NHK版「犬神家の一族」キャスト・ビジュアル【まとめ】
4月22日と29日にBSプレミアム、BS4Kで放送されるドラマ「犬神家の一族」(それぞれ夜9時から10時30分まで放送)のキャスト、あらすじを紹介します。昭和25年に発表された横溝正史のミステリー小説「犬神家の一族」。市川崑監督・石坂浩二主演の1976年の映画をはじめ、度々映像化されてきた人気作を、各90分の前後編でドラマ化。名探偵・金田一耕助を「悪魔が来りて笛を吹く」(2018)、「八つ墓村」(2019)に続いて吉岡秀隆が演じる。脚本はドラマ「岸辺露伴は動かない」シリーズなどの小林靖子。演出を、NHK版金田一耕助シリーズや、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のチーフ演出を務めた吉田照幸が担当する。
あらすじ
戦後まもなく、那須湖畔の広大な屋敷で財界の大物・犬神佐兵衛が他界した。そして、戦争によるケガのため不気味なマスクで顔を覆った孫の佐清(すけきよ)が復員してくる。勢ぞろいした一族の前で発表された遺言状は、血を分けた一族ではなく他人に遺産を与えるという衝撃的な内容だった。松子ら3人の佐兵衛の娘たちが骨肉争いを繰り広げる中、湖を訪れていた金田一耕助の前で佐兵衛の孫たちが謎の死を遂げていく。
キャスト
金田一耕助(演:吉岡秀隆)
数々の難事件を解決してきた名探偵。犬神佐兵衛の遺言状の内容を知った弁護士・若林から依頼を受け、犬神家を訪れるが、若林は何者かによって殺害されてしまう。
犬神松子(演:大竹しのぶ)
犬神家の長女。愛情を注がなかった父・佐兵衛を憎んでいる。一人息子の佐清に佐兵衛の遺産を相続させようとする。
犬神竹子(演:南果歩)
犬神家の次女。松子、梅子とは腹違いの姉妹。夫・寅之助、息子・佐武(すけたけ)、娘・小夜子と共に遺産を狙う。
犬神梅子(演:堀内敬子)
犬神家の三女。松子、竹子とは腹違いの姉妹。夫・幸吉、息子・佐智(すけとも)と共に遺産を狙う。
犬神佐清(演:金子大地)
松子の息子。戦争で顔に大ケガを負いマスクで顔を覆っている。一族から「本当に佐清本人なのか?」と疑われている。
野々宮珠世(演:古川琴音)
両親を亡くし、佐兵衛に引き取られた。幼い頃から佐清を慕っている。
猿蔵(演:芹澤興人)
犬神家の下男。孤児だったが珠世の母親に助けられる。犬神家に引き取られた珠世に忠実に仕える。
古館恭三(演:皆川猿時)
犬神家の顧問弁護士。部下の若林が何者かに殺され、金田一に調査を依頼する。
大山泰輔(演:野間口徹)
那須神社の神主。佐兵衛が封印した文書から、その過去を調べている。
磯川(演:小市慢太郎)
警察官。犬神家で起こる連続殺人を金田一と共に捜査する。
せつ子(演:倍賞美津子)
金田一の下宿の女将。家賃を滞納する金田一に呆れつつも何かと世話を焼く。