日曜劇場「VIVANT」キャスト・登場人物・あらすじは?
ストーリーや役柄などの詳細が伏せられたまま放送を迎えたTBS系日曜劇場「VIVANT」(読み:ヴィヴァン、7月16日スタート日曜よる9時~)。主演の堺雅人をはじめとする名立たるキャストと登場人物、あらすじをまとめて紹介する。
「VIVANT」は、「半沢直樹」シリーズなど数多くの大ヒットドラマを手掛けてきた福澤克雄が原作・演出を務めるオリジナル作品。モンゴルで2か月半に及ぶ大規模ロケが行われていることが明かされている。モンゴル出身の俳優や、映画『スパイダーマン』シリーズで知られるハリウッド俳優も出演する。
登場人物/キャスト
乃木憂助:堺雅人
別班
丸菱商事・エネルギー事業部2課課長
<コメント>
福澤監督にまたお声掛けいただき光栄だったのと同時に、本プロジェクトでの主演は大きな覚悟が必要だと身が引き締まる思いがしました。台本を読んで、福澤監督はじめ企画した方の深い愛情を感じました。けれども、あまりに壮大で複雑でスピーディーな物語なので、準備が追いついていない状況です。正解は福澤監督の頭の中だけ。でも福澤監督は、全身全霊でぶつかれば全身全霊で応えてくださる方なので、意気込みしかないです! 素晴らしい共演者の方々とお芝居するのは楽しみです。役所さんと本格的にお芝居するのは初めてなので、懸命に食らいついていきたいです。阿部さんとは映画で何度か共演していますが、阿部さんの新たな魅力を間近で堪能して、勉強できればと思っています。二階堂さんはいろんな表情を持っていて、引き出しが多い素晴らしい俳優さん。松坂さんは初めてですが頼りにしていますし、僕も負けないように頑張りたいです。本作の詳細はシークレットなので、道で僕に会っても何も聞かないでくださいね(笑)。皆さんの期待を決して裏切らない作品になると思いますので、放送を心待ちにしていてほしいです。
野崎守:阿部寛
警視庁公安部・外事第4課
<コメント>
自分にとっても新たな挑戦となる大きなプロジェクトなので、現場で様々な発見ができたらうれしいです。これからどういう撮影になるのか、どんな作品が完成するのか予測ができません。これまで以上に福澤監督の本作品に対する巨大な熱量に非常にワクワクしています。そして魅力的なキャストに恵まれ、身の引き締まる思いです。それぞれ自分の役に対する責任感が強く、台本以上の深いお芝居をされるので、現場でより良いものを作り出していくこのチームに全力で挑みたいと思います。堺さんとは連続ドラマでご一緒するのは初めてなので、今回の長丁場で、共に良いものを作り上げていきたいと思います。二階堂さんは初共演ですし、桃李くんとは11年ぶり、役所さんは若いころからずっと憧れている先輩なので、皆さんと良いお芝居が一緒にできればいいなと思います。期待していてください。
柚木薫:二階堂ふみ
世界医療機構・医師
<コメント>
壮大なストーリーで、間違いなく面白い作品になると感じています。現場は驚きの毎日で、共演者の皆さんは実力派の方ばかりなので足を引っ張らないよう、必死に食らいついていきたいです。主演の堺さんは座長として懐が深く、とても頼もしい方で、堺さんについていけば大丈夫だという安心感があります。阿部さんはお芝居をとても繊細に作り込まれていて、日々学ばせていただいています。松坂さんは、今まで見たことがない新しい一面が見られるんじゃないかと楽しみです。また役所さんは私の映画デビュー作品の監督を務められていて、今回久しぶりに共演させていただくので、成長したなと思っていただけるよう努めます。視聴者の方にお届けできる日をワクワクしながら、スタッフ、キャスト一同頑張っています。ぜひお楽しみに。
黒須駿:松坂桃李
別班
<コメント>
風の噂で、錚々たる俳優の方々がこの一大プロジェクトに参加されることを聞き、「なんとか僕も出演したいです!」と自ら志願しました。アクションを起こさずにはいられない衝動に駆られました。主演の堺さんとは初めてご一緒するのでとても楽しみです。堺さんの熱量やスピード感に乗り遅れないよう、最後まで一緒に走り抜きたいです。役所さんは『孤狼の血』以来、阿部さんは『麒麟の翼 ~劇場版・新参者~』以来11年ぶりとなるので、恥ずかしい姿を見せないよう自分が積み重ねてきた経験をぶつけていきます。そして、二階堂さんとは何度目かの共演で、お互い新しい一面をお届けできるのではないかと楽しみです。自ら手を挙げたからには、皆さんの勢いに飲み込まれないよう、しっかり歯車の一員となって全力を尽くしていきます。内容はまだ詳しくお話しできないですが、とにかくものすごい作品。皆さんの期待以上のものを届けられるように、スタッフ、キャストが一丸となってただいま絶賛制作中ですので、放送まで楽しみにしていてください。
