これはバイオハザード版アベンジャーズだ!決定版映画が必見なワケ
提供:KADOKAWA
日本が世界に誇る大ヒットゲーム「バイオハザード」シリーズ。ファンが待ち望んだ瞬間がやって来た。7月7日に公開される映画『バイオハザード:デスアイランド』は、歴代シリーズの主人公たちが豪華共演を果たす、「バイオハザード」最大級の事件ともいえるイベントムービーだ。20年以上を経て集結した、バイオ版アベンジャーズと言っても過言ではない最強メンバーの歴史を振り返る。
最強ヒロイン初登場!ジル・バレンタイン
ジルは、ゲーム第一作目から登場している「バイオハザード」を代表するヒロインだが、意外にもCG映画の登場は今回が初めて。特殊部隊S.T.A.R.S.の隊員だった彼女は、1998年にアメリカ中西部の都市ラクーンシティで発生した大規模バイオハザードから生還し、その後は対バイオテロ組織「BSAA」の一員として、生物兵器と戦ってきた。
タンクトップにパンツスタイルという、ゲーム「バイオハザード RE:3」でも披露した、戦いに特化したファッションは、彼女の強い意志を象徴しているかのよう。卓越した戦闘能力に加え、器用な手先を駆使したピッキングなど隠密行動にも優れ、冷静な判断力と強靭な精神力で死地を乗り越えてきた。
しかし2006年、ある事件の捜査中に失踪し、大規模テロの首謀者にウィルスを投与され、洗脳を施されていたことが判明、宿敵ウェスカーの手先として心から憎むテロに加担するという屈辱を味わっている。
その後、仲間たちに助け出されたジルだが、心に負ったダメージは大きく、『デスアイランド』では、長期にわたる療養期間を経て部隊に復帰したばかり。トラウマを背負った彼女の復活が、物語の鍵となりそうだ。ちなみに『デスアイランド』の舞台は2015年ごろだが、ジルの肉体はウィルスの副作用によって劣化が抑えられており、その美ぼうも健在。シリーズ当初と変わらない、強く美しいジルの勇姿をスクリーンで観られる貴重な機会といえるだろう。
霊長類最強男の妹!クレア・レッドフィールド
霊長類最高峰のパワーを誇るシリーズ屈指の最強キャラ、クリス・レッドフィールドの妹。兄を探して訪れたラクーンシティで惨劇に巻き込まれた時は19歳の大学生だったが、兄の教えで身に着けたサバイバル技術を駆使して窮地を脱する。一般人にもかかわらず、拳銃からロケットランチャーまであらゆる武器を使いこなし、さまざまなクリーチャーをせん滅する戦闘能力はさすがクリスの妹といったところ。
バイカー系のファッションを好み、学生時代は華やかな赤いレザージャケットに身を包んでいたが、次第に知性を兼ね備えた大人の雰囲気が漂うファッションに。それでも彼女の勇気を象徴するような、赤いレザージャケットは健在だ。
ジル同様、卓越した戦闘技術を持つ一方で、弱い者を助けずにはいられない優しい性格から、バイオテロや薬害を告発し、被害者を支援するNGO団体テラセイブの職員となる。戦場に身を置く兄とは違う道でバイオテロと戦うはずだったが、空港テロに巻き込まれたり、絶海の孤島に拉致されたりと、危険に巻き込まれる日々は終わらず、戦闘能力にますます磨きがかかっている。
ラクーン事件を共に生き延びた元警官のレオン・S・ケネディは、バイオテロの捜査でたびたび行動を共にすることになる戦友のような関係。
実はメンバー最強!?レベッカ・チェンバース
かつて特殊部隊S.T.A.R.S.に所属し、ラクーンシティにおける“洋館事件”において、同僚たちが犠牲になっても動じることなく、クリスを懸命にサポートしたレベッカ。18歳で大学の学士課程を優秀な成績で卒業している才女でもあり、薬品の精製と調合に関するエキスパート。普段は白衣姿で研究に打ち込んでいるが、仲間のピンチにはS.T.A.R.S.時代を彷彿させる戦闘スタイルでサポートにかけつける。
