ハリポタファン歓喜!「ホグワーツ・レガシー」やってみたら神ゲーだった
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映画『ハリー・ポッター』を鑑賞した後、ホグワーツ魔法魔術学校で生活してみたい……と一度は夢見たことがあるはず。そんなポッタリアンの願いを叶えてくれるのが、新作ゲーム「ホグワーツ・レガシー」です。ホグワーツでの学生生活やスリリングな冒険など、映画さながらの感動と興奮が詰まった本作は、一体どんな内容なのか? 普段ゲームをやらない人も楽しめるのか? 『ハリポタ』ファン歴20年以上の編集部員が、実際にプレイしてみました!(編集部・倉本拓弥)
はじめる前におさえておきたい!『ハリポタ』『ファンタビ』の魅力
ホグワーツでの生活をはじめる前に、まずはハリー・ポッターと魔法ワールドの作品をおさらいします。『ハリー・ポッター』は、闇の魔法使いに両親を殺された主人公ハリー・ポッターが、魔法使いになるための勉強に励みながら、学校で出会った仲間たちと大冒険を繰り広げる全8作のファンタジーシリーズ。個性豊かなキャラクターやついマネしたくなる呪文の数々、作品を重ねる毎にスケールアップする物語が、世界中のファンを魅了。ハリーたちの進級と、自分の成長を重ねるファンも続出しました。
そして、2016年より魔法ワールド新作として『ファンタスティック・ビースト』シリーズがスタート。ハリーたちが使う教科書の著者であり、魔法動物学者のニュート・スキャマンダーを主人公に、魔法界での新たな冒険が描かれます。本シリーズの魅力は、愛らしい魔法生物たち。宝石好きのニフラー、小枝のようなボウトラックルなど特徴的なキャラクターの活躍が、ニュートの物語を彩ります。続編2本では『ハリー・ポッター』とのリンクも色濃くなり、『ハリポタ』好きも見逃せないシリーズです。
そんな『ハリポタ』『ファンタビ』両シリーズに登場するのが、本作の舞台となるホグワーツ魔法魔術学校。魔法界最高の魔法教育機関の一つで、一流の魔法使いを目指す多くの生徒が、さまざまな分野の授業を通して教養を深めていきます。歴史ある学校のため謎も多く、ハリーたちの大冒険の数々がホグワーツからはじまっています。
新作ゲーム「ホグワーツ・レガシー」って?
「ホグワーツ・レガシー」は、『ハリポタ』『ファンタビ』シリーズよりずっと前の1800年代のホグワーツを舞台にした、オープンワールド・アクションRPGです。オープンワールドとは、プレイヤーが自由に物語の空間を歩き回ることができるゲームのことで、本ゲームでもホグワーツ校内とその周辺を自由に探索することができます。メインストーリーを進めたり、寄り道して洞窟や遺跡を目指すのも個人の裁量次第。選択によって進む道が変わってくるため、自分だけの『ハリポタ』物語を構築する楽しさが味わえます。
主人公は、ホグワーツに編入する5年生。古代魔術を駆使して、魔法界に隠された真実を明らかにする危険な冒険へと繰り出します。編入初日からドラゴンに遭遇するなど、校内では早くも注目の的です。魔法薬の調合、植物栽培、魔法動物の飼育など、ホグワーツライフを満喫しながら、魔法界をおびやかす邪悪な小鬼(ゴブリン)に立ち向かいます。
すさまじい没入感!「ホグワーツ・レガシー」実際にプレイしてみた
ホグワーツ生活への期待を胸に、編集部員がプレイしたのはPlayStation 5版。結論から言うと、『ハリポタ』ファンや映画好きを唸らせる神ゲーです! ここからは、15時間プレイして特に胸アツだったポイントをご紹介します。
ホグワーツを細部まで完全再現
プレイしてすぐに感動したのは、舞台となるホグワーツの完成度。『ハリポタ』『ファンタビ』シリーズでは描ききれなかった玄関、廊下、教室が緻密に再現されており、「ハリーたちはこの場所を通って授業に向かうのか!」と想像しながらキャラクターを操作していました。