ノゴーン・ベキ:役所広司
テントのリーダー
憂助の父・乃木卓
<コメント>
福澤監督がエンタメ界に一石を投じるような素晴らしい企画だと思うので、良い結果が出せるよう一生懸命やらせていただきます。壮大な物語で、キャストの皆さんも素晴らしい方ばかり。阿部さん、二階堂さん、松坂さんとは共演経験がありますが、堺さんとはドラマで初めてご一緒するのでとても楽しみです。皆さんからエネルギーをいただいて、これからの撮影をなんとか乗り切りたいです。ひとりひとりのキャラクターがミステリアスで、次はどうなるんだろう? と刺激的かつスケールが大きいドラマになると思います。どうぞよろしくお願いします。
ノコル:二宮和也
テントのナンバー2
<コメント>
今回このような登場は初めてなので、視聴者の皆さんに驚いてもらえたらうれしいです。初共演の堺さんは、常に周囲を気遣って、居心地のいい現場作りをしてくださっています。僕は前に出過ぎず、引き過ぎずのいい塩梅で、堺さんにその押し引きをドンとぶつけていきたいですね。視聴者の皆さんには、そうした芝居のメリハリも伝わればいいなと思います。そして僕は役所さんとのシーンが多いのですが、役所さんとはずっと一緒にお芝居がしたいと思っていましたので、今回ご一緒にできて本当にうれしいです。ようやく出会えた作品が「VIVANT」というのはなかなか濃いですけど(笑)。これほどのスケールの大きな連続ドラマは、あまり見たことがないので、僕自身も毎週見るのを楽しみにしています。またこの作品は見方を変えて何度も見てもらうと、点と点が線に繋がる瞬間が絶対にあるので、そういう楽しみ方もぜひしてみてほしいですね。
乃木卓:林遣都
憂助の父親
乃木明美:高梨臨
憂助の母親
新庄浩太郎:竜星涼
警視庁公安部・外事第4課
アリ:山中崇
テント・幹部
GFL社社長
山本巧:迫田孝也
テント・モニター
丸菱商事・エネルギー事業部1課課長
太田梨歩:飯沼愛
ブルーウォーカー
丸菱商事・財務部
水上了:古屋呂敏
丸菱商事・エネルギー事業部2課
河合幸二:渡辺邦斗
丸菱商事・業務監査部
原智彦:橋本さとし
丸菱商事・経理部長
長野利彦:小日向文世
丸菱商事・専務
チンギス:Barslkhagva Batbold(バルサラハガバ・バタボルド)
バルカ警察の警察官
アディエル:Tsaschikher Khatanzorig(ツァスチヘル・ハタンゾリグ)
ジャミーンの父親
ジャミーン:Nandin-Erdene Khongorzul(ナンディン-エルデネ・ホンゴルズラ)
バルカの少女
アル=ザイール:Erkhembayar Ganbold(エルヘムバヤル・ガンボルド)
アマン建設会社
ドラム:富栄ドラム
野崎の仲間
サム:Martin Starr(マーティン・スター)
CIA
イリア・サイハン:真凛
バルカの看護師・薫の同僚
三井鈴:水谷果穂
看護師
ドラムの声:林原めぐみ
西岡英子:檀れい
駐バルカ共和国・日本大使
ワニズ:河内大和
バルカ共和国・外務大臣
宇佐美哲也:市川猿弥
丸菱商事・エネルギー事業部部長
佐野雄太郎:坂東彌十郎
警視庁公安部部長
東条翔太:濱田岳
警視庁サイバー犯罪対策課
鈴木祥:内野謙太
警視庁公安部
乃木憂助:櫻井海音
18歳のときの憂助
乃木寛道:井上順
憂助の伯父
櫻井里美:キムラ緑子
別班・司令
高田明敏:市川笑三郎
別班
和田貢:平山祐介
別班
廣瀬瑞稀:珠城りょう
別班
熊谷一輝:西山潤
別班
ピヨ:吉原光夫
テント・幹部
シチ:井上肇
テント・メンバー
マタ:内村遥
テント・メンバー
バトラカ:林泰文
テント・幹部
ゴビ:馬場徹
べレール興産代表
あらすじ/予告映像
<第10話・最終回>
「私は、別班の任務としてここへ来ました」
乃木(堺雅人)が別班を裏切っていなかったことが判明。そして、撃たれた別班員たちは急所を外されていて、日本で生きていた。
事実を知って激昂するノコル(二宮和也)と、乃木の言葉に刀を抜くベキ(役所広司)。
過酷な運命を乗り越えた親子。40年の時を超えた宿命の物語の結末は——。
<第9話>
テントは、テロや犯罪行為を他から請け負うことで収益を得て、その金でバルカ国内の孤児たちを救っていたことが判明。そんな中、ベキ(役所広司)はノコル(二宮和也)に、ノコルが運営する会社で乃木(堺雅人)を働かせるようにと指示を出す。果たしてベキの真意は……。
ベキのもと、協力体制を敷くことになった“宿命の兄弟”! そして乃木が知ることとなる、父・ベキの過去と、テント誕生の秘密とは!?
