。今回は『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』で夏木花/仮面ライダーアギレラを演じる浅倉唯さんを徹底解剖しました。
【PROFILE プロフィール】
生年月日:1996年6月8日
出身地:青森県
身長:157cm
血液型:O型
趣味・特技:ゲーム、ピアノ
芸歴:2021年に「仮面ライダーリバイス」で俳優デビュー。悪魔崇拝組織「デッドマンズ」の女王アギレラから、現在は仮面ライダーアギレラに変身する夏木花を演じている。8月7日にはスピンオフ「仮面ライダージャンヌ&仮面ライダーアギレラ withガールズミックス」の配信も控える。
【PRIVATE 素顔に迫る一問一答】
Q:役者になりたいと思うようになったきっかけは?
『ヲタクに恋は難しい』という映画に少しだけ出演させていただいたことがありまして、その撮影現場にビビッときて、女優になりたい! という目標が生まれました。昔から表現することが好きで、小さい頃からアイドルになりたいと思っていたのですが、映画の現場にはまた違う表現の仕方があり、直接触れたことで興味をそそられました。
Q:好きな映画は?
最近の日本映画ですと、『ミッドナイトスワン』が好きです。母親に捨てられた少女と、彼女を預かることになるトランスジェンダーの主人公が徐々に心を通わせていくさまに感情を揺さぶられました。とても繊細な映画です。
Q:憧れの俳優は?
俳優ではありませんが、中森明菜さんが好きです。ひとつひとつの曲の世界観を創り上げ、自身もその世界観に入り込んで表現される姿が素敵です。明菜さんにしかできない表現の仕方があり、私もいつか自分にしかできない表現を出せたらいいなと思っています。
Q:ご自身の長所は?
負けず嫌いなところです。短所にもなるかもしれませんが、負けず嫌いだから、なにがあっても諦めません。そういう頑固さが、良い方向に導いてくれていると感じています。
Q:幼少期から負けず嫌いですか?
ゲームが好きなんですけど、負けると悔しくて、勝つまでやりたいタイプでした(笑)。小さい頃からこの性格は変わらないですね。
Q:ご自身の短所は?
熱しやすく、冷めやすいところ。いろいろなことにすぐ興味を持つタイプで、一つのことに集中して取り組むことができない人間でした(笑)。でも、役者という素敵なお仕事に出会えてからは、情熱を持ってずっと取り組んでいきたいなと思っています。
Q:俳優業の素敵なところとは?
正解がないことです。「こういうお芝居をやるぞ」と決めていても、その時の自分の心境などもすべて表現に現れてしまいます。自分の生き方がそのまま演技に反映され、自分の人生とシンクロすることが面白いです。
Q:美容についてのこだわりは?
人に見られる職業なので、スキンケアやヘアケアについての情報を調べて、いろいろ取り入れています。基本的なところでは、野菜と水分をきちんと摂ること。スキンケアに何を使うかも大事ですけど、まずは身体の内側から。身体が必要とするものを摂取しています。
Q:お休みの過ごし方は?
リフレッシュすること。散歩が好きなので、外に出てぶらぶら歩いていることが多いです。ついでに、ウィンドウショッピングを楽しんだりもします。
Q:いまハマっていることは?
駄菓子屋さんで売っている、レモン味のラムネにハマっています。一日何箱空けるんだろう? というほどずっと食べちゃいますね。今日もリュックに2箱忍ばせています(笑)。
Q:好きなファッションは?
いろいろな系統の洋服を着ます。朝起きた時の気分で、今日はこういう自分がいいかな? と考えたりします。カジュアル、ガーリー、スポーティーなどが好きです。
Q:今後挑戦してみたい役は?
医療ドラマが大好きなので、医師役で専門用語を言ってみたいです(笑)。楽しそうですよね。オペもしてみたいです。
【INTERVIEW インタビュー】
Q:悪の女王・アギレラの衣装を久しぶりに着た感想は?
やっぱりコレだなといいますか、とてもしっくりきます。この衣装を着ると安心しますね。
Q:そのドレスは、テレビシリーズ第30話でアギレラが自ら燃やしていましたよね?
