好きなブルース・ウィリス映画投票!歴代の出演作15本から
1990年代を代表するアクションスターであるブルース・ウィリスは、2022年に失語症と診断され俳優業を引退し、先ごろ認知症を発症したことを公表した。アクション映画以外にも、さまざまなジャンルの作品に出演し、唯一無二の存在感を発揮してきたブルース。数ある出演作の中から15本をピックアップして、一番人気の映画を決める投票を実施!
※厳選したヒット作の中から、1つ選んで投票してください(惜しくも割愛したヒット作多数あり)。
作品紹介
『ダイ・ハード』(1988)
高層ビルを占拠したテロリスト集団に、世界一ついてない男ことジョン・マクレーン刑事が挑む。ブルースは本作で主人公にふんし、大ブレイクを果たした。シリーズ第1作で悪役にふんしたのは、故アラン・リックマン。
『ラスト・ボーイスカウト』(1991)
元シークレットサービスの私立探偵ジョーが、元アメフト選手のジミーとともにプロフットボール界の陰謀を暴く正統派のアクション映画。監督は『トップガン』で知られる故トニー・スコット。
『パルプ・フィクション』(1994)
クエンティン・タランティーノ監督の名を一躍有名にした出世作。ジョン・トラヴォルタ、ユマ・サーマン、サミュエル・L・ジャクソンら豪華出演者が集う中、ブルースは落ち目のボクサーにふんした。第47回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール、アカデミー賞で脚本賞を受賞した。
『薔薇の素顔』(1994)
怪しい魅力を持つ少女との愛欲的な生活におぼれながら、猟奇殺人事件へと巻き込まれていく精神科医の姿を描いたエロティック・サスペンス。ブルースには珍しい濃厚なラブシーンを披露し話題となった問題作。
『ノース/ちいさな旅人』(1994)
ブルースと当時子役だったイライジャ・ウッドが共演したファンタジーコメディー。ブルースはピンクのウサギの着ぐるみ姿で登場する。監督は『スタンド・バイ・ミー』のロブ・ライナー。
『12モンキーズ』(1995)
テリー・ギリアム監督、ブラッド・ピット共演の異色SFサスペンス。ブルースふんする囚人ジェームズは、人類絶滅の危機を救うべく過去に送り込まれる。
『ラストマン・スタンディング』(1996)
アクション映画の巨匠ウォルター・ヒルとブルースがタッグを組んだバイオレンスアクション。黒澤明監督&三船敏郎による『用心棒』のリメイク作で、侍の世界がギャングの世界に置き換わっている。
『フィフス・エレメント』(1997)
リュック・ベッソン監督によるSFアクション。元軍人のタクシー運転手にふんしたブルースが、謎の美女リールーとともに地球を救うために奮闘する。ヒロインにふんしたミラ・ジョヴォヴィッチの近未来的なファッションが印象的。
『アルマゲドン』(1998)
地球に小惑星が衝突するという未曾有の危機を防ぐため、石油採掘のスペシャリストたちが立ち上がる姿を描いた、マイケル・ベイ監督のSFスペクタクル超大作。ブルースは掘削集団のリーダーにふんし、地球を救う頼れるヒーローを熱演した。
『シックス・センス』(1999)
M・ナイト・シャマラン監督の名を世に知らしめた本格サスペンス。アクションを封印して精神科医役に挑んだブルースは、本作の演技で新境地を開拓した。“死んだはずの人間が見える”という少年にふんした、ハーレー・ジョエル・オスメントとの演技バトルにも注目。
『隣のヒットマン』(2000)
マシュー・ペリー演じるお人よしの歯科医と、ブルース演じる伝説的なマフィアの元ヒットマン(殺し屋)がドタバタ劇を繰り広げるコメディー。マシューとブルースの軽妙なやり取りが面白い。
『シン・シティ』(2005)
ロバート・ロドリゲス監督と原作者フランク・ミラーがタッグを組んだアクションサスペンス。ブルースはジェシカ・アルバふんするナンシーを救うため、悪に立ち向かう寡黙なヒーローを演じた。白と黒を基調とした斬新な映像が話題になった。
『エクスペンダブルズ』(2010)
シルヴェスター・スタローンが監督・脚本・主演を務めたアクション映画。ブルースのほか、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ミッキー・ローク、アーノルド・シュワルツェネッガーらアクションスターたちが大集結し暴れまくる。
『RED/レッド』(2010)
ある襲撃事件をきっかけに、引退した超一流のスパイたちが続々と集まり、巨大組織相手にバトルを繰り広げる。ブルースは元CIAの腕利きスパイにふんしモーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレンらと共演する。
『ダイ・ハード/ラスト・デイ』(2012)
人気シリーズ第5弾。拘束された息子ジャックの身柄を引き取るためロシアを訪れたジョン・マクレーンは、テロ事件に巻き込まれる。第6弾の企画も進行していたがとん挫したため、本作が事実上シリーズ最後の作品となる。
(今井優)