「Disney100」現地レポ!カリフォルニアディズニーが100年に1度のSP仕様に!
ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年を記念する「Disney100」セレブレーションが1月27日にアメリカ・カリフォルニア州のカリフォルニア ディズニーランド・リゾートで始まった。セレブレーションのメイン会場とされている現地の様子をレポートする。
「ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ」
数々の名作映画を生み出してきたディズニーのストーリーを称える新しいアトラクションとして登場したのが「ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ」だ。ディズニーランド・リゾート史上初となるミッキーマウスとミニーマウスを主役にしたファミリー向けのライド型アトラクションで、ミッキーマウスとミニーマウスのアニメーションの世界にゲストを誘ってくれる。
100周年を祝うアトラクションにふさわしく、360度を見渡してアニメーションの世界を体感しながら、ディズニーの歴史を肌で感じることができ、これまでのアニメ作品へのリスペクトが伝わってくる。アドベンチャー中に『ミッキーマウス!』の新作短編アニメ『パーフェクト・ピクニック』のプレミア上映を観ることができるのも嬉しいポイントで、1回の乗車では見つけきれない、ディズニーファンの心に響く隠れた見どころも満載だ。
「ワールド・オブ・カラー:ワン」
ナイトタイムスペクタキュラー「ワールド・オブ・カラー:ワン」は、100年前にウォルト・ディズニーが始めた物語のレガシーを称えている。一滴の水のような一つのアクションが大きなさざ波を生み出すというストーリーで色とりどりの噴水、照明、レーザー光線などが特別な空間を生み出す。
『モアナと伝説の海』『ソウルフル・ワールド』『リメンバー・ミー』『ムーラン』などに登場した「人生の素晴らしい瞬間」が次々と描かれていき、『アベンジャーズ』『スター・ウォーズ』のキャラクターや音楽、ストーリーをフィーチャーしたディズニーランド・リゾート史上初のナイトタイムスペクタキュラーという側面も。『スター・ウォーズ』『アベンジャーズ』のシーンのグラフィックスタイルでの表現は、『ブラックパンサー』のポストクレジットシーン、Disney+オリジナルシリーズ「ホークアイ」からインスピレーションを得ている。
「ワンダラス・ジャーニー」
もう一つの新しいナイトタイムスペクタキュラーが「ワンダラス・ジャーニー」だ。一人のアーティストのジャーニーを描くストーリーを通じてウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのレガシーが称えられていく。
『ヘラクレス』『プリンセスと魔法のキス』『ピーター・パン』『トレジャー・プラネット』『ベイマックス』『アナと雪の女王』、そして100周年記念映画『ウィッシュ(原題) / WISH』(2023年秋全米公開)など、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのアニメ映画62作品から音楽、キャラクター、シーンが選りすぐりで使用されて圧巻の完成度。ベイマックスはロケットブースターで夜空へと舞い上がり、ディズニーランド・パークの上空を飛ぶ。
「Disney100」限定
プラチナカラーのバナーや旗布でドレスアップした「眠れる森の美女の城」、きらめくコスチュームを着たミッキーマウスとミニーマウス、その仲間たちなどカリフォルニア ディズニーランド・リゾートは100年に1度のスペシャル感が満載。
フード&ドリンクのメニューもお祝いムードに彩られたスペシャルメニューが多数用意され、ショップには「Disney100」のデザインが施されたキラキラのハットやセーター、カチューシャ、クッションなど数々の限定記念グッズが並んでいる。
カリフォルニア ディズニーランド・リゾートでは今後、2月24日にデイパレード「マジック・ハプンズ」の復活、3月19日に「ミッキーのトゥーンタウン」のリニューアルを予定している。
なお、アメリカのディズニーリゾートのテーマパークに入園するには事前のパーク入園予約が必要(3歳以上)。空き状況次第では希望通りのパーク入園予約が取れないこともあるため、旅行日程を決めてからパークチケットやホテルの手配をし、パーク入園予約取得までをできるだけ早めに完了しておくことが旅行を楽しむ大前提となる。(井尻涼、海江田宗)
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