一見頼りない見た目とは裏腹に、初任務となった洋館事件では新人離れしたサバイバル能力と度胸を見せつけた。さらに、クリスたちと合流する直前まで、全ての元凶となった事件の調査を行い、強力なクリーチャーを撃破した後でクリスたちのサポートに向かうなど、無尽蔵の体力はメンバーイチかもしれない。
ラクーン事件を生き延びた後は、ウィルス感染の治療薬開発などに尽力しているようで、アメリカ・シカゴにある大学の教授を務める傍らでBSAAをサポートしている。『デスアイランド』では、研究畑にいた彼女が久々に現場へ復帰する。
ちなみにウィルスの影響があるわけではないが、童顔のせいか見た目が18歳のころからあまり変わっていないように見え、ジル並みに年齢を感じさせないキャラでもある。過去作の『バイオハザード:ヴェンデッタ』(2017)では花嫁姿も披露しているのでファンは必見。
有無を言わせぬ最強タッグ!レオン&クリス
合衆国大統領直轄の組織「DSO」に所属するレオンは、ハリウッド俳優のように端整なルックスを持ち、絶大な人気を背景に、全てのCG作品で主役を務めてきた人気キャラ。超人的な身体能力を兼ね備え、特にガンアクションとバイクアクションはトム・クルーズ並みだ。
新人警官時代にラクーンシティの惨劇から生還し、そのサバイバル能力を買われて政府直轄のエージェントにスカウトされた。かつて拉致された大統領の娘を単身で救出したこともある。強い正義感にユーモアを持ち合わせており、危機的な状況でジョークを飛ばすことも。口ぐせは「なけるぜ」。女性にだらしないタイプではないのだが女運が悪いことでも知られ、『デスアイランド』でも、任務遂行中に謎の美女の妨害に遭い、追跡対象を取り逃がしてしまう。
一方のクリスは、ジルと共にシリーズ1作目から登場しているおなじみの主人公。特殊部隊S.T.A.R.S.時代から、卓越した射撃能力と戦闘技術で、数々の強敵を撃破してきた。戦闘機やヘリも操縦することができ、ラクーンシティ事件後はジルと共に対バイオテロ組織BSAAを創設、今も最前線でテロと戦っている。若い頃は正義感に燃える真っ直ぐな主人公キャラだったが、50代が見えてきた現在は大人としての落ち着きも兼ね備え、部下からの信頼も厚い。アメコミヒーロー顔負けの腕力を誇り、拳で巨大な岩を動かしたことがある、さまざまな意味で伝説の主人公だ。
「バイオハザード」史に残るビッグイベント!
クリス、レオン、ジル、クレア、レベッカの5人がひとつの作品で共演するのは、ゲーム本編でも実現していない大事件。一人でも主役を張れるキャラクターが集結した、『アベンジャーズ/エンドゲーム』にも匹敵する決定版映画といえるだろう。
敵がかわいそうになるほどの最強メンバーが追うのは、感染経路不明のゾンビ発生事件。謎のウィルスの出所を探る彼らは、大ヒットハリウッド映画『ザ・ロック』の舞台にもなった、アメリカ・サンフランシスコの監獄島アルカトラズに足を踏み入れる。
外界から隔絶された孤島で5人を待ち受けるのは、ゾンビから超巨大生物まで、クリーチャーのオンパレード。かつてない絶体絶命の危機を、屈指の「バイオハザード」ファンである脚本家・深見真と、『海猿』シリーズをはじめスペクタクルに満ちた大作に定評のある羽住英一郎監督が迫力の映像で描きだす。大作ひしめくサマームービーと肩を並べる、まさに必見の一本だ。(編集部・入倉功一)
映画『バイオハザード:デスアイランド』は7月7日よりEJアニメシアター新宿ほか全国公開
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