この衣装を作るのにどれだけ大変だったかを知っているので「いやぁ……燃やさないで!」と思っていました(笑)。
Q:地下組織「ウィークエンド」加入後の衣装にはどのような思いを抱いていますか?
アギレラの時はきらびやかなお姫様のようで、少し自由な感じがあります。一方でウィークエンドの時は黒でかっちりとしていて、私のなかではスーツのような感覚です。着ると気が引き締まるといいますか、ウィークエンドの一員としての自覚みたいなものが生まれます。
Q:デッドマンズの仲間だった関隼汰(オルテカ役)と八条院蔵人(玉置豪役)と、劇場版で久々に三人揃った感想は?
デッドマンズにいた頃の雰囲気が戻ったようでした。「グラシアス、デッドマンズ!」という掛け声があるのですが、それを三人でいかに合わせるか? というのが放送当時からの課題で……。さほど苦戦することなく、すんなり合わせられたのは、お二人との当時の感覚がまだ残っているからだと思いました。
Q:劇場版で注目してほしいところは?
デッドマンズ再集結はもちろんですが、夏木花としてアギレラのドレスを着て変身することです。アギレラから挫折して、今の状況に至ったことを知っていると感慨深いものがあります。そのあたりをぜひ観ていただけたら嬉しいです。
Q:アギレラから夏木花へと生まれ変わった、彼女の心情をどう理解していますか?
夏木花としてウィークエンドと共に行動するようになってからも、やはり自分の弱さや無力さを感じて、葛藤していたと思うんです。そこから決心して、彼女は正式にウィークエンドのメンバーになる試験を受けました。(第36話での)狩崎真澄の「アギレラであったことを恥じる必要はない。むしろ誇りに思いなさい」という言葉で花の覚悟が固まったし、あのセリフが背中を押してくれたのだと思います。
Q:花を演じる時に意識していることは?
花は今までの罪を償うため、アギレラの名前を背負って生きていくという覚悟を決めて、仮面ライダーへと変身しました。なので、覚悟を基本に持ちつつ、人のためにどう役に立てるか? を常に考えて行動しています。他人への気配りや思いやりは、花になってから出てきた部分だと思っています。
Q:初めて仮面ライダーに変身した時の感想は?
子供の頃に戻ったような気がして、純粋に嬉しかったです。表には出しませんが、変身! と言うたびにアドレナリンが出るというか、少し興奮しています(笑)。
Q:視聴者がSNSに投稿する反響ツイートはご自身もチェックしていますか?
共演者のみんなが「アギレラがトレンドに入ってるよ!」と教えてくれますし、自分のSNSにも「応援してます」「リバイス観てます!」といった声をたくさんいただきます。本当に嬉しいです。
Q:アギレラ、夏木花を演じて学んだことは?
「仮面ライダーリバイス」の中でも振り幅の大きいキャラクターで、人は挫折してもやる気と諦めない気持ちがあれば、いくらでもやり直せると学びました。演じる私自身にも響きましたし、役から元気をもらったといいますか、背中を押してもらえた気がします。
Q:テレビシリーズも佳境に突入しましたが、今後注目してほしいところは?
花はいろいろなことに葛藤し続け、やっと仮面ライダーアギレラとして罪を償っています。アギレラという名前を背負って生きていますが、いまは誰かの役に立ちたい一心で戦っている。最終的に、花は心が晴れやかな状態で過ごせたらいいなという思いでいっぱいです。たくさん苦労し、苦しんできたので、みんなが幸せに、笑顔で終われたらいいなと思っています。ぜひ最後まで見届けてください。
(取材・文:浅見祥子 写真:高野広美)
【MOVIE INFO インフォメーション】
『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』
現在放送中の特撮ドラマ「仮面ライダーリバイス」の劇場版。主人公・五十嵐一輝(前田拳太郎)ら三兄妹が、ハイジャック事件に巻き込まれた乗客や両親を救出するため、禁断の地・エリア666で決死のミッションに挑む。脚本は木下半太、監督は坂本浩一が担当した。
劇場版「リバイス・ドンブラザーズ」製作委員会 (C) 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 (C) テレビ朝日・東映AG・東映
『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』は全国公開中