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「いちばんすきな花」キャスト・ビジュアル一覧 「silent」スタッフが再集結!

(C) フジテレビ

 2022年に社会現象を巻き起こしたドラマ「silent」の脚本・生方美久と、高野舞監督(※高は「はしごだか」)、プロデュースの村瀬健が再集結するフジテレビ系10月期木曜劇場「いちばんすきな花」(10月12日スタート、毎週木曜22時~22時54分※初回20分拡大)のキャスト、キャラクターを紹介します。

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どんなストーリー?

 物語の主人公は、潮ゆくえ(うしお・ゆくえ)、春木椿(はるき・つばき)、深雪夜々(みゆき・よよ)、佐藤紅葉(さとう・もみじ)の4人。年齢も育ってきた環境も異なる彼らが「唯一心を許せた異性の友達が、結婚を機に友達では無くなってしまった」、「結婚を考えていた彼女を、彼女の男友達に奪われた」、「友達になりたいだけなのに、異性というだけで勝手に恋愛と捉えられてしまう」、「友達の友達もみんな友達と思っていたが、気付けば本音を話せる相手はいなかった」と、それぞれの日常の中で友情や恋愛にまつわる人間関係に直面。そんな彼らがふとした出来事を機に巡り会い、1つの物語となっていく。主題歌は、藤井風書き下ろしの新曲「花」。

潮ゆくえ(演:多部未華子)

 新潟から上京し、学習塾の講師として働く34歳。他人や物事を一辺倒に見ないという意味で、ゆとりのある性格をしており、それによって周りに新鮮な意見を与える。一方で自身のことに関しては「こうしなきゃ」と思い込みがちな一面も。子どもの頃から勉強も運動も人間関係も全部がんばってきたが、「がんばると嫌われる」ということも知っている。女友達にあまり本音を出すことができず居心地が悪い思いをしてきていた経験から、「子どもの頃から二人組をつくるのが苦手だった」という思いを抱えている。学生時代から何でも話せる男友達がおり、恋愛関係に発展することもなく唯一がんばらなくていい関係でいられる相手だったが、ある日彼から「もう会えない」と言われ、突然友情関係は終わりを迎えてしまう。

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春木椿(演:松下洸平)

 出版社「白波出版」に勤める36歳。実家が花屋を営んでいることもあり、“ツバキは花屋にないから椿”という理由で椿と名付けられた。「花は好きだけど、花屋は嫌い」とのことから実家と距離を置いている。会社では上司や後輩に“いい人”だと思われているが、実際は“人が良いのも仕事ができるのも、めんどくさいことを避けてきた結果でしかない”という思いが。長年付き合っている恋人といよいよ結婚し、新居での新しい生活をスタートしようとしていたある日、恋人を彼女の男友達に奪われ「男女の間に友情なんて芽生えるはずがない」と思い知らされる。その後訪れたある出会いをきっかけに、自分が友達という存在に求めていたものに気付き始める。

深雪夜々(演:今田美桜)

 表参道の美容院「スネイル」で美容師として働く26歳。男性と友達になろうとしても相手には恋愛ととらえられ、女性にはねたまれてしまう経験をしてきたことで、「1対1で人と向き合うのが怖い」という思いを抱えるように。そんなことから周囲に合わせるために思っていないことを口にしたり取り繕ったりするようになり、勘違いされてしまうことも。人間に性別がなかったら、きっと自分の悩みの大半は解決する気がすると考えることもしばしば。

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佐藤紅葉(演:神尾楓珠)

 潮ゆくえの幼なじみで、現在は上京し、コンビニで働きながらイラストレーターになる夢を追う27歳。小学生の時には、当時高校生だったゆくえと家族ぐるみで遊んでいたが、ゆくえが大学進学を機に地元・新潟から離れてからは年賀状のやり取りをする程度の間柄に。周囲から“友達が多いやつ”と思われ、自分自身もそのキャラクターを演じている一方、本当は「昔から、一対一で向き合ってくれる人がいなかった」という思いを抱えている。本音で悩みを打ち明けられるような友達もおらず、表面的にしか人と関われない自分の薄っぺらさに気付きつつも、誰でも構わず“友達”と素知らぬ顔してやり過ごしてきた。

潮このみ(演:齋藤飛鳥)

 ゆくえの妹。地元・新潟から上京し、姉妹2人で一緒に暮らしている。子どもの頃からどこか落ち着きがあって常に冷静。周囲の人の言葉に流されがちな姉を見て「自分はこうはならない」と思うようになり、いつも楽な方や波風の立たない方を選択しながら過ごしてきた。もともと大人びていたことも相まって「愛想がない」「感情がない」と勘違いされることが多く、人間関係に苦手意識を持っている。一方で、他人の恋愛に興味がないわけではなく、冷静な目で観察するような一面も。

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楓(演:一ノ瀬颯)

 椿の弟。実家暮らしを続けながら、親が営む花屋「フラワーショップはるき」の手伝いをしている。周囲から“いい人”だと言われている兄の姿を見て、実際は会社でもプライベートでも都合の良い人に思われているのではと少し心配している。椿が婚約者と別れたことも気がかり。

望月希子(演:白鳥玉季)

 ゆくえが講師として働く塾「おのでら塾」に通う生徒。少し大人びた雰囲気を醸し出しているが、普段はゆくえのことを「ゆくえちゃん」と呼び、さらにはゆくえの悩みも聞いてあげたり、塾では友人同士のような関係でもある。

穂積朔也(演:黒川想矢)

 ゆくえや希子たちが住む街に引っ越してきたばかりの中学生。希子と同じ中学に転校した朔也は、「教室移動がない教科は、好きです」という少し変わった理由から国語や数学、英語が好きと話す。ある日偶然、希子が通っている「おのでら塾」に面談に行くことになる。

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白石峰子(演:田辺桃子)

 ゆくえにとって何でも話せる唯一の男友達・赤田鼓太郎の婚約者。普段から鼓太郎がゆくえと2人でよくカラオケに行くことは知っていたが、結婚が決まり式場探しをしていたある日、その存在が気になっていく。

相良大貴(演:泉澤祐希)

 夜々が務める美容院「スネイル」で働く美容師。夜々と同期で、夜々が職場で先輩美容師からいびられていることを日頃から心配している様子。

小岩井純恋(演:臼田あさ美)

 椿の婚約者。椿は高校時代の同級生で、卒業後しばらくしてから結婚式で再会したことをきっかけに交際。結婚も決まり幸せそうな2人だったが、椿はたびたび聞かされる純恋の“男友達”の存在が気になっていた。そして新居への引越しを迎えるが……。

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赤田鼓太郎(演:仲野太賀)

 ゆくえの男友達。高校時代に通っていた塾でゆくえと知り合い、性別を超えてお互いをわかりあうことのできる唯一無二の“友達”となる。価値観や常識、正義といった感覚がゆくえと一致し、共有できたので、度々2人で会ってはいたが、そこに恋愛感情はいっさい無く、互いに“友達”としての居心地の良さを感じていた。しかし、付き合っていた彼女・峰子と結婚することになったのを機に、ゆくえとの関係に変化が生じる。

(C)フジテレビ

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