<第8話>
乃木(堺雅人)たち別班はテントの会合に潜入し、ノコル(二宮和也)を捕らえる。しかし、乃木は次の瞬間、別班の仲間を次々と狙撃するという衝撃の行動に出た。別班、ひいては国を裏切ってまでも乃木が果たしたい“想い”。そして訪れる父・ベキ(役所広司)との40年越しの再会……。
別班を裏切った乃木、テントのリーダー・ベキ、幹部としてベキを支えてきたノコル、それぞれの想いが絡み合い、予測不能な物語が紡がれる。
<第7話>
ブルーウォーカー・太田(飯沼愛)の協力で、テントのサーバーからある重要な情報を得ることに成功した乃木(堺雅人)たち。そんな中、乃木、黒須(松坂桃李)をはじめとする6名の“別班”精鋭部隊が、司令・櫻井(キムラ緑子)の下に集結した。目的は、テントの最終標的である日本での犯行を未然に防ぐこと。そこで乃木は別班メンバーに、テントのリーダー・ベキ(役所広司)が自身の父であり、元公安の警察官だったと打ち明ける。
徐々にテントへと近付いていく乃木たち別班、そして、チンギス(Barslkhagva Batbold)と手を組み、乃木を徹底的にマークする野崎(阿部寛)たち公安。テントの真相を暴き、日本を守るのはどちらか——。
<第6話>
乃木(堺雅人)は、“テント”のリーダーであるノゴーン・ベキ(役所広司)が、幼い頃に生き別れた父だと確信し愕然とする。一方野崎(阿部寛)もまた、乃木家の家紋とテントの犯行現場に残されたマークの類似に気付き、乃木とテントの関係にたどり着いていた。“テント”の実体とは? いよいよその謎に迫っていく。
さらに、明かされるFの秘密、乃木の正体を追う野崎ら公安、そして、遂に行われるジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)の手術の行方は……怒涛の後半戦が幕を開ける!
<第5話>
乃木(堺雅人)の正体はなんと、国内外で民間人に紛れて諜報活動を行う特殊部隊“別班”だった! 同じく別班の黒須(松坂桃李)とともに、テロ組織“テント”のモニターである山本(迫田孝也)を排除した乃木は、次の目的のため、ある人物の元を訪れる。
一方、山本の死に違和感を抱いた野崎(阿部寛)は、自分たち公安以外に唯一山本の正体を知っていた乃木に疑惑の目を向ける。野崎が徹底的に乃木を調べる中、衝撃の過去が明らかになっていく。それぞれの運命を繋ぐ鍵は、壮絶なる“想い”……。
<第4話>
システムを改ざんして誤送金を仕組んだ人物が、財務の太田(飯沼愛)だと突き止めた乃木(堺雅人)たち。野崎(阿部寛)たち公安は、太田の自宅へ急行するのだが……。
ついに誤送金事件が完結! 事件の真相が明らかになったとき、誰も予想できない、衝撃の展開が待ち受ける!
<第3話>
日本大使・西岡(檀れい)の裏切りに気付いた乃木(堺雅人)たち。バルカ警察から逃れ日本へ脱出するには、バルカ人も決して足を踏み入れない“死の砂漠”を突破するしかなかった! 一か八か、死と隣り合わせの砂漠の横断が始まった。
しかし、薫(二階堂ふみ)を乗せたラクダから薫の姿が消えていた。そのことに気づかず、進んでいく一行。薫、そして乃木、野崎(阿部寛)の運命は?
そして、誤送金を引き起こした人物がついに正体を現す!
<第2話>
公安の刑事・野崎(阿部寛)の助けで現地警察の追跡から逃れ、無事日本大使館へとたどり着いた乃木(堺雅人)と薫(二階堂ふみ)。しかしいつまでも、止まっているわけにはいかない乃木は、130億円を取り返すべく動き出す。果たして、130億円の奪還なるか!?
また、野崎はザイール(Erkhembayar Ganbold)の残した「ヴィヴァン」という言葉に引っかかっていた。そして、明かされる「ヴィヴァン」の謎に驚愕する一同。「ヴィヴァン」をめぐる物語が遂に動き出す。
<第1話>
VIVANTとは一体…?
敵か味方か、味方か敵か——
遂に、冒険が始まる
原作・演出:福澤克雄のコメント
たまたまラジオから流れてきたある話が非常に興味深く、本作を企画しました。普段はモデルとなる映画やドラマを想定するのですが、本作「VIVANT」はどんなドラマにも当てはまらない、日本ではあまり見たことのないドラマになると思っています。正直怖さもありますが、自分自身も冒険をしている感覚でチャレンジしたいと思っています。誰が敵で誰が味方なのか、視聴者の予想を次々と裏切っていくエンターテイメントをお届けいたしますので、ぜひご覧いただければうれしいです。よろしくお願いします。
(清水一)