生徒たちが食卓を囲う大広間や、グリフィンドールをはじめとする各寮の談話室、嘆きのマートルが出てきそうなトイレまで、映画シリーズの名所巡りはもちろん、「ホグワーツ・レガシー」でしか入れない場所を散策するだけも楽しい! ホグワーツを移動するだけでも、すさまじい没入感を味わうことができました。
組み合わせ無限大!魔法アクションが爽快
『ハリポタ』といえば呪文! 本作では杖を使った爽快な魔法アクションが堪能できます。ゲーム内で覚えた呪文をセットするだけで、簡単に唱えることができるので、ゲーム初心者でも安心。ハリーたちが死喰い人(デス・イーター)と戦った時のような、スピーディーな呪文バトルがゲームでも再現可能です。
呪文の種類も豊富で、『ハリポタ』ファンなら一度は唱えてみたかったアクシオ(呼び寄せ呪文)、ウィンガーディアム・レヴィオーサ(物体浮遊の呪文)、エクスペリアームズ(杖を奪う呪文)も登場します。組み合わせは無限大なので、自分だけの呪文コンボを見つける楽しさも味わうことができるのです! ちなみに、物語を進めると、闇の魔法使いたちが放つ「許されざる呪文」も習得できるようになります。
禁じられた森も!映画シリーズの名所が登場
「ホグワーツ・レガシー」では、映画でハリーたちが度々訪れたホグズミードや禁じられた森など、ホグワーツ以外の場所にも自由に行けることもうれしいポイント。ホグズミードでは、杖作りを依頼する「オリバンダーの店」や名物バタービールが飲める「三本の箒」が完全再現! ゲームに役に立つアイテムが全て揃う場所なので、ハリーたちのように何度でも足を運びたくなるはずです。
また、禁じられた森では『ハリー・ポッターと賢者の石』のようにクモやケンタウロスにも遭遇します。危険は伴いますが、森に足を踏み入れた時の高揚感は映画さながら! 霧がかった描写や不気味なBGMまで、ビジュアル以外の徹底されたこだわりにも注目です。
港の名前が!ホグワーツと日本のリンク
1800年代のホグワーツを探索していると、何と日本にルーツがある先生マダム・コガワと遭遇! 箒の飛行訓練を教えるコガワ先生は、生徒たちを時に厳しく、熱く指導してくれる存在です。『ファンタビ』シリーズでは、主人公・ニュートの小屋に日本語ラベルの薬があったり、妖怪カッパが登場するなど、日本の要素が見られましたが、「ホグワーツ・レガシー」でも思わぬところで日本とリンクしているのです。
さらに、クィディッチ(魔法界のスポーツ)にも精通するコガワ先生は「トヨハシ・テング」という言葉を放ちます。「トヨハシ・テング」とは日本のクィディッチ強豪チームの名称で、副読本にも記述があり、『ハリポタ』好きなら聞いたことがあるはず。また、コガワ先生の部屋で入手できる手紙には、彼女が横浜港を訪れていたことがつづられていたりと、気になる情報ばかり! 小さな発見からサプライズが得られるところも「ホグワーツ・レガシー」の魅力の一つです。
入手困難な状態が続いていたPlayStation 5もようやく店頭でも在庫が見られるようになり、すでに多くのユーザーが熱中している「ホグワーツ・レガシー」。PlayStation 4本体を持っている方も、5月5日よりPS4版をプレイすることが可能です。ボリューム満点のストーリーとやりこみ要素で「ホグワーツの世界観にずっと浸っていたい」と思わせてくれる新作ゲームは、まさに『ハリポタ』ファンの夢を叶える珠玉の一本です!
「ホグワーツ・レガシー」PlayStation 5/Xbox Series X|S/PC版は発売中(PS4/Xbox One版は5月5日発売、Nintendo Switch 版は7月25日発売)
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