今年で70歳!全盛期ジャッキー・チェンがやっぱり凄すぎた
提供:BS12
2024年4月7日に、生誕70周年を迎える伝説のカンフーアクションスター、ジャッキー・チェン。1979年の日本初登場から45年余り、今もなお現役バリバリである生きるレジェンドの代表作を、3月にBS12が無料特集放送(毎週土曜ひる3:30~)する。長きに渡って熱烈に支持される80年代ジャッキーの代表作はもちろん、“香港ビッグスリー(ゴールデントリオ)”共演作、ハリウッドで実現したライバルとの共演作など、ニクいラインナップが勢揃い。それぞれの作品の見どころとともに、時代や世代も超えた人気を誇るジャッキーの魅力や凄さを振り返ります!(くれい響)
人気ナンバーワン!ジャッキー映画の金字塔
まずは、ジャッキーファンによる人気投票においてNo.1に輝く(※)など、紛れもないジャッキー映画の金字塔である『プロジェクトA』(1983年)。イギリス統治下の香港を舞台に海軍隊隊長を演じた本作では、体を張ったジャッキーアクションの代名詞といえる高さ25mの時計台からの落下のほか、自転車チェイスや酒場での大乱闘、クライマックスの海賊島における1vs3バトルに至るまで、まさに全編クライマックス。(※映画『ダブル・ミッション』公式サイト企画)
当時、俳優デビュー10周年を迎え、主演のほかに監督・脚本・武術指導も務めるなど、全精力を注いだジャッキーが縦横無尽に動きまくる。さらに、いちど聴いたら忘れられないジャッキー自ら歌う主題歌に加え、中国戯劇学院時代からの盟友であるサモ・ハン・キンポー、ユン・ピョウとスタントマンしてではなく俳優としての競演が実現した特別な一作であり、これを観ずしてジャッキー映画は語れない。
息を呑むベストバトル満載の代表作!
その後、“香港ビッグスリー(ゴールデントリオ)”と称されたジャッキー、サモ・ハン、ユン・ピョウが現代のスペインで大暴れしたのが『スパルタンX』(1984年)。ジャッキー自身がベストファイティングシーンに選ぶ、アメリカンキックボクシングの元世界王者、ベニー“ザ・ジェット”ユキーデとのバトルのほか、空手チャンピオン、キース・ヴィタリvs.ユン・ピョウ戦など、息を呑むリアルヒッティングによるアクションが満載。
また、プロレスラー三沢光晴の入場曲としても知られるテーマ曲やボタン一つで変形するワゴン型のハイテク移動販売車「スパルタン号」のカースタント、その後『サンダーアーム/龍兄虎弟』(1986年)にも出演したミス・スペイン出身のジャッキーガールズ、ローラ・フォルネルによる妖しげな魅力にも改めて注目したいところだ。
香港ビッグスリーが日本ロケで大暴れ!
そして、日本武道館でもイベントを開催するほどの人気を誇った“香港ビッグスリー”が、大規模な日本ロケを敢行したのが、『香港発活劇エクスプレス 大福星』(1985年)。前作『五福星』(1983年)メンバーによる1億ドルのダイヤを巡る大騒動がコミカルに描かれるなか、刑事役のジャッキーは富士急ハイランドの観覧車を駆けあがり、お化け屋敷では(「Dr.スランプ」)アラレちゃんの着ぐるみで立ち回り、『プロジェクトA』で海賊の首領を演じたディック・ウェイ(なぜか学ラン姿)と再戦を繰り広げる。
また、浦安の道路を全面封鎖して撮影された大規模なカースタントや、後に香港からハリウッドに渡り、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022年)にも出演した“ボディビル界の百恵ちゃん”こと西脇美智子とシベール・フーのキャットファイトなど、バラエティ豊かな一本になっている。
ジェット・リーとの待望の初共演作!
さらに、1990年代後半、念願のハリウッド進出を果たしたジャッキーと、同じく同時代のカンフースターから『リーサル・ウエポン4』(1998年)でハリウッド進出を果たしたジェット・リーとの初共演が実現した、夢の“JJプロジェクト”『ドラゴン・キングダム』(2008年)。「西遊記」をモチーフにしたアドベンチャーアクションで、カンフーおたくの主人公の少年が訪れる質屋の老店主と、異世界で少年にカンフーを伝授する酔拳使いの二役を演じるジャッキー。“拳シリーズ”での指導される側から指導する側に回り、いぶし銀の魅力を発揮するなか、ジェットとの一騎打ちでは蟷螂拳に対する酔拳、鶴拳に対する虎拳などで、互角の攻防戦を繰り広げるなど、まさに瞬き厳禁である。また、白髪魔女を演じたリー・ビンビンやゴールデン・スパロウを演じたリウ・イーフェイの美女対決も見逃せない。
レジェンドが70歳に!現在のジャッキーは?
昨年、時代遅れのスタントマンを演じた『ライド・オン(英題) / Ride On』(原題:龍馬精神)の日本公開も待たれるジャッキー。ふたたび師匠を演じ、オリジナルで主人公を演じたラルフ・マッチオと共演する『ベスト・キッド』シリーズの新作や、やはり気になる『ラッシュアワー』第4弾など、一時の引退説を吹き飛ばすほど、精力的に活動中。ちなみに、今回放送される4作は、昨年『プロジェクトX-トラクション』(2023年)を最後に引退した、おなじみ石丸博也氏による日本語吹替版での放送。そのため、名シーンやエンドロールのNGシーンとともに“あの頃”が甦るのは必至だ。
さらにGWには「第2弾」が放送決定! 笑撃の日本初上陸作『ドランク・モンキー/酔拳』(1978年)をはじめ代表作の放送が予定されており、まだまだ続くジャッキーイヤー(成龍年)に乞うご期待。
BS12「ジャッキー・チェン特集」放送予定(毎週土曜ひる3:30~)【全国無料放送】
3月9日(土)映画『プロジェクトA』
3月16日(土)映画『スパルタンX』
3月23日(土)映画『香港発活劇エクスプレス 大福星』
3月30日(土)映画『ドラゴン・キングダム』
BS12「ジャッキー・チェン特集」オフィシャルサイトはこちら!<<
BS12 トゥエルビについて
三井物産(株)100%出資の24時間全国無料のBS放送局です。
スポーツ中継や大人の趣味教養など、上質なエンタテインメント番組を総合編成でお送りしています。
視聴方法は、BS+12ボタン、または3桁番号222チャンネルです。